【小説】 な #シロクマ文芸部 「マフラーに」参加
マフラーに顔を埋め、朱音は静かに瞳を閉じた。北風が強まったのを気遣って若者が彼女にかけたマフラーだ。彼の匂いが温もりと共に彼女の孤独ごと一緒に包み込んでいた。
昨日までの冷たい風が嘘のように優しく感じる。朱音には『幸せ』というものが形を現したように思えた。また会えた嬉しさで、彼の腕の中に飛び込んだ時の、暖かく柔らかく包まれた感覚が蘇り、再び瞼に涙が滲む。彼女はにこやかな表情で、それをそっと手で拭った。
神社の林を渡る、少し湿り気を帯び、冬の香りをまとった風が、鼻をくすぐる。これから初めて彼と一緒に街中を歩く。
骨董市はまだ開催されていたが、今日は早めに切り上げることにした。朱音との再会を願った彼との時間を大切にしたかったし、自然体で話をしてくる彼との会話は安心できて心地いい。
『まるでデートみたい』
座敷童の朱音は街中を人間とデートしたことがない。彼女は緊張と期待で高まる鼓動を抑えるように深呼吸した。
神社の前の通りを行き交う人々や街路樹の影が遮光で長く伸びる。少し強めの風が緊張する彼女の背中を押すようで心強い。
「ねぇ、君と会話しながら歩ける方法ない?例えば、オレの姿を消すとか。」
神社の階段を降り切るところで、少し前を歩く朱音に若者が声をかけた。
大きな悩みや、迷いがある人間にしか朱音は見えない。このまま会話をしていると、彼が一人で喋っているように他の人には見えてしまう。
彼に彼女が見えるのは、彼女が売る願いを叶える箱に『もう一日だけ彼女と会って話がしたい』と願ったからだ。
呼び止められた朱音は若者の方を振り返った。彼女の頬は少し赤みを帯びていた。彼を見えなくする方法を想像していた。
方法は簡単だ。彼女の体の一部が彼に触れればいい。この場合、触れるとしたら手だろうか。しかし、『手を繋ごう』と簡単に言えるほど、彼との距離は近いわけではない。
だが同時に、どんな願いよりも朱音との再会を望んだ彼の存在は、割り切った遠い距離でもなかった。
今のいる場所は中間地点で、更には彼に近づきたい願望が強い。この心境では、どう伝えたらいいかを整理するのに時間がかかった。
「触れていれば姿も声も消えるんだけど…」
かなり考えてから口にした言葉だったが、彼の行動は一瞬だった。
全て言い終える前に、彼女の手は掬い上げられるように彼の手の中に収まった。
朱音の心臓がドクンと大きな音を立てたが、不思議な安心感だ。彼女は口元にはうっすらと笑みを浮かべて俯いた。
一方、若者は、ゆっくり話ができる環境が整ったと胸を撫で下ろした。
彼女の温もりが彼の手のひらに染み込む。彼はその心地よさに、言葉をすぐに口にする気にはなれず、流れに身を任せることに決めた。
二人はそのまま無言で歩き始めた。灯火のように灯る二人の手の温もりが、互いを優しく温め合う。
「…本当に、私なんかでよかったのかな…」
おもむろに朱音が口を開いた。
「“なんか“って…」
彼は苦笑いを浮かべた。突然の自信なさげな物言いに、気の利いた言葉が見つからなかった。
先月の骨董市で初めて会った時の彼女は、理不尽なことを言って怒鳴り込んできた大人に対して一歩も引かない強さを見せた。だが一方で、騒動が通り過ぎてから二人きりで話した時の印象は、自己肯定感の低さと脆さが見え隠れするのが気になった。
勝手な妄想ではあるのだが、若者は異界の存在に対し、自信があり、明確な考えを持ち、堂々とした存在だというイメージを抱いていた。だが、彼女の言動は、彼の想像していたような存在感とはかけ離れている。仮に彼女を人間に置き換えるとするなら、過去に何か大きな出来事があったのではないかと思えるほど、萎縮して見えた。
