【全文公開】この本を手にしたあなたへ『おとなもこどもも知りたい 生成AIの教室』
AI時代の必修講座!
生成AIを楽しみながら学ぼう
おかげさまで無事、書店に並びはじめています!
急速に実用化が進む生成AIについての一冊。
『おとなもこどもも知りたい 生成AIの教室』(鈴木秀樹 監修)
の「はじめに」を全文無料公開です。
はじめに
この本を手にしたあなたへ
生成AIにあなたはどんなイメージをもっていますか?
便利? すごい? ウソつき? 信用ならない? 友だち? 先生? どれも当たりです。生成AIにはさまざまな顔があるのです。
たとえば、あなたが「英語を話せるようになりたいな!」と思ったとします。単語をおぼえ、文法を理解し、といったあたりのことは自分でもできるでしょうが、英語を話せるようになる上で欠かせないのが「会話の練習」です。
学校の授業でも、もちろん会話の練習はするでしょうが、となりの友だちと練習しても、相手も英語を上手に話せるわけではありませんから、あまりいい練習にはならないですよね。
先生と練習できればいいですが、大勢の子どもを相手にしているので、あなたひとりにずっとつきあってくれはしないでしょう。
そんなとき、生成AIはとても上手な英語であなたの英会話の練習につきあってくれます。あなたがまちがえても、おこったりしません。どれだけ練習相手を務めさせてもつかれないし、文句も言いません。
あるいは、あなたが学校で所属している委員会のポスターをかかねばならないとします。そうですね、飼育委員会にしましょうか。ポスターにはイラストが必要ですが、あなたはイラストをかくのが得意ではないとします。
そんなとき、生成AIに「男の子と女の子のイラストをかいてください。場所はウサギ小屋の前です。男の子はうさぎをだいています。女の子は男の子がだいているうさぎの頭をなでています。」と入力すれば、あっという間にこんなイラストをかいてくれます。
生成AIにはさまざまな顔があります。どんな顔があるのかを正しく理解することで、生成AIはあなたにとってなくてはならないパートナーになる可能性があります。
この本のページをめくっていった先で、生成AIがあなたを待っていますよ。
東京学芸大学附属小金井小学校教諭 鈴木秀樹
保護者の方へ
生成AIは、子どもたちの力をのばす可能性のあるツールです。ただし、そのためには子ども自身が生成AIについて正しい理解をもっていることが大切です。「自分はこれを追い求めたい」「自分はこれを解決する最善の方法を見つけたい」といった強い思いをもった子どもたちは、生成AIをパートナーとして、自分の学びをどんどん深めていくことができるでしょう。
本書は、子どもたちが生成AIについての正しい理解をもち、生成AIをパートナーとして、自分の学びを広げていくことができるようにと願ってつくられました。ぜひ親子で「生成AIとどうやってつきあっていこうか?」と考えながらお読みいただければと思います。
書誌情報
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