9月の相場予想
・全体のトレンドはどうなるのか?
・今後セクター選別をどうすればよいか??
・次みるべきイベントは???
・全体のトレンドはどうなるのか?
今日は午後から相場が持ち直しましたね。日銀は入っていないですし、全体で大きなニュースはなかったので、様子見→買い戻しの動きが出たのではないかと思います。
特にここもと下げていた日経平均寄与度の大きなファーストリテイリングの戻りが大きく影響しているかと思います。先日お伝えした通り全体で上向きの動きにはなりづらいかと思いますので、ここからは横ばいのなかでセクターにより選別が進むと思われます。
そして医薬品、サービス、精密といったディフェンシブセクターに資金が集まっているので、ロングの投資家は全体で相場が上向くという風には見ていないのではないか?と思います。電気ガスや水産などディフェンシブの中でもバリュー系の動きは鈍くなるかもしれないですね。選別のなかではディフェンシブのグロース株に資金が集まっていくのではないかと思われます。
・次みるべきイベントは???
次みるべきイベントとしては米国の雇用統計です。明らかにインフレが加速していったときにFRBが市場に対して「雇用統計が悪いからまだテーパリングは早い」といったメッセージが発信しにくくなってしまいます。実際に一部でインフレを懸念した声も上がっています。
参考 ブルームバーグより
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-08-30/QYNSJST0AFB801?srnd=cojp-v2
雇用統計が良すぎても良くないと思いますし、悪すぎても実際に景気は悪いんだね、と言う解釈になってしまうので、難しいところですね。まあ先日メッセージが発信されたばかりなのでいきなり手の平返しとなる可能性は低いですので、金利が低いうちは素直にグロース株に資金が流れるのではないでしょうか。その中でも景気に左右されづらい銘柄はパフォーマンスが期待できます。昨日のアップルやアマゾンを見るとわかりやすいと思います。もともとパフォーマンスの良い銘柄ですが、今後も楽しみですね。
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