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3月8日は「みつばちの日」 未来のミツバチのためにできること
こんにちは。金市商店・広報のはにまるです。
3月8日は「みつ(3)ばち(8)」の日。
ミツバチと言えば「はちみつ」がまず頭に浮かびますが、ミツバチが人にもたらす恵みははちみつだけではありません。
もしミツバチが地球上からいなくなったら、
人類は4年しか生きられない
これは、あの有名なアルベルトアインシュタインが言った言葉とされています。
ミツバチが花から花へ飛ぶと花粉が運ばれ、花は実を結ぶ。
ミツバチがいなければ受粉は行われない。
植物がなくなる。
動物もいなくなる。
人間も食べ物に困ってしまう。
そして、いずれは……
そんな意味が込められたこの言葉が表すように、ミツバチは私たちの生活と密接に関わるとても大事な存在なのです。
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■はちみつが直面している課題
弊社の社長でもある「ハニーハンター市川拓三郎」は、全国の養蜂家さんのもとをめぐり、はちみつを仕入れています。そうした中で、温暖化による植生の変化や養蜂家の高齢化によって、昔のようにはちみつが採れないと言う状況に数多く直面してきました。
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農業と同じく、養蜂業界も高齢化が進んでいます。家業である養蜂業を次の世代に渡したくても、なり手がおらず後継者不足が深刻になってきています。
一方で、大規模な養蜂は減少傾向にあるものの、小規模な養蜂は増加している傾向がみられます。養蜂に興味をもって、兼業で始める若手養蜂家が増えてきてもいるのです。
しかし、養蜂において設備投資は非常に重要。そしてすぐに結果が出るものではありません。
養蜂を通して安定した収入を得る前に、資金難などで事業の継続を断念するということも多く、そうした未来を担う若手養蜂家たちを支えていく環境も必要となっています。
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何より重要な課題は、変わりゆく自然を守らなければならない、ということ。
はちみつは、ミツバチやミツバチが花を訪れて蜜を採る蜜源植物などの自然が守られてこそ、食べられるものです。
様々な環境変化で減少している蜜源植物を、長きにわたって咲かせること。ミツバチを守るためには、それが直接的な貢献になるのではないかと考えています。
国内で蜜を採ることのできる植物の総面積
1985年に37万ヘクタールだったが、2020年はその約29%の10万7千ヘクタールにまで縮小。
■ミツバチを守る取り組み
金市商店では、未来のはちみつを守るために、積極的な取り組みを続けています。
昨年は、ミツバチや養蜂家の方々の助けに直接つながる活動のひとつとして「未来のミツバチを守る日本の蜂蜜」を提案・発売しました。
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この商品の売上の一部は、養蜂家の方々を通じて蜜源植物の保護に使用されます。
またこの活動を、SNSなどを通じて随時報告していきたいと考えています。そこには、情報を共有することで、お客様とともにミツバチの世界を見守っていきたいという思いがあります。
「賛同いただければこのはちみつをぜひ!」と言う思いももちろんなのですが、身近な養蜂家の方や、挑戦する若手養蜂家さんたちからはちみつを買うことも大事な支援になるということも、しっかりお伝えしたいと思います。
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養蜂家の方々への様々な支援が、ミツバチたちをよりよい環境・設備で飼育し続けることにつなげられます。
美味しいものを楽しんで自然保護につながるのであれば、とても前向きで明るい支援ではないでしょうか。
課題は大きく、たくさんありますが、生活のすぐそばに未来のミツバチを守る方法がたくさんあることも知っていただけると幸いです。
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身近なことから少しずつ。そして、ミツバチたちの世界とお客様をつなげる立場だからこそ、これからも様々な提案を続けていきたいと思います。
はちみつを通して未来のミツバチを守る。
蜂蜜屋である、金市商店の使命であり、思いであります。
3月8日の「みつばちの日」には、ぜひ、ミツバチと私たちを取り巻く世界について思いを馳せてみてください!
■みつばちの日
3月8日は「みつ(3)ばち(8)の日」。 全日本はちみつ協同組合と日本養蜂はちみつ協会(現:一般社団法人日本養蜂協会)が制定しました。
■金市商店の「未来のはちみつを守る」活動
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🐝最近の主な活動
🐝活動を伝える主なSNS
・ハニーハンター市川拓三郎Twitter
・蜂蜜専門店ミールミィTwitter
・蜂蜜専門店ミールミィInstagram
🐝商品詳細
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「未来のミツバチを守る日本の蜂蜜 」
シールアップパウチ入り125g
ハニーハンター市川拓三郎が集めた日本全国様々な花から採れる蜂蜜を、それぞれの花の個性を活かして食べやすいようにブレンドした「金市の国産蜂蜜」です。
バランスの良い味わいで、トーストやヨーグルト、お料理など何にでも使いやすいです。
手軽さとおしゃれさを兼ね備えたシールアップパウチタイプ。
参考資料
・農林水産省 養蜂を巡る情勢