彼がそんなことを無言で考えている間、朱音はその沈黙が気になっていた。内心、自分がどう思われているのかを気にせずにはいられなかった。
「自分で言うのも変だけど、私の箱を手に入れた人は、みんな何かしらの大きな成功をする…」
朱音は彼がどんな表情をしているか気になり、横目でチラッと若者の方に視線を走らせた。
彼はキョトンとした「何を今更」とでも言いたげな表情で、朱音を見つめていた。
朱音は心臓が大きく脈打つのを感じ、すぐに目を逸らせて視線を落とした。若者は、少し挙動が忙しい朱音を気にかけながら、言葉を選びつつ口を開いた。
「知ってる。だからこそ、本当なら二度と会えないはずなのに、こうしてまた会えたんだろ?」
彼の言葉に胸が高鳴った。彼をまともに見ることも、横目でさえも難しい。朱音は耳まで赤くして、真下を向いた。火照った頬を撫でる真冬の風が心地いい。
「もったいなくない?せっかくのチャンスを…こんな私なんかにじゃなく…もっと大きな夢や成功にすればよかったのに…」
若者は「フフッ」と白い息と共に笑った。
「上手く説明できないんだけど…オレにとっては一番大きな願いだったっていうことだけは自信あんだ。」
たった三時間程度話しただけだったが、思ってしまったのだ。彼女みたいな人じゃなく、彼女に隣にいてほしい、と。
彼女の笑い声をずっと聞いていたい。彼女の姿をずっと瞳に映していたい。何より、彼女が横にいたら自分に自信が持てる気がした。
時間の経過は彼女の存在を薄れさせるどころか、日を追うごとに色濃くしていった。
「オレは、今日、君にまた会えて嬉しい…君がオレの腕の中に飛び込んできた時、君も同じ気持ちかと思ったけど、違った?」
朱音は思わず顔を上げ、必死に首を横に振った。勘違いされたくなかった。どうすれば、この気持ちを伝えられるのか。言葉がうまく出てこない。
先ほど彼が会いに来てくれた時の気持ちは、彼女が今まで経験したどの嬉しさよりも遥かに上を行っていた。
「そういえば、名前まだだったね。オレは翔伍。翔でもいいよ。」
ふと彼は思い出したようにそういうと、穏やかな表情で彼女を見た。
翔伍と繋いでいる彼女の手が一瞬ピクッと力が入った。そして「…あ、うん…」というと彼女は表情を曇らせた。
名前を言おうかどうしようか迷っているのか、言葉が続くことはなかった。
『名前を知られたくないのかもしれない』彼は漠然とそう感じた。無理はさせたくない。そもそも、本名を知りたいわけではなかった。
「何て呼んだら良いかだけだよ。」
「え?」
「本当の名前が知りたいってわけじゃなくって、『ねぇ』とか『君』じゃない、オレが君を呼ぶためのちょっと特別な呼び方が欲しいだけ。」
言った後すぐに翔伍は朱音の方を見て「なんか今の、ちょっとカッコつけすぎた?」と言いながら、少し照れ臭そうに笑ってみせた。
名前を言えない何かがあるのだとしたら気負わないでほしい。重く捉えてほしくなかった。
彼女に別の呼び方を考えようとする人間は初めてだった。
当主と跡取り以外の、彼女の名を知ることが許されなかった人間たちは皆、「わらべ」や「わらし」と彼女を呼ぶことが多かった。
自分たちとは違う世界の存在と一線を引いて、彼女の呼び方を真剣に考える人間などいなかった。ましてや別の名を考えて親しみを込めて呼ぼうとする人間に出会う日が来るなど、朱音自身、夢にも思わなかった。
しかし、不思議と心が弾む。彼の言葉に応えるように、朱音は繋いだ手に少し力を込めた。彼の手の温もりが全身に広がっていく。
