【はがきサイズの物語】みんな祝日だったらいいのに テーマ:勤労感謝の日
齢五十過ぎの課長補佐、小鳥遊は尻をかきながら職場の扉の前で呆然と立ち尽くしていた。
「勤労に感謝して働くのと、勤労に感謝して休むのってどっちが正解なんだろうな。」
問われた私は、虚無感に覆われた瞳を小鳥遊に向けた。
「さあ。どっちもじゃないですか、この場合。」
もう一度、視線を目の前の扉に戻す。
『祝日のため本日は休業します。』
勤務日と間違えて出勤した私たちを笑うように、冷たい風がひゅるりと吹いた。
Fin
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こんばんは、高木梢です。
勤労感謝の日ですね!ちなみに、私は今日は出勤でした!
祝日に働いた皆様に、乾杯!そうでない方も、乾杯!
お疲れ様でしたーーーー!!!カンカンカンシャンシャンシャン!
明日もいい日を過ごせますように!
(なんかタイトルがずっと真夜中でいいのに。みたいになっちゃいましたが、全く関係がありませぬ。)
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