読書感想&好きな名言:イーロン・マスクの言葉
読んだ理由
最近イーロンマスクにハマっているので…(テスラの株も買い増し...)
著者
桑原晃弥
概要
イーロン・マスクの名言集
感想
以前読んだ「イーロン・マスク未来を創る男」にも書かれていた内容やインタビューに対する回答が多く正直新鮮さは無かった。
ただ、改めてマスクの言葉を読むと共感した名言や気に入ったものが多くあったのでその中でも特に好きな名言をまとめてみた。
好きな名言:その1
「ほとんどの人は何も知らないんだ」ー イーロン・マスク
問題意識というのは「知る」ことから生まれる。石油などの資源には限りがあるがそのことを知らなければ、やがて来る危機に気づくことさえもできない。唯一の解決策であるのが太陽光発電であり電気自動車のテスラモーターズだとマスクは考えている。
「知る」ことがすべての前提になるが、知ったところで誰でも行動に移せるわけではないのが難しいところ...
好きな名言:その2
「EVのアイデア自体はかなり古くからあったのに、なぜ誰もつくらなかったのか。それはアイデアを実行することが、思いつくより難しいからだ」
ー イーロン・マスク
世界を変えるには「すぐれたアイデア」だけではだめで、世界を変えるのはいつだってアイデアを「語る人」ではなく、「実行する人」ということに同意。
好きな名言:その3
「明るい未来を信じられる仕事を創ること、それこそがリーダー自身の誇りにも繋がっていくと思うのです」ー イーロン・マスク
自分はリーダでもなんでもないけど、その立場になった場合はそうありたいと思う。
好きな名言:その4
「お客が車を本当に気に入ってくれたら、自然に我々の宣伝をしてくれます」ー イーロン・マスク
今の時代、最も効果が期待できるのは実際に製品を買って使ってくれている人たちの生の声であり、製品をもっとよくするためにお金は研究開発とデザインに使うというのがマスクの考え方。つまるところ一番大事なのは当然だけどCX(顧客体験)であり宣伝に力を入れ込むのは自分たちの製品に自信がない表れかもしれない。
好きな名言:その5
「ほかの車のひどさを知ることも重要だ」ー イーロン・マスク
既製品に対する強い不満からもっといいものを最高の物を作りたいという動機が生まれてくると。
好きな名言:その6
「こうなったら 自分でロケットをつくるしかない」ー イーロン・マスク
安いロケットを求めてロシアに出向き関係者と価格の交渉をしていたが、価格やロケットの信頼性が気になり、最終的に安くて信頼性の高いロケットは自分で作るしかないと決断する。
普通は欲しいものがなければそこで諦めてしまうが、そこで諦めず自力で作っちゃえに考えが及ぶのがマスクのすごいところ。しかもロケットだし。
自分も欲しいものがなければすぐ諦めるのではなく自力で作るとか、他の手段で調達できないかもう少し考えられるようにしたい。
好きな名言:その7
「いいところを聞くのも嬉しいことですが、批判の声に耳を傾けるほうが大事です」ー イーロン・マスク
これはもうその通りで大事なのは完全に後者。批判の声が気づきになり学びにもなって次のプランやアクションを起こすことができる。
好きな名言:その8
「前に進めないような邪魔なルールがあるなら、ルールそのものと戦わなきゃならない」ー イーロン・マスク
普通の人だとルールがあるから...とそこで諦めてしまうけど、イーロンマスクなどのイノベーターにとっては絶対壊さないといけない壁でただの通過点かもしれない。
前職のスタートアップでも法律のせいでなかなか前に進めないことがしばしばあったので、イノベーターは破壊者でもなければならないのだと痛感。
好きな名言:その9
「『私たちは世界に役立つことをしている』。それが一番大事で、それこそが私のモットーです」ー イーロン・マスク
テスラが目指しているのは自動車業界ナンバーワンなどではなく、電気自動車の良さを世に知らしめることで、人々の移動の手段を変え結果的に「世界を救う」ことがマスクが目指しているものであると。
最終的には「人類や世界を救う」ということに一貫して繋がっているのがマスクの事業に対する考えであり、それが言葉にも表れているのが好き。
好きな名言:その10
「火星で死にたい。衝突事故ではなく。」ー イーロン・マスク
とあるインタビューでは自分が火星に行けるかどうかよりも、人類が生き延びることが大事だと答えていたマスクだが、他のインタビューでは火星で死にたいと答えてたらしい。
不慮の事故などではなく自分の夢が叶えられた後、人生の最後の瞬間は人類が火星で元気に生活している姿を眼下に一望しながら達成感を感じつつ穏やかに最後を迎えるのが彼の理想なのかなと思った。
以上、「イーロン・マスクの言葉」の読書感想&好きな名言でした。
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