20210812:LUNCH「あさり の パスタ」
最初にお断りしておきます。私は、リモートオフィスで1人、テレワークコンサル及び、ウェビナーなどをしている60歳過ぎの コンサルタント爺ちゃんです。
この投稿は、事務所で「自炊メシ」をしている爺ちゃんが、つい手抜きをしてしまうことを防止するために、自炊メシの「投稿」をすれば、誰かが見るかもしれない・・・
という「プレッシャー」を自分に課すための投稿。若い人たちが、会ったこともない、一体 馬のどこの骨だかも? わからんような「ぢぢぃ」が何食べてるか?なんぞに興味があろうわけがない。
とはいえ、こうやって 誰が見ているか わからない場所に 食事やらコーヒーやらの写真を投稿するとなると、間違って、誰かが見るかもしれない可能性が まったくないわけでもない。
結果、手抜きをするにしても、あまり手抜きはできない。ということで、投稿しているものです。まぁ、料理するのがキライだったり、苦手だったりするわけじゃない。
コーヒーも、サクッと手抜きして・・・ではなく、けっこう「こだわったり」して飲む。とはいえ「1人だから、思いっきり手抜きしても良いか」となると、体調が悪くならんとも限らない。
なので「まぁ、誰が見ることもないだろうけれど、誰かが間違って見ることもあるかもしれないから、あんまり手抜きした食事にするまい」という他力本願的な「ぢぢぃ」本位の ぢぢぃの健康のための個人的な投稿です。
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そして、この投稿は、オンタイムではありません。ぢぃちゃん、それほどヒマじゃない。写真だけ撮っておいて、時間がある時にアップする「のんき作戦」での投稿です。
それと、レシピは書きません。こういうメニューのレシピなんて「Google先生」に聞いたり「You Tube」見たりしたら、い~っぱい載っていると思います。
お断りしておきますが、私の作り方は「ふるーい」んです。1980年ごろ、私が大学生時代、当時の「カフェ・バー」、今で言う「カフェ・レストラン」でバイトしていたころの作り方。
なので「流行にのっているもの」じゃないだろうと思います。逆に、今、私が作っているようなものが世の中で流行っているのなら、それは「流行のリバイバル」という話だ。
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私が40数年前に料理を学んだのは「アルバイト先」の「カフェ・バー」、今で言う「カフェ・レストラン」。そこのオーナーは ホテルの中のフランス料理店のオーナーでもあったのです。
そのオーナーが、流行りの「カフェ・バー(カフェ・レストラン)」を経営されていて、私はその「カフェ」の方でアルバイトをしていました。というか、そのオーナーのカフェのビルの3階が下宿先。
下宿先の大家さんが、このレストランとカフェのオーナーだったのです。最初は「ホール」のアルバイト+「朝 厨房のお湯を沸かしておく係」だったのですが、そのうち厨房に入って手伝うことになりました。
そのカフェの料理は、とても人気がありました。美味しかったんです。それもそのはず「スープ」や「ソース」は、ホテルで仕込んだものを持ってきたりしていたのです。美味しくない理由がありません。
そのうち、ホテルの厨房のスタッフが足りないからホテルの厨房に入ってくれ・・・みたいな話にもなったりしました。そこで色々と「美味しい思い」をイッパイしました。本当に良い思い出です。
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とはいえ、コツのようなものが無いのもなんですから・・・ ザックリと ポイントとなりそうなところだけ 書いておきます。
たぶん・・・ この投稿を「プロの洋食料理人の方」が読んだら、この「ぢぢぃ」が どれくらいの腕前なのか? きっと、わかると思います。
普段、料理なんてしないという人が「パッと作れる本格料理を」なんて気分で見ても、たぶん、なんの役にも立ちません。
