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玉川可奈子の夏休み 広島・帰京編
いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。
一人は楽ですね。そして、私は一人が好きなのでせう。わづらはしきこともなく、気も使はずに済みます。
それに、私は人付き合ひができません。といふより好き嫌ひが激しいのです。例へば、
物事を分析するやうにしか見ることができないつまらない人、
表面的にはまともでも内面で人を見下しお高くまとまる人、
他にも、失礼な人、悲観的でウジウジしてゐる人、
かういふ人とどうも交流ができません。
一時期は、誰とでも仲良くしなくてはならないといふドグマにとらはれて、八方美人な振る舞ひをしてゐましたが、やめました。疲れる、面倒、馬鹿らしいからです
以上、枕です。本題に入りませう。これまた前回の続きです。
今回は、いつも以上に言ひたいことを言つてゐます。スキだけ押して引き返すのは今のうちです(目次の、「怒り」のところが該当箇所です)。
昨夜は結局、洗濯はしましたがめぐリズムはできませんでした。
始り
今朝は、ホテルの近くにワークマンがあるのを知り、開店と同時に立ち寄つてみました。
ホテルからワークマンまでは、歩いて十分もかかりませんでした。
ところで、昨夜、洗濯してゐて思つたのですが、ワークマンの服は旅先で役立ちます。乾くのが早いのです。それこそ、乾燥機にかけなくても良いくらゐです。
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岩国駅まで再び歩きました。岩国の街は、やたらと外国人が多いと思つたら、米軍基地があつたことを忘れてゐました。
さて、旅のはじまりは岩国駅から山陽本線に乗ります。ホームには、227系、通称レッドウィングが待機してゐました。
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この列車に乗つて、まづは宮島口駅まで行きます。
けふの目標は、
一、広電を完乗すること。
二、アストラムラインを完乗すること。
三、スカイレールサービスを完乗すること。
四、無事に東京に帰る。
です。
岩国駅を七時二十八分に発車しました。玖波駅のあたりから、朝日に照らされた瀬戸内の海が近くなり、車窓にチラチラと見えるやうになります。
次の大野浦駅までは、この路線の白眉でせう。
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美しい瀬戸内の海を堪能できます。そして、厳島も見えてきます。
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素敵な駅名の前空駅を経て、宮島口駅に着きました。ここ、宮島口駅はあなごめしの駅弁が有名です。
また、宮島航路で厳島に渡ることもできます。しかし、私はここから広島電鉄に乗ります。
ところで、駅弁評論家と名乗るとあるおばさんが、宮島口駅のあなごめしを一位に挙げてゐましたが、私は信越本線横川駅の峠の釜飯の方がはるかに美味しいと思つてゐます。人の好みはそれぞれですが、読者の皆様は如何でせう。
広電
宮島口駅から南へ少し歩いて行くと、広電宮島口駅があります。
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八時七分の列車に乗りました。私の好きな低床型、車両は5000形です。
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そして、一日乗車券(700円)を車内で購入しました。
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厳島神社には、二十代の頃、母と尋ねましたので、フェリー乗り場から遥拝しました。
それにしても、「斎く島」といふくらゐだから、古くからあらたかだつたのでせうか。
ボックス席に座り、車窓を眺めてゐました。
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私の前には、フレッド・ブラッシーのやうな白髪の老人が座りました。
しばらく列車はいさなとる海沿ひを走ります。阿品東駅のあたりは、とても美しい景色です。
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地御前駅あたりで海から離れ、広島の街並みが窓の景色となります。駅間が短いので、せはしない感じがしますが、広島の街や人々の生活感が間近にあつて面白いものです。
広電廿日市駅あたりで車内を見渡すと、数名の立ち客がゐました。前の席の老人は、黙々と「中國新聞」を読んでゐます。
JRよりも遅いけれども、小回りが利くのがかうした路面電車の強みでせう。その所為でせうか、どこの駅でも乗つてくる人は多く、楽々園駅では満員電車と化してゐました。
