デーツについて(栄養編)
こんにちは、スターティス編集部です。
本日はデーツが秘める栄養についてご紹介していきます。
『砂漠で遭難しても水とデーツがあれば生き延びていける』
そんな言葉があるほど、デーツは栄養豊富なスーパーフード。なかでも鉄分、カルシウム、カリウム、リン、ミネラル、食物繊維、ビタミンがとにかく豊富なのです。
例えば、鉄分はほうれん草と同等、カリウムはバナナの1.5倍あり、カルシウムはプルーンの2倍。 マグネシウムと食物繊維も豊富に含まれ、その含有量は果実の中でもトップクラス。葉酸も豊富に含まれているので、貧血になりやすい方や妊娠中の方にも非常におすすめです。
食物繊維はごぼうの1.3倍含まれており、その8割が不溶性食物繊維と言われています。不溶性食物繊維は、腸の中で水を含んで腸を刺激し、便通を整える働きがあります。
また、活性酸素を除去する働きを助けるミネラルの含有量はドライフルーツの中でもトップクラス。貧血予防や免疫力アップに頼もしい味方です。
ビタミンだけでもデーツにはビタミンA、ビタミンB1とビタミンB2、ビタミンE、パントテン酸(ビタミンB5)などを含みます。とくにパントテン酸は神経伝達と関りがあるといわれ、心の鎮静作用があるそう。
いかがでしょうか?
これだけ栄養価に優れていながらも、栄養面だけでなく甘くて美味しいのがデーツの素晴らしいところ。美味しいと継続できますものね。
唯一の欠点として耳にするのが、デーツはカロリーが高いと言われる点です。
ですが、本来カロリーはエネルギーで人体活動に必要なパワーです。さらにデーツは低GIであり、エネルギーの変換が即効性の高いものであることから、カロリー高い=太るに必ずしも直結しないのでご安心を。
次回は低GIついてのお話です。