焙煎士という仕事|伊藤孝浩

スペシャルティコーヒー専門店・香茶屋<kaori-chaya>の店主であり焙煎士。SCAJ主催の競技会/JCRC 2018にて日本3位になる。良質なローストを施すためコーヒーテイスティングを学び続ける。https://www.kaori-cha-ya-coffee.com/

焙煎士という仕事|伊藤孝浩

スペシャルティコーヒー専門店・香茶屋<kaori-chaya>の店主であり焙煎士。SCAJ主催の競技会/JCRC 2018にて日本3位になる。良質なローストを施すためコーヒーテイスティングを学び続ける。https://www.kaori-cha-ya-coffee.com/

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■どんなオンラインレッスンか テイスティングにて感覚の解像度を向上させ表現力を磨くオンラインレッスン。 ■活動方針や頻度 香り情報を分割することにより嗅覚の解像度を引き上げ、感覚を育成することを目的としたトレーニングRoomを展開しています。 感覚の解像度を引き上げるための取り組みは、日常的に日々の生活の中で取り組むことがとても大切なことなので、 取り組むポイントをそれぞれのRoomにて公開しています。 その取り組みにおいての疑問や質問に対しては、各Roomの掲示板にてその対応を補助しています。対応頻度は水曜日~土曜日は毎日です。 新たな取り組みに気づいた場合には、各Roomにて記事を随時更新しています。 ■どんな人に来てほしいか 嗅覚を磨きフレーバーコメントを的確にしたい人、 感受性を高め気づきを得たい人、美しさを今以上に感じ取れるようになりたい人、感性を磨き心に寄り添うモノを創作したい人、など。 ■どのように参加してほしいか 経験から感覚はとても緩やかに成長するので、諦めずに地道に一歩ずつ歩んでいって欲しいと考えています。目標を定め、その目標に向けて取り組んでもらいたいです。

  • フレーバーの景色を見れるようになるためのトレーニングRoom

    ¥2,400 / 月
  • カテゴライズが出来るようになるためのトレーニングRoom

    ¥2,400 / 月
  • マッピングが出来るようになるためのトレーニングRoom

    ¥2,400 / 月
  • 感性を育むためのトレーニングRoom

    ¥3,000 / 月

マガジン

  • コーヒーテイスティング

    コーヒーをテイスティングすることで分析力を高めるための取り組みを紹介しています。

  • フレーバーの景色を見れるようになるRoom専用マガジン

    メンバーシップ|フレーバーの景色を見れるようになるため記事をまとめたマガジンになっています。メンバーシップに加入することで、すべての記事が見れるようになります。

  • ローストに関係するもの。

    コーヒーのローストの記事をまとめています。

  • カテゴライズが出来るようになるためのRoom専用マガジン

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  • マッピングが出来るようになるためのRoom専用マガジン

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最近の記事

  • 固定された記事

テイスティングコメントを的確にするためには。

テイスティングコメントが的確に出来るようになるためには、正しいカテゴライズが出来るようになることで、見違えるほど的確なコメントが出来るようになることを経験から知っている。 多くの人たちが疑問を抱いている、テイスティングコメントの的確さを改善していくためには、ある法則に則ったカテゴライズが構築できるようになることで改善することになる。 正確には、正しいカテゴライズが出来るようになることからの「マッピング」が構築できるようになることが重要である。 マッピングとは、脳内に記憶され

    • お砂糖の酸味。

      「お砂糖に酸味があるの?」 ほとんどの人には、「お砂糖の酸味」は意味がわからないことだろうと思う。 しかし、「お砂糖の酸味」が感じられないことには、酸味の本質には辿り着けないことだと認識しているので、テイスティング初級者の「フレーバーの景色を見れるようになるRoom」にて記載しておこうと思った。 そして、砂糖の酸味を感じられていない状態では、コーヒーテイスティングは語れないと考えている。

      • 当店の専門性とは、美しい焙煎表現のために「美しさの状態を解明すること」から始まる味づくりだった。

        ボクの取り組み続けている専門性とは何か? という漠然とした疑問がふと頭によぎり、深く考えてしまった。 そしてたどり着いた答えは、美しさの状態を解明することなんだと気づき、自身でも深く納得をしたのだった。 基本的には、美しさを登場させるために焙煎による味づくりという取り組みに当たるのだけれど、それだけでは美しさの本質を表現することが成り立たないことを経験から感じていたため、美しさを表現するためにはどのようなことを取り組んでいかなければならないのかを考え、そしてその目標に向け

