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本日クレディ・スイスがソフトバンクグループ(以下SBG)を提訴する準備をしているというニュースが出ました。 今回はこのニュースの経緯とそれが株価にどう影響するのか?をWSJの記事を元にできるだけ簡素にまとめています。 あくまで個人で調べた範囲ですが、「ふーん、そういうことだったのか」とか「だから株価はこんな感じで動いてるのかもな」とか思ってもらえると嬉しいです。 0.登場する企業 a)SBG :ソフトバンクグループ(9984) b)クレディスイス:スイ
昨日の日経平均は大幅に下落しました。ここ元の上昇幅一気に戻した形になります。ただ、1日の流れでいうと下がったところからはほぼ凪の状態であまり上下はしていないので、パニック相場になるところまでは影響が出ていないようです。 セクター別に動きを見てみると、空運と陸運とが上昇、他はディフェンシブセクターに資金が集まっています。そしてパフォーマンス下位は鉄鋼、機械、海運です。やはり中国の影響を受けやすいセクターは下落幅が大きくなっていました。 そして中国恒大集団の影響について考えて
昨日の日経はやはり持ち直しましね。ひとつ気になるとすれば不動産、証券、金属がパフォーマンス下位になっているので景気減速懸念の流れは意識されているという点でしょうか。ただし機械や田電気がパフォーマンス上位に来ているのをみると、半導体関連に限ってはそこまで悲観されていないというところだと思います。ただ、SOX指数をみてもわかるとおり、このままイケイケどんどんで上がっていくというよりはしばらく様子見しながらの上昇という見方ではないでしょうか。 そしてFOMC前になると、(昨晩でい
昨晩のNY市況はディフェンシブ銘柄 + 半導体が堅調でした。最近は米国株が冴えず、日本株が堅調というかなり珍しい現象が起きをしていました。背景としては大きくわけて ・選挙 ・今までの値動き(米国株は高値更新、日本株は横ばい) だと思います。一つ目の選挙についてですが、日本では選挙前はこういう動きがよくみられますよね。石破さんの不出馬を受けてさらに期待が高まったようです。二つ目の今までの値動きですが、1週間の値動きと半年の値動きを比較してみました。 1週間の値動き 半年
・ベージュブック サプライチェーン(供給網)の混乱や労働者不足を背景に、物価上昇ペースは引き続き「高止まり」していると指摘した。一部の企業からは「向こう数カ月に販売価格の大幅な引き上げ」を想定しているとの報告が寄せられたとあります。また、ECBもパンデミック緊急購入プログラムの購入ペースの減速を発表しています。一方で利上げはインフレ見通しが持続的に2%になるまでは見送り、資産購入プログラムは継続という内容になっています。 ・日経平均 昨日の日経はセクター別では電気ガスが
・30,000円の大台に乗った日経平均 売り?買い? ・高値警戒が出ている?米国相場 中身をみてみると情報や、サービスなどのグロース系の株と、パルプや金属、銀行などのバリュー系の株と両方上昇しています。昨日に引き続きディフェンシブ、バリュー系以外はパフォーマンスがあがっているという状況です。さらに個別銘柄をみてみましょう。 SBGや東京エレク、アドバンテスとなどの寄与度が大きく出ています。米国の株がそこまで冴えていないのにシクリカル系の株が強いのが今日の相場の特徴かなと思
今日も米国10年金利が上昇しています。8月は金融政策絡みのイベントがあったので改めて見返してみると8月頭を境に切り返しているように見えます。このまま上昇トレンドに乗るのでしょうか?市場の見方はどうなのでしょうか??株式の動きを見てみると金融関係も上昇していますが、ハイテク関連に勢いがあります。金利は将来上がりそうだけど、今すぐ株価にネガティブな影響はなさそうという受け止め方のような気がします。 そして私がいつも金利動向を探る際に、よく見るのがアップルの起債状況です。アッ