彼女は「じゃあ…」と言って、少し恥ずかしそうに視線を地面に落とした。だが、いくら考えてみても、呼んでほしい名前が思いつかない。
いや、呼んで欲しい名前など考えられなかった。こんな人に本当の名前で呼んで欲しい。初めて彼女はそう思えた。
ただし、人間同士が名前で呼び合う、音だけのやり取りとは訳が違う。彼女の名前を人間が呼ぶということは…。
彼女が考えあぐねている様子を見て、「でもさ」と、翔伍は話しかけた。
「無理にとは言わないけど、もし言ってもいいかもって思える時が来たら、教えて欲しいな。なんで…名前が言えないのか。」
朱音は地面に視線を落としたまま「それは…」と言いかけて、静かに言葉を呑んだ。
理由を伝えたら、翔伍をがっかりさせるかもしれない。離れていってしまうかも知れない。考えただけでも背中がゾクッとする感覚を、朱音は覚えた。
だが、再会を願ってくれた彼に対して、何も語らないというのは、あまりにも失礼ではないか。
むしろ、全部知った上で、自分との関係を考えてもらった方が、正しくはないか。彼に対しては誠実でありたい。朱音は自分を奮い立たせた。
彼女は息を深く吸い込むと、横を歩く翔伍に視線だけを向けた。
「座敷童が名前を伝える人間は極わずかに限られていて、基本的に名前は教えない…」
朱音はポツリポツリと自分のことを語り始めた。
座敷童の名前を知った人間は、座敷童の力を得て成功する可能性がとても高くなる。
だが、彼らは、自分の本当の名前を簡単に人間に伝えるわけにはいかない。多くの人に伝えることで、彼らの力が分散して薄まり、やがては弱まり、効力がなくなってしまうからだ。
だが、彼女は力が薄まるからという理由以前に、人に名前を伝えたくないのだ。
成功を求める人間が、彼女を自分のためだけに囲おうとすることで、結果的には彼女が諍いの火種となることが少なくはなかった。
家督や権力争いの中で、彼女を手に入れるため、兄弟同士が命を奪い合うこともあった。
今まで穏やかで優しかった人間が、彼女の力を手に入れたことにより冷徹になったり、過度な自尊心で傲慢に変化していく姿を何度も目にした。
自分の力が呪わしい。「私さえいなければ」と思ったことは、数えきれない。挙げ句の果てには、守っていたはずの一族が解散した。
諍いの火種であるばかりか、守ることすらできない。それは、彼女の心に大きな傷を残していた。
「私は…自分の守らなくてはならない一族を守れなかった…」
翔吾は以前、彼女と話をした時の話を思い出した。彼女は二十年ほど前まで、旧華族の家に住まう座敷童だった。しかし、細かい経緯は知らないが、二十年前、先代当主の逝去と共に一族は解散した。土地は抵当に入り、多くの借金を抱えていることが判明したため、一族は誰一人遺産の相続を望まなかった。そのための解散という結果に至っていたはずだ。
「願いを叶えようとすればするほど、事業も株取引も失敗するようになって…」
翔伍は目を丸くした。異界の存在がそこまで人間社会を気にかけているなど、考えたこともなかった。そもそも、彼女が影響できる範囲など、ごく僅かなのではないか。
「株取引って…そんなの、君のせいじゃないだろ?」
「でも、私は一族を繁栄させて、守らなきゃならない存在…最後はみんな私のことを、疫病神って呼んでた…」
「疫病神?」
朱音は小さく頷いて「私も…自分のこと、そう思う…」と言うと、口をつぐんだ。
彼女の声は力無く、震えていた。すっかり自信をなくしている様子で弱々しい。おそらく彼女は一族が解散してからの二十年もの間、ずっと自分を責め続けてきたのだろう。
「オレ思うんだけど…」
