いますぐできる秋バテ対策
だいぶ過ごしやすい季節になってきましたが、
この時期注意したいのが【秋バテ】
夏バテは暑さ&湿度で胃腸(=脾)がダメージを受け
エネルギー不足(=気虚)になりますが、
秋バテは【気滞(=きたい)】
季節の変化に身体がついていけず、
からだの巡りや情緒に関わる【肝】がダメージを受け
【気】がつまりやすくなります。
そうすると、
✅寝ても疲れがとれない
✅気持ちが鬱々とする
✅頭痛や肩こりがしんどい
こういった”スッキリしない症状”が出やすくなります。
今回はそんな秋バテにおすすめの養生をご紹介します✨
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①朝の気をチャージする
【気】の巡りを良くするには、まず【気】を作らないといけません。
気を作る方法は2つ✌️
*食べ物から作る(=水穀の気)
*新鮮な空気を取り込む(=清気)
「食べ物からエネルギーを作る」
というのはなんとなくイメージしやすいですが、
漢方では「空気からエネルギーを頂く」と考えます。
とくに朝の空気は新鮮で上質✨
(太極拳やラジオ体操を朝やるのも納得です!)
朝起きたらまず窓を開けて、外やベランダに出て、
新鮮な【気】をたっぷり体内に吸い込みましょう🌱
②散歩する
*憂鬱になる
*元気が出ない
こういった方は朝、散歩をしましょう☀️
【肝(=情緒)】が整えられます◯
*ついつい食べ過ぎてしまう
*胃腸の調子が良くない
こういった方は食後、軽く歩きましょう🌛
【胃】の気が巡り、消化を助けてくれます◯
③秋バテ対策レシピ
🎃かぼちゃのポタージュ
かぼちゃは気を補うので、疲れが取れにくい…という方におすすめです。
今回はくるみとクコも一緒に入れてみました
(くるみ=補気/クコ=肝と腎を強くする)
🍄きのこと鮭の炒め物
鮭→気・血ともに補ってくれる優れもの!
きのこ→免疫アップ
秋は乾燥によって便秘にもなりがち。。
きのこの繊維は腸内細菌のエサになってくれます🦠
🍚とろろごはん
山芋→からだに潤いを与えてくれます(補陰)
玄米・雑穀など、気をチャージする穀物と一緒にいただきましょう🙏
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秋バテ対策のポイントは、
変化がはげしい外気にからだを慣らしつつ、
【補う】と【巡らせる】を上手に組み合わせること。
ちょっとずつ身体が季節の変化に慣れてきたら、
運動などを取り入れて、
こころとからだをスッキリ巡らせていきましょう✊