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『自分言語力』を育てる

私はよく自分の中で生まれた概念や思想に名前をつける。
これも言語化の一つだと思っていて、自己理解したり、相手に伝えるときに役に立つ。

今日のタイトルにした『自分言語力』は、

自分の思っていることを伝える力、
自分とは何なのかを言える力、
自分本来の言葉で表現する力。

という意味で使う。

厳密に言ったら、概念化することと、名付けることは違うと思うけど、

自分の中で生まれたものを概念化したり名付けることは、
・自分の中で”それは他とは違う”と区別してラベリングすること
・数多の言葉を尽くして説明しなければいけないことを出来るだけシンプルに伝えること

だと思っている。

「自分の言葉に変えたい」ともがくことで、自分言語力は鍛えられる。

例えば、最近では私がずっと言ってきた「やりたいことをやっているだけなのに、感謝されてお金までもらえちゃう暮らし」は、『自己中心的利他』と表現されていた。

最近この言葉が浸透してきているので、シンプルに伝えたい時はたまに拝借している。
だけど、自分の言葉で伝えたいと思う相手には、たとえ長くても「やりたいことをやっているだけなのに、感謝されてお金までもらえちゃう暮らし」と言っている。

今日はこの『自分言語力』について書いていこうと思います✨

こんにちは!Kanaです。

普段はジャーナリングアドバイザーとして、ジャーナリングを使いこなして幸せに近道するアドバイスやイベント講師、コミュニティ運営、起業サポートをしています。

私はライターでも小説家でもないけど、一応ジャーナリングの専門家として「言葉」にはこだわりを持っていると思う。

ただそれは日本語の美しさや、文章の流れ、書く技術といった意味でのこだわりではなく、「その人の使う言葉」へのこだわりと言った方がいいかもしれない。

言葉はその人の世界を映し出している


先日出版したKindleにも少し書いたことだが、

言葉はその人の認識そのものであり、
人それぞれ『自分言語』を使っている。

と思っている。
つまり、同じ日本語でも自分が暮らしている地域や、関わっている人たち、見ている情報によって、「どう言葉を使うか」は違うということだ。


普通に生きているだけなら、こんなことまで考える必要はないんじゃないかと思うかもしれない。

確かに普通に生きている人と、有名企業の大社長とだったら、求められるレベルや量は違うだろう。

でも、私はどんな人でも必要なスキルだと思っている


なぜか?

人はコミュニケーションの中で
生活しているから

コミュニケーションとは何か?みたいな話になってきてしまうかもしれないが、人は全くの孤独、一切のコミュニケーションを遮断した中では、生きられないと思う。

そうすると、多かれ少なかれ、「自分がどんなことを考えているのか?」
「自分にはどんな意志や思いがあるのか?」といった最低限の情報交換が必要になる。

「誰かから借りてきた言葉」や「なんか耳障りのいい言葉」を使って、流してしまうこともできるが、

それは常に問題を横流しにし続けているだけで、生活排水を川にそのまま垂れ流しているのと同じである。

問題視しなければ、ずっと垂れ流していればいい。
きっと自分には関係ないのだろう。

でももし、問題だと思ったなら、「自分の中から出てきた言葉」を使わないことには解決しない問題なのだ。


他にも、自分の想いを的確に表している言葉に出会った時、拝借することは構わないと思っているが、それを使い続けると結局は個性を失ってしまうことに気をつけなければいけない。

例文を考えてみた。
ホームページに「私がお手伝いできること」を載せている。

一度自分のために立ち止まり、
過去を振り返り、今を見つめ、
理想の未来を描くお手伝い。
自分が主人公の物語を紡ぎ、
本音発信することで、
好きなことをしているだけなのに、
感謝されてお金までもらえちゃう暮らしを実現すること。

これを先ほどの自己中心的利他の表現を借りながら簡潔に表現すると、

自己理解を深めながら、自己中心的利他を実現するお手伝い

なんとシンプルでわかりやすい!!と思う反面、別にKanaが言っても、その辺の社長が言っても変わらない気がする。

だから自分の言葉にするために、数多の言葉を書きまくって、ようやくこの短さまで”Kanaの思想”としてまとめられたのだ。


だから私はこだわる。

自分の言葉で表現していくことは、すぐには理解してもらえないかもしれないし、いつまで経っても理解してもらえないのかもしれない。

でも、それは言葉を磨くチャンスでもある。

先ほどの例文でも、私の文章は長いし、独特な言葉回しをしている。
もししばらくこの言葉を載せていても誰にも響かなかったなら、変えていけばいいと思っている。

もし、届いたなら嬉しいなと思って、ひとまず置いておく。

必要に応じて使い分けていく。


こうして、自分言語力を育み続けることが、
自分の人生を豊かに幸せにしてくれる。
じぶん物語を理想的なものにしてくれる。

願いを叶えてくれる。

・・・そう信じて。



自分言語力とは、
自分の思っていることを伝える力、
自分とは何なのかを言える力。
それは『願いを叶える力』に変わっていく。

あなたもぜひ、”あなたの言葉”で世界を認識し直してみてください。

探ってみると自己理解も深まりますし、自分が目指したい場所も自ずと見えてきます。

最後まで読んでいただきありがとうございます!
今日の話があなたにとってお役に立てれば嬉しいです❤️
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