ながお / デザイナー

スタートアップで新規事業のデザインとコーポレートブランディングをしているデザイナーです。

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【デザインプロセス公開】会社のリブランディングを社内のデザイナーが行った話

こんにちは、UPPGOというスタートアップで働いているデザイナーの永尾です。かれこれ一年近くも前の話になってしまいますが、UPPGOは2022年4月にリブランディングを行いました。 今回のリブランディングはMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の刷新や新しいロゴのデザイン、コーポレートサイトのリニューアル、グッズの作成など様々な取り組みを行いましたが、ミッション・ビジョンの言語化だけ外部の方にサポートしてもらい、それ以外のデザインは全て私が一人で行いました。コーポレートサ

    • 読書感想:ビジネスの武器としての「デザイン」

      読んだ理由フェラーリデザインしたことでめっちゃ有名だから。んで、世界的な巨匠デザイナーは何を考えてデザインしているのか知りたかったし、最近ガンプラのデザインしたり何かとメディアで見る気かも多いので何か読んでみようと思った時にたまたま目についたのがこの本だった。 著者奥山清行 概要どうすれば「デザイン」をビジネスに活かせるか、スタイリングのような表面的なデザインではなく「言葉のデザイン」や「ニーズからウォンツ」、「ブランディング」から「ビジネスの枠組み」自体の本質的なデザイ

      • 読書感想:ヒューマンエラー

        読んだ理由会社で共有された本であるのと産業用アプリケーションのUIをデザインする際の参考にしようと思った。 著者小松原 明哲 概要安全マネジメントの観点からヒューマンエラー防止のための入門実務書。ヒューマンエラーとは何ぞや?それはなぜ起きるのか、どうすれば防ぐことができるのかなど、現場での対策に活かせるようヒューマンエラーを体系的に解説している。 感想まずUIやUXデザインに直結する話がかなり多い印象を受けた。例えば視力や錯視・錯覚、記憶力や動作能力など人間工学的な話

        • 読書感想:幸せになる勇気

          読んだ理由 会社の社長がオススメしていたのと、前作の「嫌われる勇気」は読んでいたが続編があるとは知らなかったので読んでみようと思った。 著者 岸見 一郎 , 古賀 史健  概要アドラーブームを巻き起こした『嫌われる勇気』の完結編。 感想お互いがお互いを尊敬することから人間関係が成立する。その為には「他人の関心ごとに関心を寄せる必要」があるとのこと。これはちょっと前に読んだ記事を思い出した。 塾講師が勉強を全くしない悪ガキ達がハマっているゲームに関心を寄せ自らプレイし、

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        • 【三部作】我がデザイナーを人生振り返る
          3本
        • 読書感想
          6本

        記事

          【後編】我がデザイナー人生を振り返る

          この記事は3部作の後編になります。 前編はこちら  中編はこちら 待ち受けていたのは社内受託と業績不振メガベンチャーのインハウスデザイナーとして期待を胸に膨らませ入社した私は10人ほどのデザイナーと2名ほどフロントエンドエンジニアが集まるチームに配属されました。そのチームはゲームの公式サイトやプロモーションサイト、プラットフォーム内のバナーやLP、東京ゲームショーや自社イベント用の配布物、自社IPのグッズ等のマーチャンダイズのデザインを制作していました。 メンバーの経歴も

          【後編】我がデザイナー人生を振り返る

          【中編】我がデザイナー人生を振り返る

          この記事は中編になります。前編はこちら リーマンショックと東日本大震災そして転職アルバイトながらコンペで勝ち無事正社員になってからは他の先輩デザイナーと同じように会社にとって1番大手のクライアントである某テーマパークのサイトデザインも任されるようになりました。 1発目のデザインは新しく登場したアトラクションに関係するイベントサイトでした。アトラクションのコンセプトを取り入れたオープニングのアニメーションやヒーローイメージにちょっとしたFlashゲームを取り入れたりとサイト

          【中編】我がデザイナー人生を振り返る

          【前編】我がデザイナー人生を振り返る

          こんにちは。ロボティクス関連(主にドローン:現在は退職済み)のスタートアップで働くデザイナーのながおです。会社では自社製品である産業用WebアプリケーションのUIやコーポレート関連のデザインを担当しています。 普段noteでは読書感想を書いているのですが、デザイナー歴も10年以上経ち改めて自分のキャリアを振り返って見ると凡人ながら色々あったなと思い、一度自己紹介がてらまとめてみようと書いてみました。長くなりそうなので前編・中編・後編に分けようと思います。 あ、ちなみに出身

          【前編】我がデザイナー人生を振り返る

          読書感想&好きな名言:イーロン・マスクの言葉

          読んだ理由最近イーロンマスクにハマっているので…(テスラの株も買い増し...) 著者 桑原晃弥 概要イーロン・マスクの名言集 感想以前読んだ「イーロン・マスク未来を創る男」にも書かれていた内容やインタビューに対する回答が多く正直新鮮さは無かった。 ただ、改めてマスクの言葉を読むと共感した名言や気に入ったものが多くあったのでその中でも特に好きな名言をまとめてみた。 好きな名言:その1「ほとんどの人は何も知らないんだ」ー イーロン・マスク  問題意識というのは「知る」こ

          読書感想&好きな名言:イーロン・マスクの言葉

          読書感想:ファスト&スロー(上)

          読んだ理由2,3年前にデザイナー界隈(特にUI/UXに関わる人)では有名になった本で今やバイブル的な存在になっている。ちょうど話題になった2年くらい前に買って読んだけど認知心理学的実験の話が冗長でボリュームも多く非常に読みづらくて何度も挫折していたが、会社の読書共有会をキッカケにもう一回読んでみようと思った。(といってもさらっと流し読み) 著者ダニエル・カーネマン (著), 村井章子 (翻訳) 概要人における意思決定が直感的(ファスト)なものと論理的(スロー)なもの

          読書感想:ファスト&スロー(上)

          読書感想:イノベーション・スキルセット

          読んだ理由前々職のリブセンスでは元々職種の越境文化があり、そのためデザイナーはBTCを踏まえてデザインしていこうという考えがあった。最近になってBTCの提唱者であるTakramの田川氏の本が出たので、改めてBTCについて理解を深めたいと思った。 著者田川欣哉(Takram 代表取締役) 感想元々BTCとはなんぞやの知識は多少なりともあったので非常に読みやすくよかったのだが、改めてBTC型人材になるのは難易度高いなーと思うし、BTC型人材を育てるのためには組織自体をBTC型

          読書感想:イノベーション・スキルセット

          読書感想:イーロン・マスク 未来を創る男

          読んだ理由一ヶ月ほど前にテスラの株を買ったので、せっかくだからイーロン・マスクのことをもっと知ろうと思った。 著者 アシュリー・バンス  (著), 斎藤栄一郎 (翻訳) 概要イーロンマスクの評伝 感想「人類と地球を救う」というミッションのスケール感とそれに対するマスクの圧倒的な行動力と情熱に度肝を抜かされたし、こんなに天才だとは知らなかった。 マスクがやってるのは究極の社会貢献ビジネスだなーと感心したし、GAFAが霞んで見える。次のジョブズはイーロンマスクだと言われて

          読書感想:イーロン・マスク 未来を創る男