        • 核心を意識して真似すること。

          「真似をすることから始める」は、よく言われていることではある。 しかし、大切な点は「核心を真似すること」にある。 そのためには核心にまでたどり着かなければならない。 そこがとても重要なポイントである。 これは、理解している人が「何を見ているのか?」「何処を見ているのか?」という視点が大事であり、そこには「どのような感覚にて」という、感覚での捉え方が含まれているために、その理解はとても難しい。 なので、日本には古くから師弟関係という制度があるのは、長い月日を同じ空間で過ごすこ

        • 固定された記事

        テイスティングコメントを的確にするためには。

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        • 自己分析と自己評価、そして目標の設定。

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        メンバー特典記事

          お砂糖の酸味。

          「お砂糖に酸味があるの?」 ほとんどの人には、「お砂糖の酸味」は意味がわからないことだろうと思う。 しかし、「お砂糖の酸味」が感じられないことには、酸味の本質には辿り着けないことだと認識しているので、テイスティング初級者の「フレーバーの景色を見れるようになるRoom」にて記載しておこうと思った。 そして、砂糖の酸味を感じられていない状態では、コーヒーテイスティングは語れないと考えている。

          核心を意識して真似すること。

          「真似をすることから始める」は、よく言われていることではある。 しかし、大切な点は「核心を真似すること」にある。 そのためには核心にまでたどり着かなければならない。 そこがとても重要なポイントである。 これは、理解している人が「何を見ているのか?」「何処を見ているのか?」という視点が大事であり、そこには「どのような感覚にて」という、感覚での捉え方が含まれているために、その理解はとても難しい。 なので、日本には古くから師弟関係という制度があるのは、長い月日を同じ空間で過ごすこ

          核心を意識して真似すること。

          コーヒーの良質さは、透明感。

          スペシャルティコーヒーの良質さが問われる状態として挙げられる要素は、爽やかで明るい酸味とコーヒー感の透明感であると言ってもいい。 そこで透明感について解説をしたいと思う。 透明感とは、ご存じの通り透明さという状態を指している。 要は透けている状態である。 明るさを透かす状態を指しているが、良質さを問う場合では、光を透かし明るければ良いという訳ではない。

          コーヒーの良質さは、透明感。

          爽やかという状態。(質的な状態)

          スペシャルティコーヒーの定義にある「爽やかで明るい酸味」。 その意味は、「明るい酸味」があることが素晴らしいのではなく、「爽やかな」「明るい酸味」があるコーヒーが素晴らしいのだと述べています。 それを感覚において理解する必要性があり、理解できないと正しいマッピングが出来ないことを意味しています。

          爽やかという状態。(質的な状態)

          Bright(ブライト)とDry(ドライ)のちがい。

          ブライトな酸味とドライな酸味、この違いが理解できないことには、正しいマッピングが出来るようにはならない。

          Bright(ブライト)とDry(ドライ)のちがい。

          爽やかさという状態。(量的な状態)

          爽やかさの反対に位置する状態を、華やかさと言います。 爽やかと華やかの両者の関係性の状態を理解をすること。 この関係性の状態を理解しない限り、カテゴライズの構築は進みません。

          爽やかさという状態。(量的な状態)

        記事

          美術館と焙煎理論。

          ボクの取り組んでいるローストの味づくりでは、焙煎理論という考え方は今はもう無くなって、シンプルに感覚で味づくりをしている。 それは、結果的にそうなってしまったというものである。 まぁ、あえて理論として語って貰いたいと聞かれれば、ローストにおける熱量の与え方が、オーバーではダメ、ジャストか、もしくは若干だけアンダーを意図して狙って感覚で整えることだと述べるだろう。それを感覚にて整えるためにすることが、コーヒーローストにおける技術なのだと思っている。 そしてその感覚の使い方とは、

          焙煎技術は、味づくりのために調合の配分を決める技術。

          コーヒー業界では「クリーンカップ」という表現がある。 その表現は、コーヒー生豆のポテンシャルを推し量り秀でている場合に「クリーンだね」と表現をする言葉であるのだが、焙煎士でもあるボクはそのクリーンカップの領域に「ローストのクリーンさ」を介入させることで、圧倒的な「クリーン」を表現したいと考えている。 なので、最上級のクリーンカップとは、生豆のポテンシャル+ローストが導き出す「クリーンカップ」なのだと考えてローストにおける味づくりをしている。 そして、この一週間ほど前に試した

          焙煎技術は、味づくりのために調合の配分を決める技術。

          エレガントな花の香り。

          今週の月曜日のことだった。 定休日なのだが、焼き菓子の仕込みのためにお店に足を運んでいた。 帰りは陽が落ちてからになってしまっていて、あいにくの空模様で小雨がパラついていた。 少し蒸し暑い日だったこともあり、車の窓を少し開けて帰ることに。 すると、湿り気を多く含んでいたこともあり、外気に花の匂いが混じっていた。 とてもエレガントで、この香りの量だと一斉に咲き始める花であることを瞬時に認識をしたのだが、この花の名前がすぐには浮かんでこなかった。 それというのも、この10月とい