広電五日市駅は、高低差のあるホームが特徴的でした。
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商工センター入口駅で数名の人が降り、乗務員も交代しました。目の前の老人は飽きずに新聞を読んでゐます。
広電西広島駅を出て太田川放水路を渡り、市内線に入りました。運賃も変はります。列車も、心なしかゆつくり走つてゐるやうに感じます。景色も住宅から市街になつてゐます。
天満町駅で目の前の老人が新聞をかばんに仕舞ひました。そして土橋駅で降りて行きました。
怒り
原爆ドーム前駅に到着すると、にはかに怒りと悔しさがこみ上げてきました。
ここは、八月六日の式典中に左翼がシュプレヒコールをする場所です。原爆とは何の関係もない障害者を駆り出して、反戦平和とは何の関係もない演説をする者。青いヘルメットに角材を持つて並び立つ者など、あたをかがたくさんゐるのをいつだつたかの八月六日に見ました。確か、元航空幕僚長の田母神俊雄さんと、尊敬する日下公人先生が揃つて講演をした年だつたでせうか。
※本当に「危険人物」なのは田母神俊雄さんではなく、空虚な平和を説く非現実主義者です。
八月六日にこの地に集ふあたをかな左翼の主張の通りになり、支那や北朝鮮がわが国にミサイルを向けるのをやめて、全世界にある核兵器が廃絶されるのならば、私は彼らに従ひませう。しかし、現実は何一つその通りにはなつてゐません。彼らの言ふことは全て非現実的です。
三発目の核兵器を落とされないためにも、私どもは真に現実的な発想をしなくてはなりません。それは「平和憲法」を守ることではありません。かうことをいふと、右翼だの過激だのと思考停止した人々のレッテル貼りにあひますが(むしろ、出来もしない「核廃絶」や人民解放軍が攻めてきたら白旗を上げろといふ主張の方が過激です)。
私は、二度と敗戦を味はひたくないから、強い経済、そして強い軍隊を持つことなど、現実的な発想をするのです。さうすれば、私どもの給料も上がります。拉致被害者も取り戻せます。支那に媚びなくて済みます。
習近平や金正恩、プーチンなど近隣の野蛮人を黙らせるには強い経済と強い軍隊を持つしかありません。話し合ひが通用しませんし、過去の歴史を見てもあたをかな支那、朝鮮、ロシア及びソ連に話し合ひは通じなかつたでせう。
そして、この地にある例の慰霊碑。書くのも嫌です。日本国憲法前文に並ぶ悪文です。この悪文を書いた広島大学の教授だつた雑賀忠義は、無責任にして無見識、そして無国籍のあたをかです。
戦争は悲惨です。そして、残酷です。そして負けることは屈辱です。私はとても悔しいのです。
なほ、原爆ドームですが、外国人客の姿が目立ちました。私だつたら、悔しくてとても行く気にはなれません。むしろ、広島縣護國神社へ参拝します。
ちなみに、長嶋茂雄さんは広島で試合がある時にはいつも護國神社を参拝してゐたとか。私は読売は嫌ひですが、そのことを知つてから長嶋さんが好きになりました。それに長嶋さんは、社会党が政権をとつたら大変なことになると言ひ、まともな感覚を持つた人でした。
この怒りと悔しさを、近日中に出版する書の中に冷静にまとめました。ご興味のある方は、ぜひお買ひ求めください。
怒りに震へる中、広電の広島駅前に着きました。
続き
数年後、駅の場所が変はります。その時にまた乗りに来るでせう。
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ここから、広島港駅行きに乗り換へます。車内はそれなりに混雑してゐます。私も座れず、立ち客となりました。比治山橋駅で座れました。
のんびり車窓を眺めてゐたら、終点の広島港(宇品)に着きました。時間があつたので、フェリー乗り場まで行き、海を見てきました。
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ここから、松山や江田島にも行けるのですね。
次は横川駅前駅へ行きます。
前にも書きましたが、乗り潰しは「作業」です。車窓に見どころがなかつたり、書くネタに困ると、手詰まりになります。
今しばらく、淡々とした記述になることをご了承ください。
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横川駅から、次は江波駅に行きます。車両は古く、昭和五十三年物で、京都市電で使つてゐたものです。
途中にある、舟入川口町駅は広島刑務所の最寄り駅です。何故かここで車内の女子高生と思しき子らが降りて行きました。
江波駅に着きました。
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近くには江波山気象館や、シュモーハウス(原爆で家を失つた人ために家を建てる活動をしたアメリカの真人間、フロイド・シュモーの記念館)がありますが、先を急ぎます。
