「向き合うことの大切さ」ブランドリニューアル/タグライン・ステートメント篇
こんにちは、kaonavi404編集部です。
この記事をご覧いただき、ありがとうございます。
これまで、ブランドリニューアル連載と称して、パーパスやロゴについてその背景や裏側についてご紹介してきました。今回はこれまでの内容をギュッと凝縮し、言語化したもの、タグラインやステートメント篇になります。
・パーパス篇
・ロゴ篇
・タグライン・ステートメント篇(←今ココ!)
・ブランドデッキ篇
・コーポレートサイト篇
そして、毎度の振り返りになります。サクッと読める2記事ですので、あわせて読んでいただけるとうれしいです!
●タグライン・ステートメント策定の背景
これまで、パーパスの背景をお伝えし、カオナビの根底にある考え方などを知っていただけたかと思っています。ただ、それでもやはり抽象度の高い概念に変わりありません。
この考え方をイメージしやすくするものとして、ロゴの成り立ちもご紹介しました。
とは言え、パーパスを策定し、ロゴを刷新して終わりではありません。
カオナビが今の社会に対して何を思い、未来に対してどのようなビジョンを持って進んでいくのかを、すべてのステークホルダーに対しさらに言語化し伝えていく必要がありました。それがタグラインやステートメント策定の背景です。
そのどちらもパーパスを軸にしたものにはなるのですが、カオナビではざっくりとこのように捉えています。
〈タグライン〉
パーパスの考え方をギュッと凝縮したもの。
短い言葉で興味喚起のフック的役割。
〈ステートメント〉
パーパスをより丁寧に具体的に説明する文章。
カオナビの意思表明・宣言としての役割も。
前振りが長くなりましたが、タグライン、そしてステートメントについてご説明します。
●タグラインに込められた想い
まずはタグラインです。
「Face you , Face next.」
「Face」はご存じのように「カオ」という意味もあるのですが、このタグラインでは動詞の「向き合う」の意味で用いています。カオナビですので、「カオ」にちなんだワードを含めたという経緯もあります。では、分解してご説明します。
〈Face you〉
相互理解はもちろんのこと、ひとの可能性を正しく理解することは大切です。ただ、人に何かを伝えたい、知ってもらいたいと思ったとき、まず自分自身のことを知ることがスタート地点ではないかと考えました。それが「Face you」。自分自身と向き合ってみようという意味合いです。そして、カオナビというサービスを通じて、他の誰かとも向き合ってみてほしいという意味も含んでいます。
〈Face next〉
ただ、「自分自身と向き合う」って、やや禅問答のようですし、なにより、向き合ってそこで終わりではありません。スタート地点に立つということは、その先にある未来へ進むということでもあります。そこで「Face next」。自分自身や他の誰かと向き合い、その先にある未来とも向き合ってみてほしい、イメージしてみてほしい。そんな想いを込めています。
そうして生まれたのが、このタグラインです。
同じ言葉を繰り返すことで少しリズムが出て、ちょっと口にしてみたくなりませんか?いや、言い過ぎでしょうか。このタグラインを書いた本人がこのnoteも書いているので、やや熱量高めになっています。
●ステートメントに込められた想い
冒頭からしっかりこちらの考えを受ける形となっています。
世の中には、性別や学歴、肩書きといった、ありとあらゆるラベルが存在します。ただ、ひとの可能性を正しく理解するためには、それらのラベルにこだわる必要も縛られる必要もありません。そういった想いを冒頭に込めています。やや強い物言いですが、それだけカオナビとしての意志の強さを表しました。
そして、次の部分。
前述のスタート地点の考えにも近いのですが、理想やビジョンを思い描く、または掲げるということは、それに向かって突き進むということです。
あらゆる個性を大切に尊重するカオナビでは、「誰もが社会で活躍できる未来」を思い描いています。その実現のためにはパーパスが密接に関わってきます。このブロックではそういったニュアンスを込めています。
最後に、タグラインを含めた締めの部分です。
言うは易く行うは難し。自分自身や他者に向き合うこと、そしてその先の未来に向き合うことは、簡単なことではありません。正解があるわけではないですし、進んだ道でよかったのかなと迷うこともあります。
ただ、働き方、そして生き方には、無数の選択肢、可能性があります。
そのような期待を込めつつ、英語のタグラインとそれを紐解く文章で締めました。
向き合うの、大事ですね!
●実は映像が一番わかりやすいのでは?
これまで長々とタグライン・ステートメントについて言語化してきたのですが、実はそれらをさらに映像化したものがあります。こちらを見ていただくのがいいですね。
●次回について
これまでのnoteでお伝えしてきたカオナビの考え方、その主にデザイン部分については「kaonavi Brand Deck(カオナビ ブランド デッキ)」にまとめられています。次回はこちらの紹介をします。
カオナビのデザインについて興味のある方はぜひ。
ということで、また、気軽にお越しください〜!
よろしくお願いいたします。
カオナビ コミュニケーションデザイン室
kaonavi404編集部