翔伍は朱音と繋いだ手にもう一度力を込め、前を見据えた。
「いつでも、誰でも守らなきゃいけないって、酷だよな?」
「…え?」
朱音は翔伍を見上げた。風が彼女の髪を弄んだ。
「それに、完璧なんて無理だよ。力があっても、できるのは『可能性を試すこと』くらいだろう。成功するかもしれないけど、失敗することだってある。それが普通だよ。」
「でも…」
「周りが完璧を求めるのもおかしいし、君が自分で自分を責める必要なんて、もっとない。」
朱音は強く締め付けられていた何かを外された時のような。止まっていた血流が突然解放されるような感覚を全身に感じた気がした。
「それにさ、まぁ、これは異界の存在に限ったことじゃなくて、人間の社会でもそうなんだけど…他の人にはない能力で誰かに手を差し伸べるって、善意に近くね?」
「善意?」
「何かをしてあげたいって気持ちは最初、誰かに強制されてたわけじゃないだろ?それが善意だよ」
そんなこと、考えたこともなかった。自分の能力に対して、正面から向き合ったことがなかったかも知れない。
できるから、求められ期待されるから、やるものだと。やらなくてはならないのだと。いつの間にかやって当たり前だと思い込んでいたかもしれない。
「…善意が使命感になって、やがて義務になる…しんどいよな…でも、たとえ義務になったとしても、完璧を求められる筋合いはない。最善を尽くしても、ダメな時はある。それで十分だろう?」
「でも、私は人にとっての神とされてて…」
「けど、座敷童って神って言われたり妖怪って言われたりするんだろ?」
「うん…」
「神って肩書きを気負って犠牲になるぐらいならさ…妖怪でもいいってオレは思うよ。」
妖怪だと馬鹿にされることはあっても、妖怪でいいなど口にする人間に会ったことがなかった。
「どんな肩書きだろうと、オレにとって君は君。呼び方変わっても変わんねぇ…」
視界が涙でぼやけていく。この人になら、名前で呼ばれたい。
「君は自分のために力を使ってもいいはずなのに…それができなかった…人間のいざこざに巻き込まれた君は、どちらかといえば、被害者だ。」
大きく見開かれた朱音の瞳に視線だけ向けると、翔伍は微笑んで見せた。その表情は『大丈夫だ』と言っているように彼女には見えた。
朱音は俯くと少しだけ肩を翔伍に寄せて、自分の腕を彼の腕に添えた。
そこから少しの間、二人は言葉を交わすことなく夜を迎えようとする街中を歩いた。夕日はビルの間に姿を隠し、空の雲を深い茜色に染めあげる。街の活気に営業を開始したばかりの店の香ばしい煙や湯気の匂いがかすかに混じる。
「ありがとう。」
「ん?」
「そんなこと言う人間、初めてだ…」
彼女は下を向いたまま「ふふふ」と笑った。嘘みたいに心が軽くなるのを感じていた。しかし、ふと真面目な表情になると目を伏せた。
「でも、翔伍が変わっていってしまったら…」
自分の力を得たせいで、穏やかな性格が貪欲になっていった人たちの顔が頭に浮かぶ。
「オレは変わらない。つーか、もうすでに君が変えてる…君がそばにいてくれたら、これ以上変わらない自信もある。」
翔伍は照れくさそうな笑みをこぼした。
「私が…翔伍を変えた?」
「やっぱ、忘れてる。そんな気したんだ。」と言って彼はやるせない笑みを浮かべた。
「さっき言ったことは、元を辿れば、この前君がオレに言ってくれたことの拡大解釈。君の言葉でオレは変わったんだ。」
翔伍は安心させるように微笑んで見せて、繋いだ手に力を込めた。
「でも、私が本当に疫病神だったら…」
「君は疫病神じゃない…少なくともオレにとっては…」
