極寒・爆風の車山で富士山を拝む / 長野県茅野市・諏訪市
先日、よく晴れた日に車山に行ってきました。
霧ヶ峰最高峰の車山。標高は1925mで、茅野市と諏訪市の境目に位置する山です。
前回の冬の車山の様子はこちら。
ところで、今年は雪が少ないのでしょうか?
北アルプスらへんはモリモリに降っているのかもしれませんが、この辺りは一体いつからまとまった雪が降っていないのかな。
家から見える浅間山はかろうじてうっすら白くなっているけれど、ほぼ裸で、砂糖少なめのガトーショコラといった感じです。
夫が毎シーズン行っているスキー場も、先日やっとフルオープンしたばかりで、ゲレンデの雪はカチカチ、森の中は溶けてしまっていたようで。
だからきっと車山も少ないだろうなーとは思っていたけれど、これは…。予想以上に少ないやないかい。ネットで「暖房つけたの誰」と、霧ヶ峰の写真をアップしていた方がいましたが(エアコンの霧ヶ峰と掛けて)、うまいこと言うてたな、と感心。
2019年に初めて冬の車山に行ったときは、まったく雪がなくてがっかりしたのですがそれに匹敵するくらい少なかったです。
ただ道には踏みしめられた雪が残り、ズボッと足がはまったであろう跡もありました。そこから推測するに、50cm以上は積もってそうな感じはしました。ただ陽が当たる斜面は溶けちゃったのでしょう。ずっと降ってないし。
雪はないとはいえ、気温は極寒。いつものことですが爆風で、サングラス越しにも隙間から風が吹き込み涙が出てきます。
でもこの日は本当に空気が澄んでいて、とっても綺麗に遠くの山々が見えました。
家からも北アルプスは見えますが、やっぱり上から見ると格別!かっこいい〜!もっと近くで見たい!
双眼鏡出す!
この日のハイライトは、富士山。
車で走っている時からその存在感は確認できていましたが、車山山頂から見る富士山はまたロケーションの良さも相まって最高でした。
その美しさがわかる写真がこちら。
望遠レンズを使って下から煽ると、ちょうど鳥居の中に富士山が見えました。なんだかとってもご利益ありそうですよね!これだけでここに来た甲斐があるってなもんです。
車山はスキー場のリフトがあるので、わざわざ登らなくても山頂まで来ることができます。山頂は、登山の格好をした人と、普通の洋服に身を包んだ人の両方が混在しています。とても観光地っぽい光景です。
わたしたちはリフトは使わず、雪道を登ってきました。いちおうスノーシューを持参していましたが、全然必要ありませんでした。雪は踏みしめられている上に、なだらかな傾斜なので、チェーンスパイクすらなくても歩けました。
でもそれは雪の状態によりけり。現地に行くときは天気を必ず確認し、しっかり装備を整えましょうね。