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サルシッチャは美味しい
シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。
今日も雨です。 夜から降り始めて夜中にかなり降りましたが、朝になっても止みません。 今日は夕方まで雨みたい。 大人しく篭ります。
昨日の朝美容院と肉屋がクローズした話を書きましたが、お昼前にチェックしたらお肉屋さんは営業! すぐに店内へ入り聞いてみましたよ、一体何があったのか。
兄妹で経営しているお肉屋さんのお兄さんの方)もしかして弟かもしれません、イタリア語は英語と同様、どちらが兄と弟の区別ないです)が体調を崩したので、すぐにお店を閉めて検査をしたとのことでした。 この兄妹、近くに住んでいてい親御さんや他の兄弟、従兄弟、などなどみんな同じ建物か近くに住んでいるので、何と全員検査をしたそうです。 結果、全員陰性。 ただ肉屋の彼はまだ調子が悪いらしく、単なる風邪かインフルエンザか・・・と言うことです。 大したことないらしいので、良かった。 今は女性とその親戚(関係がよくわからないのだけど)がお店に立っています。 結構大きい姪っ子や甥っ子も手伝うそうで、普通に営業するとのことで安心しました。 彼らに美容院のことを聞いたら、美容院の経営者の女性は陽性なんですって。 症状は大したことないけれど、自宅隔離ということでした。
やっぱりここは田舎ですよねぇ。 たばこ屋さんやお店の人に聞くと何でも判明します(笑)。
ということで、お肉を購入しました。 昨日はイタリアの生ソーセージ、サルシッチャです。 これは結構脂身があるので、滅多に買わないのですけど。
爪楊枝でブスブスと穴を開けて、容器に並べます。 横にオリーブオイル、塩、ディルをまぶしたジャガイモを加え、オーブンへ。 得意の放置作業です。 時々ジャガイモは上下を返しますがサルシッチャは触らず。
茹でた普段グサはレモンとオリーブオイルを、人参は茹でてからローリエとオリーブオイルで更に火を通します。
サルシッチャは焼きながらさらに時々爪楊枝でツンツンすると、脂が流れ出てカリッと焼き上がります。 私はこの感じが好きですが、これは好みの問題ですね。 脂をたっぷり含んだサルシッチャを好む人も多いですから。 脂は口の中に入れないともったいないと言う人達も沢山いて、まぁそう言う人達はみんな太っていますね(笑)。私は肉の脂身って得意ではないので、なるべく避けます。 「脂身が甘くて美味しい!」と言うのが理解できないのです。
前にも書きましたが、私は食品に「甘さ」を求めていないのでしょう。 肉も野菜も果物も、「甘〜い」が良いとされている日本ですが、私にとっては必要のないものなのです。 甘さではなくてその物自体の味が欲しい。 特に甘いリンゴとか大の苦手です。
肉の脂身の甘さは本当に判別できないと言うか・・・。 私の舌がおかしいのかもしれませんね。
ともかく肉屋は復活、魚屋は普通に営業中。 クリスマス前に美容院へ行きたかったけど、これはもしかしたら無理かもしれませんね。 まぁどうせ出掛けないから良いけど。