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秋もなお赤く色づくミニトマト

赤く熟したアイコを収穫し始めたのは7月末。それからおよそ一か月の間に、正確に数えてはいないけれど、収穫担当の母によると、100個ほど収穫できたようです。2本立てのつもりだったのが、取り損ねた勢いのいいわき芽1本が加わり、ほぼ毎日少しずつ赤くて大きなアイコを収穫できて大満足の結果でした。

大きめプランターに一株、雨の当たらない日向に置いて育てたのが良かったのか、今年始めたコンポストを土に混ぜたのが良かったのか、小さなアオムシ一匹を除いて虫に悩まされることもありませんでした。そしてミニトマトに味はあまり期待したことがないけれど、甘さも感じられ、皮は思いのほか薄く、味の点でも上出来といっていいでしょう。

9月に入り、朝晩は秋を感じられる日も増えました。ミニトマトはというと、これ以上伸びないように摘芯はしていてもわき芽は際限なく現れ、いつの間にか花を咲かせて、小さな実をつけています。すでに大きくなっている数個を収穫したら終わりかな、と思っているのですが、アイコさんは成長をやめるということがないようです。今の時期に小さなブルーベリー級の大きさでは、大きく赤くなる前に冬がくるでしょうか。それとも日中の高温が続き、あっさり収穫となるでしょうか。

9月16日

ここまで書いたのが9月上旬。10月に入り、アイコさんはもう片付けていいころでしょう。でも、まだ上の方に赤くなりかけているのが2つあり、先月ブルーベリーほどだった下の方の実がゆっくり大きくなっています。

結局、9月にブルーベリーサイズだったアイコさんは、10月の快適な気温に助けられて小ぶりながらきれいに赤く染まりました。秋になってミニトマトが収穫できるなんて、よく育ってくれたことは単純にうれしいけれど、妙な暖かさのせいだとしたら喜んでばかりいられないのかなと、ちょっと複雑な気持ちです。

10月9日


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