最後に、本通駅を経由して、白島駅に向かひます。
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ところで、広電は原爆を投下されてからわづか三日後の八月九日に、ごく短い区間(己斐・天満町間)ですが運行を再開してゐます。そして、その時に奮闘されたのが女学生です。彼女らの勇気は、褒め称へられるべきものでせう。
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終点、白島駅に着きました。広電、完乗です。
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ここから少し歩いて、広島縣護國神社に行きます。
参拝
途中、広島拘置所の前を通りました。ここで、超絶胸糞事件、光市母子殺害事件を思ひ出しました。
この事件、本当に許し難い。
詳しくは、門田隆将さんの以下の書をどうかお読みください。イカれた弁護士はじめ、本村さんの絶望と、そして最後に救ひを見出すでせう。
私はこの本を一気に読み、最後に声をあげて泣きました。
広島城公園に着きました。公園の入り口の横に、戦後最高の総理大臣、池田勇人の像が建つてゐました。
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何故、池田が戦後最高の総理大臣なのかは、倉山満さんの以下の書をどうぞ。
大本営の跡を経て、広島縣護國神社の境内に着きました。
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私の拙い「海ゆかば」を、神前にて奉納しました。
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原爆ドームに行く人は多いでせう。そして、アメリカの非道、つまり国際法違反の原爆投下によつて亡くなられた人たちに対して悲しみの涙を寄せる人もたくさんをられるでせう。もちろん、それは悔しいことですが大切なことです。
しかし、アメリカの非道に正々堂々と立ち向かひ、国民を守るために亡くなられた方々を思ふ人は少ないのではないでせうか。事実、護國神社には参拝する人がゐません。
英霊の勇気と祖国を思ふ心根に蓋をして、悲惨さだけを訴へるのは公平ではないでせう。
残り
護國神社から、歩いて県庁前駅に行きました。次はアストラムラインに乗ります。写真がないのをご了承ください。
本通駅まで戻り、広域公園前駅まで向かひます。
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新白島駅を出発してから、地上に出ました。しばらく太田川の本流に沿ひながら走ります。沿線には学校がたくさんあります。
祇園新橋北駅に着く前に太田川を渡ります。中筋駅を出発してから、進路を北から西に変へます。景色は、郊外の住宅地、東京でいふ多摩のやうです。AEONのやうな大きなお店も見えます。
そして、広陵高校の最寄り駅である伴駅から南に下り、しばらくして終点の広域公園前駅に着きました。
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なんだか、多摩都市モノレールに乗つてゐるやうな感じがしました。
広域公園前駅から、バスで横川駅に行きました。今度は山陽本線に乗り、瀬野駅を目指します。車内でうつらうつらしてゐる間に、瀬野駅に着きました。
ここから、スカイレールサービスに乗ります。
瀬野駅から歩いてすぐのところに、みどり口駅があります。170円のきつぷを購入してホームに行くと、小さなロープウェイのやうな車両が一台停まつてゐました。
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八席あるうちも三席が空いてゐたので、進行方向に背を向けた席に座りました。隣の席には、メガネをかけた野獣先輩に似た若者が、車窓の動画を撮影してゐました。しかもこの野獣先輩、ギョサンを履いてゐます。
たぶん本人では、ないです。
スカイレールは、このあたりの斜面に暮らす人向けの交通手段なのですね。しかし、令和六年の四月末に廃止されるさうです。
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帰り
瀬野駅から各駅停車で岡山方面に向かひます。次の八本松駅までのおよそ十キロ超の区間は瀬野八越えといつて、古くは鉄道の難所でした。今ではその名残りも「ほとんど」なくなりました。私の乗るレッドウィングは、性能的にこの区間を苦にしないとのことで、勾配をすんなりと登つて行きました。
しかしながら、今でも長い編成の貨物列車は補助機関車を付けてゐるとか。
そして、車窓がのどかで良いです。美しい山と川、万葉の時代を生きたいにしへ人がこの景色を見たらなんといふでせうか。
