あの扉の向こうに『頑張れているのか』

あの扉の向こうには
「

多忙に身を任せて

変化のない日々を送っている

いつのまにか秋が顔を出す。

自分で選んだ道なのだけど

『頑張れているのか』

疑問に思うときがある。

それはとてつもなく

大きな勘違いなのかも知れない

でも自分なりには

やっているつもり。

評価されたいとか

褒めて貰いたいとか

そんなんじゃない

確かめたいだけ。

今ボクは『頑張れているのか』

他人からしたらなんでもない

自問自答を真顔で考えている。

こんな事を考えているのは

まだ頑張れるからなんだと

勝手に結論付ける。

必死までもなく

力を入れていないわけでもない

その位に小走りで進んでいるつもり

ちゃんと『頑張れていますか？』

きっと『頑張れているよね？』

」

そんな誰も得しない、独りよがりの自己啓発の物語。。