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🌱直線的に 回復しないよ 不登校

いろんなサイトを調べていると
「不登校の段階」
という言葉、よく目にしませんか!?

いろいろと段階分けされたものがあって、
4段階もあれば、6段階もありますね。

ただ、この段階というのは
「回復」の捉え方によっても変わってくるし
視点によっても全然変わってくるんですよね!

「子供の行動に対して」なのか
「生きる力に対して」なのか
はたまた「親の対応について」なのか…
切り口はさまざま。


「不登校」と言っても、子供も親も徐々に変わっていくのです


以前からお伝えしていますが、私は

不登校の回復は再登校だけではない

と考えています。

もちろん再登校できれば親としても嬉しい。

友達と楽しい学校生活を送れるなら…
勉強もクラブも充実できるなら…
と願ってしまうのは
親としては自然なことだろうと思います。

でも、子供にとって幸せな再登校でなければ
意味はない
と私は思っています。

ですので、ゴールを「再登校」と捉えた指標には
あまり合意できないのですよね。
(それを求める方が多いのは事実です)


不登校からの回復は、何も元の場所に戻ることではありません


そんな中
比較的私の感覚に近かったものがありました。
7段階ですが切り方の問題なので
数はともかくとして。

どこの感覚が近かったかと言うと
最後が「完全登校」か「社会復帰」となっている点


この「社会復帰」という言葉の解説として
「社会と関りを持ちながら生活できる」
とあります。

生きる力を失ってしまった子供たちが
少しずつ傷を癒しながら
自分で生きていけるまでに成長することだと
私は捉えました。

目に見える形にした時、
もしかしたら学校に戻るのかもしれないし、
別の社会で居場所を見つけるのかもしれない。

回復した先に向かう場所が
学校かもしれないし、違う場所かもしれない。


「戻る」
ことが回復なのではなく
親子ともども経験を積んで
今までとは違う自分になっているんですよね。

この考え方には私も大賛成です( ´ ▽ ` )ノ

だってそもそも
学校生活に違和感を持ち、我慢を重ねた挙句
学校に行かないことを選択しているんです。

違和感を持った場所の周辺環境が変わって
無理なく戻れるならそれはOKですが、
そうではないなら
無理に戻る必要がありますか?

そこでまた同じ我慢を続けるならば
自分に合う別の場所を探すことも
とても価値あることじゃないかなと
私は思います✨


違和感がある場所に無理に戻って、いいことある??


ただ、くれぐれも注意して欲しいのは
これらの段階の移行は
決して直線的ではありません!

まっすぐ順調に進んでいくことなんて
まぁ絶対にありえない!!


移行していく日々は
上下左右、前後にギザギザと揺れ動きます。
毎日の状況を細やかに点で取ると
心電図よりもギザギザですよ!

その振れ幅も子供によって、日によっても
大きく異なってくるのです。

直線的な書き方のように思えるかもしれませんが
これはあくまで誇張した近似ですよ!

だから
日々揺れ動いていても悲しむ必要はないし、
後退していると嘆かなくていい😊

少しずつ、揺れ動きながら
変化していくものだと認識し、
決して振り回されないこと!!

…大変ですけどね、気持ちを維持するのは💦
でも大事なことなのでもう1度言います。

不登校からの経過は揺れ動いて当たり前!


親御さんが過剰に振り回されないよう願います。


必要な方に届きますように✨

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