ところで『時刻表』を眺めてゐても、山陽本線が乗りづらくなつたやうに感じてゐました。けふ実際に乗つてみても何か違和感があります。
といふのも、私がかつて青春18きつぷで旅をしてゐた頃は、岡山駅発下関駅行きといふ長距離列車が何本もありました。つまり、小さい駅で乗り換へる必要がなかつたのです。現在では、細切れになつてしまひ、乗り換へも多くなりました。計画を立てるのさへ億劫になるほどです。
そのやうなことを考へてゐるうちに、三原駅に着きました。
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ここから横着して新幹線に乗り岡山駅まで行きます。
こだま858号の指定席券と駅弁を買ひ列車に乗りました。車両は700系、レールスターです。
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朝からパンとお茶だけだつたので、空腹です。松茸牛すき弁当、ペロリと食べてしまひました。
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ご飯すき焼きの割下が染み込み、しかもベチヤとしてゐないのが良いです。お肉も多くて美味しいですね。
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岡山駅に着きました。帰りの列車まで時間がありますが、それまでちよつと個人的な用事を済ませてゐました。
夜道
二十二時前に岡山駅に行くと…なんだか様子が変です。
駅員のお姉さんに聞いてみると、伯備線が大幅に遅れてゐるとのこと。サンライズ出雲はまだ新見駅にゐて、一時間以上遅れると、平身低頭に述べてゐました。
ジタバタしても始まらないので、ベンチに座り読書をしてゐました。
それにしても、中々情報が入つてきません。
「十七時四十分頃、石蟹〜新見間で線路の確認をした」といふ情報が流れてゐるのみです。ネットで調べてみたら、レールの一部が歪んでゐたとか何とか。
しばらくしたら、サンライズ出雲は六十六分の遅れなどの情報がありました。
私はそれ以上に、咳のうるさい隣にゐる外人と、騒いでゐる幼児、大きな声で燥ぐ酔払ひのおつさんをどうにかしてほしいです…。列車の遅れ以上に、騒音は苛立ちます。繰り返しで恐縮ですが、玉川は子供が嫌ひです。聴覚過敏なので特定の音が苦手です。
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定刻より一時間以上遅れて、サンライズ出雲は岡山駅のホームに現れました。かういふ日もマア良いか。
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時刻は、二十三時四十三分。指定されたノビノビ座席に行くと、毛布がグシャグシャにされてゐてムカつきました。遅れたことは仕方がないにしても、モラルのない人間がゐるのが残念です。
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さて、やつとサンライズ出雲に乗れましたが、クタクタです。すぐに寝やうにも眠れさうにありませんが、とりあへず横になりました。
車内放送で、岡山駅を一時間十四分遅れで運転してゐると言つてゐました。明日は、恐らく八時半過ぎに東京駅に着くでせう。
………
気が付いたら朝でした。静岡駅の手前でした。
ところで、サンライズのノビノビ座席はこりごりです。といふのも、床が硬くて寝返りがうてず、さらに枕がないので寝づらいのです。今度から、個室にします。
富士駅をちやうど一時間遅れで出発しました。小さな子らが目を覚まし、はしやぎまはるので煩はしい。
沼津駅には六時二十一分到着。遅れが一時間切りました。五十五分の遅れです。
やうやく熱海駅に着きました。六時三十七分です。本来ならば、五時四十三分に着く予定でした。熱海駅を出発してから、首都圏の過密ダイヤを意識してかかなりのんびりと走行するやうになりました。朝日に照らされた相模湾の美しさが、せめてものなぐさめです。
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根府川駅のあたりは、特に美しいですね。
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横浜駅には七時五十三分に着きました。定刻より一時間九分遅れです。
終点を告げるはるかチャイムが鳴り、東京駅には私の予想に反して八時二十二分に着きました。
しかし、疲れました。夏休みは後数日あるので、ゆつくり休むことにいたしませう。
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最後までお読みいただき、ありがたうございました。
宣伝となり恐縮ですが、日本花卉文化株式会社様のマガジンに、以下の記事を書かせていただきました。併せてお読みいただけたら幸甚です。