・選挙と日経平均 ・日経平均採用銘柄の入れ替え ・選挙と日経平均 今日は米国市場がお休みです。先物では日経先物がさらに上昇しています。今は何といっても選挙がらみの動きが多いですね。選挙前は期待で株が上がるというのはいつも通りですが、菅さん、石破さんの不出馬が続けて出たのも一気に思惑買いが進んだ要因ではないかと思います。セクターを見てみましょう。 上昇率トップは海運です。全体が押し上げられる局面での最近の海運の動きはすごいですね。続いて証券、機械、情報となっています。海運
・米国の動き ・政治ニュースを受けての後場の動き ・米雇用統計の反応からみる相場のポイント ・政治ニュースを受けての後場の動き 今日は菅首相の総裁選不出馬ニュースがでてから後場は強くなりました。もともと米国のマーケットを受けて強含んでいましたが、追い風を受けた形ですね。昨日はディフェンシブのグロースが弱くなりそうとお伝えしましたが、今日はシクリカル、バリュー色が強くなりました。日本株は全体が強くなるとバリュー色が強くなりますね。 ・米雇用統計の反応からみる相場のポイント
・米国金利の動きとNYダウ、ナスダックの動き ・ハンセンテック指数の上昇と中国の金融政策 ・原油とエネルギー株の逆相関の動き ・米国金利の動きとNYダウ、ナスダックの動き 今週は金利が動きましたが、また明日雇用統計がでるので6月と同じように動きが出るかもしれません。テーパリングと金利を上げる時期の切り分けを説明していましたが、一部懐疑的な見方もあるようです。ただ株式市場では金利の低下に伴い恩恵を受ける企業はしっかり伸びているので、そこまでネガティブに見られてはいないようで
・全体のトレンドはどうなるのか? ・今後セクター選別をどうすればよいか?? ・次みるべきイベントは??? ・全体のトレンドはどうなるのか? 今日は午後から相場が持ち直しましたね。日銀は入っていないですし、全体で大きなニュースはなかったので、様子見→買い戻しの動きが出たのではないかと思います。 特にここもと下げていた日経平均寄与度の大きなファーストリテイリングの戻りが大きく影響しているかと思います。先日お伝えした通り全体で上向きの動きにはなりづらいかと思いますので、ここから
・ジャクソンホール会合の内容 ・週明けの日本株の反応 ・今後の相場予測 ・ジャクソンホール会合の内容 まずジャクソンホール会合の内容についてですが、テーパリング(中央銀行による量的緩和の縮小)の時期については年内の開始が適切という内容でした。今回懸念されていた事項として、テーパリングの時期が早まるのではないか?という点でしたが、それが払拭されて株式は上昇しました。 次のマーケットの関心は、年内のなかでいつ、どんなペースで開始されるのか?ということになると思います。ここも
・米国相場の値動き要因 ・イベント前の日本株の調整 今日も凪の米国相場 米国の相場はほぼ動きがありませんでした。昨日上昇した銀行やエネルギーセクターがパフォーマンス下位に位置しています。今日のイベント通過まではちょっとしたポジション調整に終始しそうですね。昨日イベント前の動きは大体同じだから覚えたほうがいいというお話をしましたが、具体的にはどういうことを覚えておくとよいか?という質問を頂きました。今後の株価を占うような大きなイベントのときは、数日前までに大体の投資家はポジシ
今日の相場まとめ ・米国の様子見相場の中での物色動向 ・日本では動きなし(ポジションの調整程度) ・銀行株と金利の関係 ・米国の様子見相場の中での物色動向 昨日は金利が少し上がりましたね。その動きを受けて金融関連が上がりました。また原油の動きもあってエネルギーセクターがパフォーマンス上位に位置していました。長期でみると下落トレンドの中ですが、ここ1週間は上昇していたのでつられて動いたという形だと思います。 ・日本では動きなし(ポジションの調整程度) 日本はほぼ動きのない