翔吾は空を見上げたままゆっくり瞬きした。こんなカッコつけた言葉、今まで言ったことない。彼は一つ大きく息をついて心を整えた。
「女神なんていうと、君が調子に乗るかもしれないから、天使ぐらいに言っとくか。」
途端に朱音は眉をキュッと寄せると、思わず翔伍に横から抱き付き、彼の腕に顔を埋めた。
突然の彼女の行動に少し驚き「大袈裟だなぁ」と言いながら微笑む彼に、「天使なんて大袈裟なこと言うからだよ」と顔を埋めたまま朱音が返す。
こんな気持ち、初めてだった。『どうしよう…誰にも渡したくない』朱音は心の中で戸惑いを覚えながら、彼に回す両腕に少し力を込めた。
「オレが証明してやるよ。疫病神でも、妖怪でもないって。オレにとっては、幸運の女神…」
その直後、翔伍は「あ、言っちゃった…」と言って照れくさそうに苦笑いして見せた。朱音はクスッと笑ってから「ありがとう」ともう一度口にしたが、それ以上言葉を続けることができなかった。ただ、彼が望む限り、彼の側にいようと心の中で誓った。
気持ちはきっと一緒だ。彼女の様子から察した翔伍は「ちょっといい?」と言って、立ち止まって彼女の方に体を向けた。
「一緒に、帰ろう…オレの家に来てくれる?」
朱音をまっすぐ見つめる瞳は、街を彩る光に揺らめいていた。彼の真剣な表情に背中を押され、朱音は目を伏せ、ゆっくりと深く首を縦に振った。
翔伍は一瞬繋いでいた手を離すと、すぐに朱音の背中に腕を回して優しく引き寄せた。彼女は身を任せ、そのまま彼の胸に顔を埋めた。
彼の胸は暖かく、心音が心地いい。目頭が熱くなり、涙が溢れないよう、彼女は瞳を閉じた。
今までの悔しさも、悲しさも、嬉しさも今の幸せな気分も、全てが混ざり合った涙を朱音は飲み込むと、ゆっくりと目を開けた。
「…朱音」
翔伍の胸に顔を埋めたまま放たれた声を、はっきり聞き取る事ができず、彼は「え?」と聞き返して、よく聞くために彼女の頭に耳をつけた。
「私の名前…朱音」
彼女が心を開いてくれた。信頼してくれた。翔伍は驚きと嬉しさで目を大きく見開いた。
「名前、呼んでいいの?」
万が一彼に裏切られるような事があればこれで最後でいい。彼を信じられないなら、もうきっと何も信じられなくなる。自分の心を閉ざしたまま、これからも孤独の中にいるだけだろう。
翔伍の優しく穏やかな声に、朱音は無言でしっかりと頷いた。
「朱音…」
彼が彼女に語りかけたその時、彼女の頭から足の先に向かって無数の光の粒が煌めきながら彼女の体を包むように一瞬で移動していったように見えた。それは、初めて彼女に会った時に見た結界が張られる瞬間の光景に似ていた。
「今の、結界?どういうこと?」
「契約みたいなもの。翔伍の側にいるっていう証。」
朱音は少しイタズラっぽい表情をした。
「後悔しても遅いよ。もう離れないから。」
それを聞いた翔伍も同じような表情で彼女に応える。
「おう、望むところだ。朱音こそ、後悔するなよ。」
そういうと、二人は顔を見合わせてクスクスと笑い合った。
朱音の手をしっかり握った翔伍が、彼女の歩調に合わせる。彼の手の温かさに、朱音は微笑みを浮かべながら、ふと夜空を見上げた。
二人は暖かな煌めきのイルミネーションに縁取られた街路樹の街並みを、ゆっくりと家路につくのだった。
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今回もこちらの企画に参加させていただきました。いつも素敵な企画をありがとうございます。
シリーズの第一話はこちら ↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。