9月9日（木）　ベージュブックとECBから今後のマーケット動向を考える

・ベージュブック

サプライチェーン（供給網）の混乱や労働者不足を背景に、物価上昇ペースは引き続き「高止まり」していると指摘した。一部の企業からは「向こう数カ月に販売価格の大幅な引き上げ」を想定しているとの報告が寄せられたとあります。また、ECBもパンデミック緊急購入プログラムの購入ペースの減速を発表しています。一方で利上げはインフレ見通しが持続的に2％になるまでは見送り、資産購入プログラムは継続という内容になっています。

米景気が夏季に鈍化、デルタ株流行で＝ベージュブック

ＥＣＢ、ＰＥＰＰの購入ペース減速−ユーロ圏経済の回復は堅固

・日経平均

昨日の日経はセクター別では電気ガスが上昇しました。1日前のマネーの逆回転になりましたね。米国で高値銘柄に売りが出ていたのと、年初来高値のところで利益確定売りがでたようです。

夜間の米国でも方向感定まらずといった内容なので、今日も日経は一進一退の動きになると思います。短期的にはディフェンシブ銘柄とシクリカル銘柄が日毎に綺麗に分かれているので短期でみている人はそうした点を注意してみるとよいかもしれません。ただ詳しい方はご存知かもしれませんが、本日はメジャーSQで昨日時点で弱い動きがでるかと思いましたが、そうでもなかったので全体感としての上昇トレンドは継続ではないでしょうか。

SQについては説明が長くなってしますので後日詳しくSQについては書こうと思います。