積みくずし日記｜2024年11月6日（水）
信じられない。寒い。
ここ数日の「肌寒いな〜」の感覚はまだ手加減されていたものだったんだ、と半泣きになりながら温かいお茶を入れる。
しかもまたしても曇り空の水曜日で、なんだか呪われている気さえしてきた。
半同居人がぐっすり寝ている横で、なんだか目が覚めてしまったので二度寝は諦めることにした。
10月後半からメンタルが落ちていたこと、体調も崩してしまいなかなかnoteが書けていなかったので、早起きは三文の徳、ということで書き進める。
2日ためることはしません、と10月前半の日記で誓った気がするが、周回遅れどころでは済まされない程の遅延が発生している。追いつく日は来るのだろうか。
またしてもこの日は面接。
でも昨日の面接に比べると切迫感がなく、朝から「ま、なんとかなるっしょ」くらいの気分だった。
9時過ぎに半同居人が起床。
何がそんなに惹きつけるのかわからないが、山崎製パンのスイートブールにぞっこんで、この日も起きて早々「でっかいパンが食べたい」と言って買いに走っていった。
つい先日までは徒歩10秒のスーパーで売っていたスイートブール、通称でっかいパンは、あまり人気がないのかここ最近は陳列されていない。
最も近くて徒歩7分のスーパーになってしまうので、朝イチに買いに行くにはちょっと酷な距離である。
しかも悔しいのが、スイートブールが退場したのと同時期に私の推しパン、ホワイトデニッシュショコラまで消え去ってしまった。
ひどい。ひどすぎる。なんて事をするんだ。
出勤前に買って、デスクでホットコーヒーを飲みながらあの中の板チョコに齧り付く…それが私の癒しだったのに…
でっかいパンを探しに行く半同居人にホワイトデニッシュショコラを見かけたら連れて帰るよう頼み、出かける準備を開始。
少し経って帰宅した半同居人が言うには、近所のスーパーも徒歩7分のスーパーも「ホワイトデニッシュショコラ」がないという。
なんてことだ…徒歩7分のスーパーには必ず売っているから、とたかを括っていたのに…次見かけたら、その時は連れて帰ろう。絶対に。
面接会場の最寄りの巣鴨へ到着。
巣鴨は美味しいものがいっぱいあるので大好きな場所…だけど流石に面接前なので食べるのは後にしよう。
長くても20~30分で終わると思う、と伝え半同居人にも現地で待っていてもらったのだが、想定より長くかかり終了したのは1時間後。
そこまで時間がかかっている印象がなかったので驚きつつ、面接はまずまずの手応え。
面接の結果よりもこの日私にとって重要だったのは「元祖千成もなか本舗」さんの名物、あんバターどら焼きを食べること！
先日東京へ遊びにきていた両親がテレビで紹介されているのを見ていたらしく、「食べに行こうか」とも話していたのだが、タイミングが合わず断念していた。
そこで私が先陣を切って、次回帰省する上でのお土産にふさわしいかどうか判断をすることにしたのだ。
JR巣鴨駅から近くのお店へ行ってみると、なんと平日にも関わらず結構な人がいる。やはり人気のお店なんだなあ。
店頭にはあんバターどら焼きの見本しかなく、あわや売り切れか…！と落ち込んでいると、もうすぐ焼き上がるので、と店員さんが教えてくれた。
わくわくしつつ店内奥のイートインスペースで待っていると…
もうだめだ、絶対に美味しい。
贅沢にカットされたカルピスバターがたっぷりとした粒あんの上に乗っていて、ほっかほかのどら焼きの皮が面接の疲労と寒さで強張った体を緩めてくれる気がした。
店員さん曰くすでに岩塩がかかっているとのこと。
さっそく、と一口かじる。
あ〜もうお土産決定決定！これは予定をこじ開けてでも食べるべきだったよ両親…。ごめんね私が体調を崩したばっかりに…。
濃厚なカルピスバターと岩塩の際立つ塩味、優しいあんことどら焼きの甘さがこんなに合うとは。
しかもしっとりした温かさのどら焼きにひんやりしたカルピスバターが重なることで、ちょっとアイスを食べているような”デザート感”が加わってより美味しいんだなあ。
