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【部活漬けの元高校生】365日必死に勉強して東京大学に合格する話①

こんにちは、東大生のGAOです。

私は、受験勉強や自律ある生活を送るために「役立ちそうな工夫」を発信し続けておりますが、今回は、『なぜ私が東大へ』というテーマで、東大に合格できた真因を、探究したいと思います。

この研究は、シリーズとして実施したく考えておりますので
気になる方は、続きもご覧になってください!


自己紹介

まずは私がどのような人かを紹介したいと思います。
私は、受験で沢山失敗した人です。

高校受験で初めて「受験勉強」を経験。高校受験は第1志望には合格できませんでした。高校では部活動にのめり込んだ結果、初めての大学受験では「1校も合格できず」浪人しました。
そして、なんとか1年間必死こいて勉強した結果、第1志望の東京大学に合格することができました。

大学受験で、しかも浪人してようやく掴みたい成果を掴めましたが、それまでは一度も理想の結果を得られなかったのです。

そんな私でも第1志望に合格できたことは、何か皆さんに還元できる経験や工夫があるのではないか?

そんな思いのもと、真剣に研究してみようと思うようになりました。

汎用性のない部分も多々あるかと思います。個人の経験だからもちろん汎用性があるとは思っていません。ですが、少しでもお役に立てたらと思います。
最後までお付き合いくださりありがとうございます。それでは始めます。

得点の変化


上の画像は、現役時と浪人時の得点の変化になります。

センター試験では17%UP(701点→853点)
2次試験では16%UP(130点→200点)
総合得点では30%UP(195点→364点)

1年間でかなり得点がUPしていることが見えますね。
そしたら具体的に教科・試験別に見ていきましょう。

センター試験

合格時のセンター試験では、853点(得点率900点)を取ることができました。かなり高い得点率を取れたことは、合格に一定寄与していると考えてます。
ではなぜ高い得点率を取れたのでしょうか。
科目別に見ていきたいと思います。

全体得点率が94.78%に対して、どの科目も大差なく高い得点率が取れていることがわかります。
すなわち、「センター試験で高得点を取れたのは、全科目で高い得点が取れたから」になります。

次に昨対比で見ていきましょう。

上記はセンター試験の得点変化表になります。
上の図で見ると、以下の2つの群に分かれることがわかります。
【A群】昨対比で得点率が大幅に向上している科目(国語・数学・英語)
【B群】昨対比で得点率に変化はあまりないが、得点率の高さを維持できた科目(社会・理科基礎)

つまり、以下の2つのことを実現できたことで高得点を取れたと考えられます。
①「得点率が低かった科目で、点数が上がった(A群)」
②「得点率が元々高かった科目で、点数が維持できた(B群)」

次に2次試験を見ていきましょう

2次試験


2次試験では、全体得点率でなんとか60%近くを出せたことが良かったと捉えられます。(最低合格点の得点率は、57%。結構危なかったですね。)

内訳を見ていくと、全科目で高い点数を取れていないことがわかります。
もう少しわかりやすく分類すると以下のようになります。

【1群】60%以上の得点率で、高得点を取得できている科目(英語・日本史)
【2群】57%-60%と、最低限の得点率を取得できている科目(国語・世界史)
【3群】57%以下の得点率で、低得点しか取得できていない科目(数学)

こちらも昨対比で見ていきましょう。

得点の変化率でいくと
①大幅な上昇ができた科目(国語・日本史)
②あまり変化しなかった科目(英語・数学・世界史)
となります。

先ほどの【1群】〜【3群】と噛み合わせますと、以下のように分析できます。
「2次試験で60%の得点率を獲得できた理由は」
【A群】大幅な得点率向上で、総合得点率UPに大きく寄与した科目(国語・日本史)
【B群】得点率を維持し、総合得点率60%獲得に寄与した科目(英語・世界史)
【C群】得点率を上げられれず、得点率を大幅に下げた科目(数学)


つまり、何が良かった?悪かった?

以上より、東大に合格した要因を分析すると以下のようになります。
✔︎センター試験で高い得点率を取得できたから(94%)
 ✔︎【A群】得点率が低かった科目で、点数が上がったから
 ✔︎【B群】得点率が元々高かった科目で、点数が上がったから

✔︎2次試験で合格最低点以上の得点率を取得できたから(59%)
 ✔︎【日本史】大幅な得点UP × 高得点率
 ✔︎【英語】  得点率維持  × 高得点率
 ✔︎【国語】大幅な得点UP × MINIMUM得点率
 ✔︎【世界史】得点率維持  × MINIMUM得点率
 ✖️【数学】  得点率上がらず × 低得点率


以上が、成績の分析になります。
次回は、それぞれの科目でなぜ得点の変化が起きたのかを見ていきたいと思います。

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