![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139992358/rectangle_large_type_2_e3947aeaa7d8250caaf025544fba30b1.jpeg?width=1200)
聖徳太子と時の天皇陛下の契りの水が亀井水(再編集)
![](https://assets.st-note.com/img/1715186990554-4soM54cSgM.jpg)
🐢天皇とはなにか、聖徳太子との絆に気付かせてくれたのは、亀井水です🍀
今上天皇は、水の研究をライフワークとされておられます。
今上天皇も、御着衣をここに寄進されるはずです。ここにも、亀井水は欠かせない聖徳太子の御心の証しとして、秘められているのです。
福祉の先駆者として、今も生きる聖徳太子の理想。
天皇と聖徳太子の絆としての亀井水。
京都広隆寺の秘仏、聖徳太子像は、現在も天皇と特別な絆をもつ重要な像である。
おそらく、保安元年(1120)以来、時の天皇が大嘗祭で用いた衣装を、御在位中着せておく慣わしが永えいと維持されているのである。平成天皇も自費で礼装を寄進された。天皇は、聖徳太子とともに在位のおつとめを果たされたのである。
この太子像には、聖徳太子ゆかりの寺院の様々な遺物が、胎内に納められている。それらは、説明を書いた紙に丁寧に包まれている。
その説明を書くために、墨をするのに、亀井水を用いたと、銘記されている。
「保安元年庚子冬持来仏子定海以四天王寺亀井水為硯水記之」
天皇と聖徳太子をむすぶ神聖な水は、亀井水でなければならなかった。
聖徳太子が四天王寺創建の目的とした、学問、医療、弱者救済の福祉、その菩薩道を誠実に歩まれているのが、今上天皇であります。
![](https://assets.st-note.com/img/1715187206744-Qw9gOBh527.jpg)
広隆寺秘仏聖徳太子像、胎内文書。
(赤丸文書)
法隆寺金堂内壇中心土並塔内中心土
上宮王院御経蔵籠納太子御袈裟
並御衣及綿等破上宮王院宝帳
内土並御帳破等
橘寺本堂■冠■並同堂
幡足破等
已上衣[ ]■勧進以出雲国
鰐淵山■[ ]為使者上件寺塔
等各修少諷誦祈請取集保安
元年庚子九月廿一日己未於広隆寺
西門堂持来之
仏子定海以天王寺亀井水為硯水記之
(他に)
四天王寺金堂内
救世観音御座下土
四天王御座下土並金物等
舎利御座下土並■玉等
塔中心土
已上依仏子定海勧以僧忠鑑
寺塔各修諷誦取之
保安元年庚子冬持来
仏子定海以四天王寺亀井水為硯水記之
![](https://assets.st-note.com/img/1715187343620-kuulDnLuV6.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1715187387000-KvrmE7GcTG.jpg?width=1200)