半同居人と感動しつつ、半分ほど食べていると、カウンターにブラックペッパーが置いてあることに気がついた。
まさか…！？ブラックペッパーをかけろということ…！？
いざやってみると…天才！うわ〜最初っからブラックペッパーかければよかった！
カルピスバターにブラックペッパーの香りが加わって、もうデザートの枠を天元突破してしまった感じ。これは…すごい…。
食べ切ってしまうのを悲しみつつ完食。
半同居人はあと4個食べたい、と言っていました。
両親へ食べたよ報告をすると、羨ましすぎて悲しみのスタンプが返ってきた。
ごめんねお先にいただいてしまって...年末には必ず買って帰ろう。
同じく名物の千成最中を半同居人が購入して帰り道食べていたのですが、私はまだ喉の痛みが残っていたので断念。また別の機会に食べてみたいな。
帰宅して着替えたので、中野へ移動することにした。
中野は会社員時代何度か行ったことがあるものの、有名な中野ブロードウェイにはたどり着いたことがない。
中野駅に到着してすぐ、中野サンモールを抜けて突き当たり、気づくと中野ブロードウェイに入っていた。
天井低めの建物の中に、なんだかよくわかんないけどぎっしりお店が入っている…！
漫画やフィギュア、ぬいぐるみやパズル、ガチャガチャととにかく趣味に関するものを集めました！みたいな感じ。
すごいなあ…中にはアイスの外箱とか、よく残っていたね！みたいなものも販売されていて、いわゆるコレクターと呼ばれる人たちの凄さを思い知った。
あまりにも情報量が多すぎて、気づいたら3時間ほど経過していた。
半同居人は目がチカチカする、というし、私も謎の右腕の痺れみたいなものが出ていていたので退散することに。
夜は中野駅近くの「中野のけむり」さんへ。
〆ラーメンの看板に惹かれて入店したけど、同じ通り（ふれあいロードというのかな？）にはいい感じの気になるお店がいっぱい…！
入ってみるとこの日は偶然にも8周年記念とのことで、常連さんがカウンターにいっぱいいらっしゃってました。
忙しい日だろうに席を空けてくれて、すごく良いお店だ〜。
とにかく全てが美味しかった。
特にちょうちん串が絶品！
店員さん曰く食べ方にコツがあるようで、卵の部分を必ず2個とも口に入れてから噛むように、とのことだった。その食べ方をしないと暴発するらしい。
なんて恐ろしい食べ物なの…
いざやってみると......まあなんて美味しいこと！
甘いタレの味が沁みた新鮮な卵が、口の中でプチッと弾ける…！
この串を食べながらご飯をかき込みたい。絶対に美味しい。
喉が痛えとか言ってた割にしっかりちょうちん串をおかわりしてしまいました。
よくよくお話を聞くと、中野だけでなく吉祥寺や高円寺にも系列店があるとのこと。知らなかった〜！絶対行ってみよう！
そぼろに出汁の味がしみしみでたまらん
ここ最近、半同居人といるときもnoteをちまちま書いていたり、note用の記録写真をやたらと撮っていた。
そのことについて何か言及をされた訳ではないのだけど、なんとな〜く隠しているみたいでうっすら罪悪感みたいなのを勝手に感じていて、しかも文章中での登場率も中々に高まってきたから、日記を書いていること・それがnoteという場であることを改めて伝えた。
半同居人の反応は非常に好意的で安心した。
なんか見られるの気恥ずかしいな、と教えてから後悔の念も少しだけ顔を出したのだけれど、まあ楽しんで読んでくれているようだしいいか。
いや〜美味しいものをいっぱい食べて最高な一日でした。
のどもまだ痛いけど確実に快方に向かっているし、良いことだらけだな。
(メモ)
ちなみにこの日、中野ブロードウェイで現場検証らしきことをやっていて「何事..？」と怯えていたのですが、後から調べたら強盗事件が発生していたらしい。
いや怖すぎるよ。全然普通に営業してたし何も注意喚起とかされなかったけど。怖いじゃん...。
ではまた。
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