部下を時間で管理する⁉　いえ、それは本人のためなんです　No.752

経営者・リーダーの皆さんに質問ですが、面談って定期的にしていますか？

私も以前社長をしていたＬＦＣ株式会社では毎年２回全社のメンバーと面談をしていました。１００人以上いましたので時間はかかりますが、それだけ時間を使っても経営者にはとても重要な仕事だと思います。

皆さん面談をする時に、何を基準に話をしていますか？

結果でしょうか？それともプロセスをみてますか？

評価をするには結果を見なければいけませんが、頑張りも評価されるべきでしょうか？

評価から考えると頑張っていたから給料が上がるというのは間違いだと気が付きます。頑張っていたことに対し承認はしても、評価は結果にしか出すことが出来ません。

毎日頑張っているのに結果の出ていない人もいれば、全然仕事をしていないのにしっかりと結果を出す人もいます。

では、なぜ頑張っていても結果が出ないのでしょうか？

ここで大切なのが、そのメンバーが成果が出ている理由、出ていない理由を明確にすることです。

成果が出ていない時に上司に「もっと頑張れ」とか「やる気を出して」と言われても何をやっていいかわからなければ、取り組みようがありません。

出来ていない理由が、能力がないのか、時間がたりないのか、効果的な行動が出来ていないのかによって対策が全く違います。

ではどうすれば問題点を見つけることが出来るのでしょうか？

ここで大切なのはその人がその「行動に使った時間」に注目する事です。

例えば一口に営業といっても
・テレアポ
・移動
・資料作成
・営業　既存・新規
・クロージング

などに分割できます。

Ａさんは勤務時間は長いが、テレアポと移動に多くを費やし成果が出ていません。

Ｂさんは先輩から引き継いだ既存の営業先を効率よく回るため、勤務時間は短いのですが、成果を出しています。

Ｃさんはテレアポと資料作成に時間を費やし、アポは取れるのですが、すべてを回り切れず成果はあまり出ていません。

どの仕事に何時間費やしたかを明確にし、時間で仕事を把握する事で上記のような仕事内容が明確に把握できるようになります。

でもどうやって正確に時間を把握するのでしょうか？

実は無料で使える「トキログ」という素晴らしいアプリがあり、このアプリを使うことで正確に時間を記録する事が出来ます。

私も使っていますが、スマホのセンサーを利用しスマホが動くたびに、その時間を記録してくれる便利なアプリです。

その時間の記録に、自分で設定したアイコンを当てはめていくことで、正確に使った時間を把握してくれます。

ちなみにこれは私の１月１８日の朝ですが、出勤してから１０分掃除をして、２８分デスクワーク、その後２５分移動してクライアント先で約２時間面談をしたのがわかります。

このアイコンを細かく設定する事で、さらに詳しく何をしていたかを知ることが出来ます。

こういったアプリを使うことで、仕事の内容を把握し、正しく評価をすることが出来ます。

しかし、こういったアプリを導入しようとすると必ず従業員の方は反発されます。というのも働いている皆さんは誰しも「管理」されるのは嫌だからです。

私も自分自身が管理されるのは嫌なので、こういったソフトを導入するのは反発があり大変だと思っていましたが、実は違いました。

既に導入された会社の利用者の方から素晴らしい意見を聞き、これは管理のためではなく、働いている皆さんが仕事を充実させるための仕組みだと気づきました。

このアプリを利用している社員の方から

「正確に自分の作業時間を図ることで自分のスキルアップが明確になりやる気が出る」

「こんな時間に自分の人生を費やしていたことに疑問を持ち、時間の使い方が劇的に変化した」

という使ってよかったという声を聞きました。

このツールは管理をするための物ではなく、皆さんの仕事上の成長を助けるツールになるんです。

これを理解していれば、経営者も自信をもってメンバーに進めることが出来ます。

そのためにも導入時に大切なのは「結果を見て責めることはしない」「サボるのを見つけるためではない」ということを明確に伝え、皆さんの支援のためのツールだとお伝えする必要があります。

自社のメンバーの成長のためにぜひ導入を検討されてはいかがでしょうか。

ダウンロードは無料で出来ます。

TOKILOG

私も使っているので簡単な事ならお答えできます。質問はぜひコメント欄でもＤＭでも大丈夫ですので送ってください。

今日の一言
時間の管理はメンバーの皆さんの成長のために行う

成長するための実践行動
・仕事の評価は結果で行いプロセスは承認し、効果を明確にする
・トキログを利用しどの仕事に何時間使っているかを明確にする
・どの時間が効果的かを明確にして効果的な時間を増やす

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