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発達凸凹の息子に向き合った日々⑩  ~母が教わった事~

私がこの5年弱、一番向き合ってきたのは間違いなく『息子』です。
息子は発達グレー。発達に凸凹があるタイプ。
今年の4月で小学生になります。
息子が療育に通い始めたのは1歳8か月の時でした。
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療育を始めた時、息子は1歳8か月だったので、
成長するしかないんですね。
少しづつでも、必ず成長する。

それは、療育に通っていなくても同じじゃないかと思ったこともあります。
息子は療育に通ったからここまで成長できたのか?
家や公園で過ごしても同じように成長したかもしれない。

でも、私は療育に通ってとても助けられました。
もしかしたら、息子よりも私の方が助けられたかもしれない。

北海道に越してきたばかりでママ友も少しだけ。
療育に通っていなかったら「孤育て」になっていました。
しかも多動で発語がなく、コミュニケーションがとりにくかった我が息子。
ひとりじゃぁ、間違いなく発狂案件ですね。。。

息子は「発達障害」かもしれない。
それを認めるのはやっぱり勇気が必要でした。
けど
認めてしまえば別になんという事もない。ですね。

療育に来ていた子はコミュニケーションがとりにくい子たちではあったけれど、どの子もみんな、嘘がないんです。
実に、自分に正直。自分に素直。
嫌なものは嫌だし、触りたいものは触りたい。
育てやすい子だけと関わると、これらの子は何を考えているのかが分かりにくいのもあって、敬遠しがちだと思いますが、一緒に子育てしていると、その子が何を考えているのかを当てにいきたい!という思考回路になったりします。

私はそれが楽しかった。
ママ以外には極端に人見知りする子が、手と手を合わせてくれるだけで幸せになれました。

そして息子もそれは一緒で。
普通のママだったら敬遠されてしまう息子も、療育の先生たちからはアイドルのようにかわいがってもらえたり、どんなにやんちゃな事をしても、ママ達は笑顔でかわしてくれます。

椅子に座っただけでもべた褒めされて、普通だったら叱られる場面でさえも、気持ちを代弁してくれる。
「そっかぁ、息子君は今は走りたいんだね。じゃぁ、たくさん走ろう!10回走っていいよ。もっともっと走ってもいいよ!」
(こう言われると、3回走ったくらいで満足したりするから不思議です。)
息子にとっては『僕の事を分かってくれる!』そう感じる場所だったように思います。

自害や他害があった場合、誰かの身に危険があった場合は止めに入ります。
でも、決して否定はしない場所。
息子の気持ちを分かってくれて、気がすむまでやらせてくれて、難しい場合は代替え案を用意してくれて。

普通とは少し違う我が子らに、どうしても苛立つ事が多い。
だけどね。だからね。
まだ、2さいなんだから、まだ5さいなんだから。
うんと甘えさせてあげましょうよ。
そして、お母さんの事を大好きになってもらいましょう。
大好きなお母さんのいう事なら、分かった。っていう日が来るから。
今は沢山甘えさせてあげてください。ね。

そんな事を、息子が通った療育では教えてもらいました。

なので今では、息子を目に入れても痛くないくらい可愛いと思う事が出来ていて、息子もお母さん大好きっこ(なはず)です。


続き?はまた書きます。
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今は、よくしゃべる、どちらかというと落ち着きがない男の子。
お友達と遊ぶのが大好き。ゲームも大好き。外遊びも好き。
それでも、「定型発達」と言われる子たちよりは不安が強いかなと。
療育→幼稚園→発達支援を受けて、優しい子供に成長しました。

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