逆に、普段、そこそこ料理をしている人が「もうちょっと 美味しいやつを作れないか?」と思っている人には、けっこう良いヒントが書いてあると思います。
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● スパゲッティーニ・ボンゴレ
いわゆる「アサリのパスタ」。ボンゴレですから・・・ カンタンに言えば「アサリの酒蒸し」で「パスタ」を食べるといったような感じです。これが不味いわけがないんだ。
シンプルなだけに、腕前が必要になってくる。キーワードは「オリーブオイルと茹で汁の乳化」・・・ この「ボンゴレ」を作る練習となるのが「ペペロンチーノ」というニンニクと鷹の爪だけで作るパスタ。
この「ペペロンチーノ」・・・ カンタンな様で、実はとっても奥が深い。火をつけていない常温のオリーブオイルにニンニクの荒いみじん切りを入れて、弱火にして火を入れる。
ニンニクが狐色になったところで茹で汁と 鷹の爪を放り込んで「乳化」させていく。「乳化」というぐらいだ。白っぽく牛乳のように濁った状態をニンニク油と茹で汁で作っていく。そこにパスタを入れて仕上げる。
これに「アサリの味」を混ぜ込むのが「スパゲッティーニ・ボンゴレ」だ。パスタ専門店の方が、この投稿を読んだら「素人料理じゃねぇか」と笑うかもしれないが・・・ 私は40数年前に習ったとおりに作っている。
パスタは1.4mm。通常は8分茹でるところを7分。残り1分は「茹で汁を少し多く入れたフライパン」で仕上げていく。まず、ガーリックオイルを作る。そこに7分の時点で、アサリと、多めの茹で汁と、パスタと、白ワインと、バターを投入。
1分。その多めの茹で汁が蒸発しながらパスタに染み込んで、ソースが「乳化する状態」を作る。このパスタの美味しさの秘密は「白ワイン」にある。私が40年前から使っているのは「マスター直伝」の「ベルモット」という部類のワイン。
「ノイリープラット・ドライ」ニンニクに火を入れているチビフライパンの上。緑色の瓶。こいつが「いい味」を出してくれる。安いワインではないが「これは、絶対に美味しいやつ」です。
ちなみに、アサリは「食品スーパーの売出し」の日に「アサリがお買い得」なら大人買いする。砂抜きをしておいて、真空パックして冷凍してしまう。こうしておくと 下手すると半年ぐらい持つ。
この冷凍したアサリは「解凍しないで、そのまま冷凍状態で使うのがコツ」だ。これも40年前の 大学生時代に カフェの厨房で習った通りのことを続けている。今の時代、なんか変わっているのかもしれないけれど・・・
ともかく、美味しく「アサリの洋風酒蒸しの味」がしっかりと染み込んだ「私にとっては、昔ながらの味」の「スパゲッティーニ・ボンゴレ」が出来上がった。いっぱい書いたけれど15分も あればできる。
パスタは、お昼時間が あまり取れない時に助けてくれる 避難料理のようなもの。私にとっては、そういう存在だ。
たぶん・・・ まるで料理ができない人の お役には立てないと思いますが、そこそこ 料理をする人には、けっこうな「ヒント」が詰まった投稿になっていると思っています。
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・・・ということで、美味しく頂きました。こういう情報をアップしようとすると、ちょっと自分が食べる飯に ひと手間かけようと思うようになる。きっと、これは良いことだ。こういう緊張がないと手抜きしてしまうからなぁ。
自分に対して「ひと手間かける緊張感を持つ」という意味で、これ系の投稿をしていきたいと思う。が・・・ ぢぢぃは、そんなにヒマじゃないのでオンタイムでの情報発信はしません。
写真を撮っておいて、時間がある時に「何年の何月、何日に、これ食った」という情報をご案内します。それでも、料理の写真を撮るわけだから、十分、自分に「ひと手間プラス」の緊張感を与えられる。
ということで、スパゲッティーニ・ボンゴレ編は、このあたりで・・・
また、写真を撮り貯めておいて「そのうち」まとめてアップしていきます。コンサルタントやってる 60歳過ぎの ぢぃちゃん、意外に忙しいんだ。