
アルベロベッロの景観と、ここだけのお土産♥︎
初対面なのにおうちに招いてカプチーノをご馳走してくれたおばあちゃんのことは、「世界で一番おいしいカプチーノをいれてあげる」と、おばあちゃんちに誘われて」で書きました。
そのおばあちゃんちのお店では屋上にもあがらせていただき、上からアルベロベッロを眺めることに。
眩しいくらいによく晴れた朝。その眺めは、おばあちゃんとの嬉しい出会いで心がほっこりしていたせいもあって、アルベロベッロという土地が持つ「観光地としてだけではない本来の魅力」を見せてくれたような気がしました。
アルベロベッロを象徴する、歴史ある石造りの建物「トゥルッリ」の屋根には、てっぺんに三角錐や円盤形などいろんな形をしたピナクルズ(pinnacles 尖塔)があります。
イタリア語ではpinnacoli(単数だとpinnacolo)。これは、屋根を葺いたTRULLAROとよばれる棟梁が残す石工の印なのだとか。見る人が見れば「誰が手がけたトゥルッロか」とか、わかるのかな?
そういえば、宿泊していたB&Bのアンナマリアさんと一緒に町を散策していたとき、「彼はトゥルッリを建設するマスター(棟梁)なのよ」と、すれちがった男性を紹介してくれたっけ。そんな人たちがこの素敵な街を守っているんだねぇ。
カプチーノをご馳走してくれたおばあちゃんのお店だけでなく、日本人のYokoさんがやっているお土産物屋さんの屋上にもあがらせてもらいました。
ホントに素朴で素敵な建物たちだな〜。ピナクルズもかわいいね。
ものすごい数の人を呼び寄せる魅力ある観光地ではあるのだけど、街を外から眺めるだけじゃなくて、そこに暮らす人たちの日々の生活にほんの一瞬でも溶け込ませてもらえること。それが旅を満喫する秘訣のような気がします。少なくとも私はそういう旅をしたいなと。
その土地のお土産は、遠慮せずいっぱい買って帰る主義
その土地でしか変えないお土産を買うのも大好きです(主に食料)。
そこはほら、正しい観光客らしく!
↑手前にちっちゃく写っている置物を買いました。ちゃんとプレゼピオになっています。本物のトゥルッリと同じ素材でできていて、とってもかわいい。いい買い物しました♥︎
この土地のショートパスタとワインもお買い上げ〜。
アルベロベッロを去る前に、ジェラートも食べました。言うまでもないけど、美味しかった♥︎
絶対また来るよっ!
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さてさて、お次はマテーラへ向かいます。