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🌱不登校児「期待して待つ」は正解か

子供に対して、中でも不登校児に対して
「親は期待しないで待つ」
という言葉を聞くことがあります。

意図としては、
「我が子とはいえ他人であり、親といえども変えられない」
ということが基本の考え方なのだと思います。

自分は他人を変えることはできません。
結果として自分が相手に影響を与えることはあっても
それを受けて変わろうとし、
変えたのは自分ではなくその相手です。

親は自分の願望を通して子供を見るのではなく
子供の成長をそのまま受け止める。

これ自体は間違いないことだと思います。

ただなんとなく…
「期待しないで」というのも
ちょっと難しいし
寂しいような気もしてしまいます💦

だって我が子ですもん、宝物。
親バカだと言われても、ウチの子最高✨
「いい子だなぁ~」って思いますもんね(笑)

自分の子供に
「こんな大人になって欲しいなぁ」とか
「こんな幸せをつかんで欲しいなぁ」とか
思うこと自体は悪いことじゃないと私は思うのです。

じゃぁ何が良くないか。

やってはいけないこととは
親の期待を子供に押し付けること
ではないでしょうか。

たくさんの芽を潰さない


注意すべきは「期待しないこと」というより
期待はしてもいいけど、それが叶わなかったからって
子供のせいにしないこと。
子供が悪いと腹を立てないこと。

だってね?
「期待」というのは、
自分が勝手にしていることなんです。

子供が親に「期待してください」と
言ってきたわけではないんですよね。

親が勝手に思っている“理想”の姿は
子供が“理想”とはかけ離れているかもしれない。

であれば、
子供がそれに向かって努力するとは限りませんよね?

「期待して待つ」のであれば、
それはあくまで自分の期待であるということを
忘れないようにしなければならないのではないでしょうか。

それは不登校児であれ、学校に行っている子であれ、
きっと親子の関係として必要なことだと思います。

どんな花が咲くのかな(ワクワク)


子が不登校であれば、
「そろそろ登校できるかなー?」というような期待を
してしまうことがありますよね?

しかしそもそも、
子供は学校を休んで回復させるようとしているのであり
「学校にもう1度戻ろう!」と思って生活してはいません。
なにより自分の傷を癒す時間なのですから。

学校に戻って欲しいと思うのは
初期段階の親の一方的な期待なのです。

学校に戻る戻らないという目の前のことではなく、
子供がどんな成長をするのかという「少し先の世界」を
親がワクワクして待つ
ことができれば、
こんな最高なことはないのではないかと思います。

自分の「期待」は自由にすればいい。
ただそれを子供に押し付けず、
また目の前よりもっと先の世界を楽しみに。

これがより良い「期待して待つ」に繋がるのではないかと
私は思っています。

必要な方に届きますように✨

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