そもそも食いしばりってなに?
「歯医者さんで食いしばりを指摘された」
「マウスピースをつけても、あまり変わらない」
「ボトックスも試してみたけど、また元に戻ってきちゃった」
そんな経験、ありませんか?
そして
「ボトックス試したら、なんか老けたような気がする・・」
(ボトックスの作用は3ヶ月くらいでなくなると言われています)
というお声もちらほら耳にします
(くいしばりは楽になったそうです)
私も実は、長年食いしばりに悩んできた一人です
そして今、その経験を活かしながら、
多くの方々の食いしばり改善のサポートをさせていただいています
今回は、その食いしばりについて、
私の様々な経験と
オタク気質を活かした探究を通じて見えてきた
「くいしばりの本質」についてお話ししたいと思います
見えにくい食いしばりの影響
歯の損傷や顎の痛み
気をつけて磨いているのにできてしまう虫歯
頭痛や肩こり
首の痛みや凝り
顔のゆがみや疲れ顔
エラの張りや顎のたるみ
年齢を感じさせる姿勢
集中力の低下
頭の重さ
などなど
ここでは断言できないけど
もしかしたら、記憶力の低下や体調にも関係あるかもしれません
(そのお話は、zoom会や有料noteでしています)
若い頃は、気合と馬力でやってきた
40代、50代、60代の皆さん
でも、今はそれだけでは続かないことを実感している
のではないでしょうか?
特に、管理職として、
あるいは起業家として活躍する年代の皆さんは、
↑のような状態が、
いろんな意味で
仕事のパフォーマンスや人生の質に影響することを
を実感されているのではないでしょうか?
食いしばりとは何か
食いしばりや歯ぎしりは、医学的には「ブラキシズム」と呼ばれています
これは、意識的・無意識的に起こる顎の筋肉の過緊張状態です
特徴的なのは
昼夜を問わず起こり得る
自覚症状がないことも多い
年齢とともに症状が変化する
ストレス反応の一つとして現れる
ということです
わかりやすくて、真摯な内容だなと思ったのは、こちら
>睡眠中に多少の歯ぎしりや食いしばりは誰にでもあります
>現時点では、睡眠時ブラキシズム(歯ぎしりやくいしばり)に対する治療は基本的に根治する方法ではなく、いずれも症状を弱めて悪い影響を軽減する対症治療となります。
つまり、「食いしばり」は病気ではなくて、
困った「癖」
とはいえこの『癖』、
みなさんが思っている以上に
私たちの人生に影響を与えています
一般的な治療は?
原因に進む前に、一般的な治療法について
マウスピースやボトックス注射など
酷いくいしばりを改善するための、
いくつかの方法があります
✅マウスピース
歯の保護には効果的
寝ている時に外してしまう人も
マウスピースごと強く食いしばって割ってしまう人も
かえって顎が痛くなったという人もいる
原因そのものには働きかけない
✅ボトックス注射
筋肉の緊張を和らげる
一時的な症状緩和が期待できる
ただし、効果は一時的
顔が老けて見えてショックだった!という話もきく
(ほおがダレちゃうんですね)
他に、神経を切断してくれるという韓国の
これらの治療を提案される場合、
それは状態がある程度進行していることの
サインかもしれません
本質的な問題を考える
食いしばりの本質的な問題はなんでしょう?
よく言われるのはストレス(過緊張)
便利な言葉ですね、『ストレス』(笑)
グッと我慢することがあれば誰でも食いしばるでしょう
そのストレス状態が固定化されてしまったのが
「食いしばり」
緊張が続いている状態です
では、あなたは何にストレスを感じてますか?
ストレスは、
『大きく2つに分けると解決策が見えやすくなります』
1つは、
自分の外側からくる外部要因
2つ目は
自分の内側にある内部要因
です
1つ目の外部要因は、
気温・気候・天気
苦手な場所
室内環境
仕事
自分ではコントロールできない家族の用事
苦手な人、嫌な人
経済状態
苦手なこと、嫌なこと
嫌ではないけど緊張すること
自分でコントロールできることも
できないこともありますよね?
2つ目の内部要因は、
病気
体に病気があると、体は緊張します
考え方も緊張しやすくなります怪我
体は、自分を固めて守ろうとします
それが続いていると、緊張はとれていきません感情の癖
どんな時にどんな感情になるかは、
人それぞれのクセがあります緊張
特に緊張しやすさや
抜けない緊張、無自覚に続く緊張体の使い方
体の使い方が自分の体を作っていきます
体を動かすときだけでなく、じっとしているとき、
食べるとき全てにクセがあります睡眠
睡眠は緊張と大きな関係があります
自分でコントロールできる部分でもあり、
できない部分でもあります考え方・捉え方
同じ出来事、状況があっても、
捉え方や考え方でストレスかどうかすら
変わってきます
この2つの要因は、
どちらもお互いに関係し合っていて、
内部要因だ!と思っていたことが、外部要因で
外部要因だと思っていたことが、内部要因だった
ということもあります
本当です(笑)
特に内部要因は、
『習慣』を作り出すと同時に『習慣』で作られていきます
でも、もちろんそれには、外部要因も関わってきますよね
特に自覚さえない当たり前になっている
自分の『癖』、『習慣』
何かを我慢している
何かを諦めている
どれもが、生活習慣、考え方・捉え方の習慣と深く関わっています
からだからのアプローチ
私は自分の経験から、
この癖や習慣は、
からだからのアプローチが安全で効果的だと感じています
体が変われば、自然と心も変わっていく
意識せずとも、良い変化が起こり始める
小さな変化が、予想以上の効果をもたらす
特に印象的なのは、
自分はもちろん、施術やセルフケアをした後のお客様が
周りの景色が綺麗に見える
光が差して周りが明るく感じる
一気に気が楽になった
今まで大変だと思っていたことが、そうでもないような
今まで見えなかった考えが浮かんだ
体と一緒に考え方や捉え方が変われば、
お互いに伴奏関係になって、良い方向に回転していきます
しかもそれを『自分で』やれるとしたら?
ということで、次回からは
「食いしばりの意外な原因」シリーズとして、
具体的な気づきのポイントや改善のヒントをお伝えしていきます
私たちの体は、実はとてもシンプルな原理で動いています
その本質を理解することで、自然と改善への道が開けてくるはずです
追伸: このブログは、特に以下のような方に読んでいただきたいと思っています:
健康が仕事や人生の質に直結すると感じている方
様々な方法を試してきたけれど、まだ答えが見つかっていない方
より本質的なアプローチを探している方
一緒に、本当の改善の道を探っていきましょう