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「こだわり」という言葉にネガティブさを感じてしまうあなたに。

皆がポジティブに発言している「こだわり」という言葉にボクは違和感を抱いてしまう。それは、ボクにとって「こだわり」という言葉からはネガティブさを感じてしまうためである。

これは感情がそう働いてしまうため、それはどうしようもないことなのだ。
これをマイノリティ(感覚の少数派)と言うのだろう。

そしてボクが取り組み続けていることを人に話したりすると「こだわっている」と形容されることが多い。
ボク自身は、何もこだわっている訳ではなく、それをすることが必要なことであるために、それをしているのであって、それをする必要性が無ければそれをあえてすることはしないのである。
その「する」「しない」の判断基準は感覚で感じ、そして感情が伝えてくれていることであるため、自身の感覚の感受性を大切にしているだけのことである。

それをすることに意味があるのか、それとも意味がないのか。
意味があるからこそ、それを選んでいるだけのことである。
その意味の判断が大切な要素であるのだと思っているのだ。

なので当店の味づくりでは、すべて「意味がある」と感じられたものを取り入れることにしている。
その「意味」とは、風味として登場しているモノであるため、その「意味」は感じられるものであり、それによってポジティブな感情が生まれるという「意味」のあるものとなっている。

なので「こだわり」で判断するのではなく、風味として感覚で判断して貰えればそれでいいものなのだ。
だってすべての取り組みとは、風味となって、そのすべてが登場しているのだから。

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