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国立大学の無償化はWINWINを生み出す。

貧乏な我が家でも大学に行かせられるシステムとしての国立大学無償化を。
2人も大学へ行かせられるのはよほど裕福な家。年に生活費とは別に200万円も払う余裕はない。(年収中央値を見よ)(子ども手当を16歳までもらって2人子どもがいるとだいたい受験時には一人150万円×2人分=300万円になっている→受験と入学金と引っ越し下宿代の1年目で消える)

厚生労働省公表


自分自身が大学時代の授業料は県立高校と大して差が無かった「年間18万円、月1万5千円」、これに下宿代5万を足したものを両親が払ってくれていた。


その当時から「私立に近づける」というわけのわからない理屈で徐々に値上げを目指していたが…(研究費も削られ始めた記憶が)
大学に行っても役に立たない、立たせない、学ばない人間に「大学」は要らない。その受け皿になっている一部の私立大学、そこに補助金を入れるから国立の予算が減る。私立が国立に合わせろ、と当時1980年代でさえ思っていた。(経営、経済学部もあるのだから)

令和5年度政府予算案のうち、文部科学省の私立大学関係予算は、私立大学等経常費補助2,976億円(1億円増)で、一般補助が2,771億円(5億円増)、特別補助が205億円(4億円減)となりました。


勉強すれば、5教科7科目!勉強すれば(情報科目が増えるらしい、AIの時代なのに)大学に行けるのはモチベーションになるしそういう人材も生める。地方だと国立大学に行けるのは「実家通い」もできる魅力もある。
実現すると国立の偏差値は上がるのも副次的効果。
国民よし、大学よし、可処分所得を増やし国民を幸福にする社会にもよし、3方良しのWINWIN政策だと思うけど。
老後の資金を切り崩し、質素な生活を数年間して楽しくない時間を過ごす、しんどい。
両親に負担をかけているのを目の当たりにしている現代の若い世代がすぐ「子どもをつくろう」にはならないだろう。この心理的な負担も考慮に入れないと。
私立大学の場合、難関校というだけでなくその「ブランド力」に金を払って行かせている、または、行ってる層も少なからずいるだろう。(金を倍積めば、学力低くても入らせてやれ、と思う)
「しまむら」で買うか「シャネル」で買うかの違い。
親にとっても、子どもにとっても国立大学にとってもいい政策(と政策誘導)になるはず。

子育てのどこに金がかかるか?ここでしょ?
自分が受験生~大学生を経験し、自分の子どもも大学生になる年齢になればそれは理解できるはず。国立を高くするのは、よほど裕福な家柄か?発想が分からん。
指定校推薦校をまず減らし、一般受験を9割にする努力をしてからモノを言えと思う(私立をオープン化せず国立大学生の5教科7科目も理解せず授業料入学金の部分だけしか見えない)。(某私立大学学長

最近の若い子たちは真面目だから本当に両親の苦労を分かっているから、それを忘れないように。
政策立案者や、大学運営者、少子化対策担当者様へ。

Making national universities free will be a win-win situation.


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今井恵一
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