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玉川可奈子の本棚

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私が読んだ本について、感想や思ひ付きをまとめたものをまとめました。
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#マンガ感想文

乃樹愛『なんで私が適応障害!?暗闇の中で光を見つけた私。』(合同出版)を読んで

乃樹愛『なんで私が適応障害!?暗闇の中で光を見つけた私。』(合同出版)を読んで

 「まさか、自分が…」

 「適応障害」といふ名称は、皇后陛下も当時、罹られたといふことで知つてゐました。

 さらに、同じ職場の人がなつた人がゐるのを見て、多少身近なもののやうに感じました。

 職場以外の親しい人がなつて、その大変さを間近で見ることもありました。

 そして、まさか自分が「適応障害」になるなんて、夢にも思ひませんでした。

 この記事に目をとどめていただき、ありがたうございます

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汐街コナ・ゆうきゆう『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』(あさ出版)を読んで

汐街コナ・ゆうきゆう『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』(あさ出版)を読んで

 この記事に目をとどめていただき、ありがたうございます。
 今回は、私が読んだ本について思つた書きますので、どうか最後までお付き合ひ下さい。

 かつて私は朝7時出勤の20時退勤で、土日も月上限3,000円の手当で出勤しなければならない組織に勤めてゐました。毎月の残業時間は、余裕で100時間を超えました。ひどい時では、月に2日しか休みがありませんでした。
 なほ、当時のストレス解消方法は、過食と浪

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