🌱子供は今すぐ変わりたいのかな
薬よりも大切なもの
長男、次男が風邪を引いていて
改めて思ったことなのですが
高熱が出たら病院に行く。
風邪を引いたら風邪薬を飲む。
ケガして痛む時も鎮痛剤を飲む。
いろんな手段で治そうとします。
だってしんどい、痛い、苦しいは嫌ですもんね。
元気を取り戻そうとする時、
お医者さんの診察や処方箋よりもっと大切なことがあります。
お気付きでしょうか。
いくら薬をもらっても飲まなければ意味はないし
例えば診察後も暴飲暴食したり睡眠不足だったりすれば
治るものも治らず、むしろ悪化しますよね。
診察や薬よりも大切なものとは
「変わろうという意志」だと思います。
本人にその気持ちがないとどうしようもない。
事態が好転することはありません。
お医者さんや薬は
「元気になりたい」という本人の気持ちを後押しするもの、
応援するもの、支えるものです。
本人がそう願って行動しなければ効果は半減、
いや出ないかもしれません。
変わりたい、元気になりたいと本人が思うことが
第一に大切なことなのだと思います。
子供の今の気持ち
不登校になってしまった子供たちは
子供によりいろいろなパターンはありますが
心に傷を負っています。
これって、体か心かの違いはあれど
辛く苦しく痛い状態であることはどちらも同じ。
親や先生など周囲の大人たちは
なんとか元通りにしようと躍起になるでしょう。
元気を取り戻して欲しい一心で
一緒に登校してみたり、カウンセラーを訪れたり、
きっと様々なことを試しますよね。
我が家もそうでした。
でもしばらく経つとわかってくるんです。
一番大事なものは
「元通りにしたい」という親の気持ちではなく
本人が今すぐ元に戻りたいと思っているのか
本当はこれが大切なのですよね。
子供たちからすると、学校を行かなくなったことで
辛いことからやっと解放されたのかもしれない。
いずれは学校に戻れたらいいなぁと
思っているかもしれませんが
少なくとも今すぐ戻りたいわけではないと思います。
もしそうであれば不登校という状態には
陥らなかったのではないでしょうか。
良い病院、良い薬をできるだけ早く子供に渡したい。
その気持ちは痛いほどわかります。
ただその前に少しだけ考えて欲しいのです。
子供たち本人が、今すぐ変えたいという意志を持っていますか?
以前私は「自他分離」について書きました。
まさにその話にもリンクします。
子供たちは自分の考えていることや気持ちを
うまく表現できないことがあります。
大人は、想像しながら行動するしかないこともあります。
でも、想像はついつい自分に向かって傾きがちだと私は思います。
子供たちの心の状態をしっかりと汲み取れるように
そっと寄り添う時間をまずはもってみませんか?
必要な方に届きますように✨
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