源八橋の橋のした~僕はガタロの子や
大阪市都島区、JR環状線桜ノ宮のあたり。
リバーサイドタウンで白梅を撮影し、川端の毛馬桜ノ宮公園におりる。
環状線の鉄橋をくぐり、源八橋へ。
昔の貯木場あとの、大川の入り江。
川向こうは、帝国ホテル。
この橋のしたで、私は拾われたと、言われて育てられた。
さびしかったけど、自分はよその世界からきたんだなとも考え、なんか気持ちが広くなった。
サギとカモ。仲良し😃🍒😃。以前、アヒルがいたこともある。先日、ヌートリアを見た。
まだ寒いからか、亀は見えない。
僕らの街は川のまち
そやからガタロもいたかもしれん
おまえはガタロの子ぉや言われて
いつか人間になれるのかと
ぼんやりと生きてきた
人間にはなりきれんかったなあ
中途半端やなあ
まあ川をみつめていたら
ガタロの世界の常識がわかるような
気がしたもんや
この川の街にへばりついて
この街に無限に遠いふるさとがある
僕はこの街の子
ガタロの子
日本では、水の精霊といえば河童。私も、お前は河童だと言われて育ちました。橋の下でひろたんやと。
日本では、多くの神々が、妖怪とさげすまれながら、愛されてきました。
水の信仰、水の神々は、世界の根源にありながら、いつしか真っ当な評価から遠ざかってしまいました。亀井水への無関心もその一例でした。
🐢🐢🐢🐢
西欧で、水の精霊といえば、オンディーヌです。
アングルの名画「泉」は、オンディーヌではありませんが、水を擬人化したものです。共にwiki画像。
オンディーヌには、魂がありません。女性として描かれることがほとんどですが、性別もありません。仏教の仏にも本来性別はありません。聖徳太子は、観音様として、親鸞の夢に女性として現れた。
オンディーヌは、人間と恋をしてはじめて魂を宿します。
しかし、恋人の心ない言葉により、水にかえってしまいます。
さらに、恋人の裏切りには、呪いがかかります。眠ればそのまま死んでしまう。不眠不休で不毛な仕事に追われ、魂をすりへらす。
現代人そのものです。
いつ、オンディーヌの呪いがかかったのか。いや、日本では、河童の呪いでしょうか。
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