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🌱学校に行けない子に対する「心配」の変化
子を心配する気持ち
子が元気に学校に通っているとしても、
我が子の将来は気になるし、心配もしますよね。
それはもう当たり前、親ですから。
我が子はしっかり学んで成長するかしら?
我が子が自分の力で生活していけるかしら?
我が子も家庭を持って幸せに暮らせるかしら?
これらはいたって自然な親の気持ちです。
それが学校に行けない子となれば、
親としてはなおさら心配になります。
もちろん私もそのひとり。
今も多少?心配はあります。
ただ自分の経験として、
当初の「心配」の種類から変わってきた感があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1727867311-or3cdwSyYzA1pVnbgj97GNil.png)
「今日明日の心配」を手離すまで
子が学校に行けなくなった初期段階は
ひたすら目先の状況に大混乱していました。
どうしたらいいのだろうかと毎日毎時間考え、
今日明日のことで精一杯でした。
きっと子供の不登校を経験された親御さんは
大多数がそうだったのではないでしょうか。
「昨日は行けなかったね、今日は!?」
「今日も行けなかったよ、明日は!?」
私も最初はその繰り返しでした。
子供の状態に毎日振り回されて
それだけでぐったりしてしまうのですよね。
しかしそんな日々が続くと、
徐々に心境が変化してきました。
学校よりも子の命の方が大事なんだから!
という考えにシフトチェンジした頃
私は今日明日の心配を手離すことにしました。
長い人生、
1日2日どうこうしたって大したことない。
長期休暇があってもいいじゃない、と。
疲れ切って傷ついた我が子の姿に、
学校に行かせている場合ではないという
考えに変わってきたのです。
…しかしそこには
「きっとどこかで盛り返すに違いない」
なんていう気持ちがあったのだと
後で気づくことになります…
![](https://assets.st-note.com/img/1727867093-kS28LbrxEYf6togzVwdX1DT4.png)
子供が少しずつ回復傾向になった頃、
親はまた変にソワソワし始めます。
「そろそろ学校行けるのかしら?」
なんて、ついつい思ってしてしまうんですよね。
長く休んだから、元気も溜まってるんじゃない?
家で元気に遊んでるんだから、もう大丈夫じゃない?
でもそれって実は、
子を心配しているのは事実ではありますが
それよりも「親の期待」が勝っているのですよね。
つまり…
これだけじっくり見守ってきたんだから、
そろそろ回復してもいいんじゃない?
っていうような。
子供に回復の兆しが見えてきた頃、
私自身を振り返ってみても
親として疲れも溜まっていたのでしょう。
不安や心配を子にぶつけずに
心の中にじっと留めていた自分のことを
そろそろ労わりたくなってきていたように思います。
そんな最中に
家でゲームに熱中していたり、
動画見てけらけら笑っている子供を見ていたら
「私のこの気持ちをどこにもっていけと!?」
という感情が湧くのも致し方なしなのかも。
と同時に、もう無くなったと思っていた
「学校に戻って欲しい」
という感情が、実は奥底に眠っていたことに
改めて気付いたのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1727867110-PibrF7MHuIKs3mSwUXpz6T0C.png)
自分の深層心理に向き合って、
再度自問自答しました。
私は子供にどうなって欲しいと思っているのか。
究極の答えは1つでした。
自分の人生を自分らしく楽しんで欲しい
それに行きついてからは本当の意味で
子供のことを見られるようになったように思います。
もちろん、冒頭にも書きましたが
「心配」がゼロになったわけではありません。
楽しんで欲しいと願っているがゆえに、
「今日は○○君と話せなかった」と聞けば
寂しい気持ちになっているのでは?と思うし(次男)
「友達をなかなか作れない」と聞けば
できることがないためにそりゃ心は痛みます(長男)。
しかし、彼らが私に何かぶつけてきたり
相談してきたりした場合に
私の考えを話すことはありますが
基本的には彼らが自分で切り開いていくと
信じて待つ姿勢になることができました。
![](https://assets.st-note.com/img/1727868276-IaAChOeqidz250RsEoLkUvlY.png)
すでに何度も書いていますが
親と子は別人格
子は子の人生を生きますし
親は親の人生を生きなければなりません。
子に依存したり
自分の期待を背負わせたりするのは
親のエゴなのですよね。
「心配」するなとは言いません。
「心配」はしてもいいのですし
したらいいんです、親ですし😊
ただ、それを子に背負わせない。
きっとそれが
親にとっても子にとっても
少しでも早く心が救われるための
1つの方法ではないかなと思います。
必要な方に届きますように✨
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