          エレガントな花の香り。

          岩合光昭さんの「Pantanal」という個展に足を運んで思ったこと。

          岩合さんの写真を見ていて思ったことは、美しい「光」を捉える位置で待ち構えていて、動物の動きという「その瞬間を待っている」のだろうと思ったのだ。 文面だけを読むと、「そんなこと誰でも出来るよ!」と思うかもしれない。 けれど、この美しい「光」を捉えれる能力は、とても稀な能力であり、ボクもこれまで生きてきた人生の中で、それを感覚で感じ取れている人は一人だけである。 一人だけとは言ったが、ボク自身の感覚の感度が向上してきたのも、ここ4〜5年といったところなので、それまでに複数人と

          岩合光昭さんの「Pantanal」という個展に足を運んで思ったこと。

          コーヒーの良質さは、透明感。

          スペシャルティコーヒーの良質さが問われる状態として挙げられる要素は、爽やかで明るい酸味とコーヒー感の透明感であると言ってもいい。 そこで透明感について解説をしたいと思う。 透明感とは、ご存じの通り透明さという状態を指している。 要は透けている状態である。 明るさを透かす状態を指しているが、良質さを問う場合では、光を透かし明るければ良いという訳ではない。

          コーヒーの良質さは、透明感。

          爽やかという状態。(質的な状態)

          スペシャルティコーヒーの定義にある「爽やかで明るい酸味」。 その意味は、「明るい酸味」があることが素晴らしいのではなく、「爽やかな」「明るい酸味」があるコーヒーが素晴らしいのだと述べています。 それを感覚において理解する必要性があり、理解できないと正しいマッピングが出来ないことを意味しています。

          爽やかという状態。(質的な状態)

          Bright(ブライト)とDry(ドライ)のちがい。

          ブライトな酸味とドライな酸味、この違いが理解できないことには、正しいマッピングが出来るようにはならない。

          Bright(ブライト)とDry(ドライ)のちがい。

          季節の移り変わりによる大気の熱量の変化を経験から鑑みてローストの設定を整える。

          コーヒー焙煎の難しさは、季節の移り変わりにおける大気の熱量の変化だと思っている。 地球の地軸の傾きと公転のために起こる季節の移り変わりは、夏から冬へと気温は下がり、冬から夏へと気温が上昇してゆく。 その気温の変化は、そのまま大気の熱量の変化であるとボクは思っている。 そのため、焙煎の設定は季節が移り変わることで勝手に変化をしてゆく。 だから、焙煎の設定は年中一定で行うことは不可能なことである。 ボクが思うコーヒー焙煎の考え方としては、気温で判断するのではなく、大気の熱量の

          季節の移り変わりによる大気の熱量の変化を経験から鑑みてローストの設定を整える。

          爽やかさという状態。(量的な状態)

          爽やかさの反対に位置する状態を、華やかさと言います。 爽やかと華やかの両者の関係性の状態を理解をすること。 この関係性の状態を理解しない限り、カテゴライズの構築は進みません。

          爽やかさという状態。(量的な状態)

          粘度というボリューム。

          小さな幸せの見つけ方。

          結論から述べてしまえば、感受性を豊かにすることで、今まで感じられていなかったことに気づけるようになるため、日々の日常生活の中に存在している、今まで感じ取れていなかった「小さな幸せ」を見つけられるようになる。 それは感覚で感じることなので、目で見て気づくことでもあり、音による気づきでもあり、漂ってくる香りの気づきでもあるが、それぞれの感覚において、いろんな小さな気づきという発見が、小さな幸せなのだと思っている。 ボクが取り組んできた学びとは、嗅覚の解像度を上げる取り組みだっ

          小さな幸せの見つけ方。

          COE評価項目マウスフィールに、ボディ感が含まれる理由。

          COE評価項目(*スペシャルティコーヒーの品質を評価するためのCOE基準の評価)の中の、マウスフィールという評価項目では、液体の質感を評価する項目であるのですが、その項目の中でボディ感も同時にチェックしている。 その理由は、液体の質感という「品質」を見る目線は「量的」であってはならないため、「液体の質感」という質を評価する質的な目線と、ボディ感の「量感」を示す量的な目線とを区別をするためであり、「ボディはこれくらいの量感であるけれど、液体の質感はこのようなクオリティがありま

          COE評価項目マウスフィールに、ボディ感が含まれる理由。