人生の15分...私と交感してください～グループ展にかける想い～

2023年12月。

「自分がナニモノかを世界に叫びたい!!!!!!」

というなかば脅迫的な想いに駆り立てられてグループ展への参加を決める。

とにかく私のウチガワはあらぶっていた。

何を伝えたいかよく分からない。
伝えるための手段もない。

でも、

私がここにいると世界に叫びたい。
誰かの心にさざ波をたてたい。

ものすごく強い欲求がこみ上げていた。

滾る想いを
ビルの屋上から叫びたいくらいだ。
（実際した）

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それから10カ月。
手当たりしだいに自分の中にあるものをぶちまけた。

・詩
・手紙
・油絵
・絵本
・作詞
・自撮り
・水彩画
・ピアノ
・デッサン
・色鉛筆画
・樹脂粘土
・デジタル画

でも、どれもいまひとつ「しっくり」こない。

ポエムやデジタル画は専用のSNSアカウントまで作ったけど、萌えない。

なんなら絵本は出版までしたけど、きっと一生お日様の下に出ることはない。

そのときどき「誰かの心に届け！」と全力で臨んだのだ。

けど、心が動かない。
何かが違う。死んでる。

こんな命のないものを並べても心が躍らないのだ。

たぶんきっと...
【誰かの目】を意識して合わせに行って作ってるからだ。

私がやりたかったのってそういうことじゃない。
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じゃあ
全力でワタシヲサケブってどういうことなんだ...

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気づけばXデーまであと2週間。
ほぼ白紙である。

迷走しまくった挙句、わたしはとうとう降参した。

やっぱり私は【たくさんの人に響くもの】なんて生み出せない。
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私が誰の目も意識せず心から叫びたいこと。
誰に何を言われようともやり続けてしまうこと。
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どんなにダサいと思われようと、それこそが私なのだ。
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ダサくてつまんなくて空っぽの人間だということが世界にあけっぴろげになろうとも、それが私なのだ。

This Is Me！

このまま行ってやれ、と。

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そんなぶつかり稽古を経てたどり着いたゴール。

それは、

「私」そのものに問いを投げかけて
誰かを巻き込んでもみくちゃにして
探求し続けていくこと。

決まったカタチなんてなくて、
伝えたいテーマや統一された世界観もない。

ときどき悔しくて泣き叫びながら、

それでも対話と交感によって
いつも新しい「私」を迎えに行く。

それが、最高に私らしい、私。

日々生きる中で当たり前にしていること。
それをただ、表現する。

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誰かからみたら大したことないガラクタかもしれない。
そもそも作品とも呼べないかもしれない。
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でも、モーレツに私らしい愛しい「何か」になりそうだ。
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ただ、この「何か」は、対話と交感に支えられている。
私ひとりでは作れないもの。
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私の思い描く【This Is Me】が、当日実現できるかどうかは、あなたが想いを重ねてくれるかどうかにかかっています。
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どうか15分だけ、私と交感していただけないでしょうか。
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いただいた想いとエネルギーは、いつか何かの形で還元します。きっと。

かみちゃん

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