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依存~絶対的支配者と絶対的服従者の絶対的な関係~
お陰様でここ最近、ようやくnoteの記事も親父ギャグへの依存から脱却しつつある私。
しかし、親父ギャグ無しでは、とっても記事が書きづらい…
かといって、(誰にも相手にされない)親父ギャグばかりに頼ると、記事はサクサクかけるかもしれない。けど、誰にも読まれない。。。
う~ん。。。
と悩んでいた時に、
(ノミよりちっさい悩みやな)
依存について、七つの習慣のある内容を思い出しました。
(以下抜粋です。)
「力を借りることは、弱さを作り出す」まず、力を借りた人が弱くなる。・・・(中略)協力の代わりに恐怖が生まれ、一方はますます横暴に、そして一方はますます防衛的になっていくからだ。
私は過去、中国で他人に力を借りたことが何度かありましたが、自分に何もない状態(収入源が無い場合)で他人に力を借りると、「一方的な依存」の状態を生んでしまいます。
依存する側(当時の私)は、少なくともその時は依存される側に頼らざるを得ませんでした。
※ 以下、
依存する側 ⇒ 「する側」
依存される側 ⇒ 「される側」
とします。
「する側」は、「される側」に見捨てられては困るので、一生懸命に尽くします。しかし、相手「される側」は、往々にして、「する側」の心理状況を的確に把握します。言葉を変えて言うと、足元を見抜きます。
「こいつ(する側)は自分を頼らざるを得ない」と。
そうすると、「される側」は、ますます「する側」をコントロールしようとし、「する側」に対する要求が少しずつ過度になってきます。しかし、「する側」は、「される側」との関係を保ち続けるのであれば、他に選択肢が無いので、どれだけ要求が過度になっても、満足させるしか有りません。
こうなると、もう先は見えていて、「する側」が完全に疲弊し、再起不能になるまで、「される側」に尽くすか、「される側」との関係を断ち切るかの二通りしか有りません。
しかし、「する側」が懸命に尽くしている為、「される側」は逆に「する側」に去られると困るわけです。この為、「される側」は、「する側」を「生かさず殺さず」の状態に保とうとする場合もありますが、「する側」が依然として一生懸命尽くしているので、まだまだいけるだろうと、自然と要求が大きくなっていきます。
ですので、結局、「する側」が疲弊しきらないようにするには、関係を断ちる事でしか解決できないと思います。
中国でそのような貴重な経験をした後、一度白タクの運転手に、日本の廃品を回収して一緒に中国に輸出しよう!と持ち掛けられたことがありました。
「お前は日本語が出来る!」
「日本の事をよく知っている!」
「コンテナ一本で〇〇元儲かるから、それを山分けしても〇〇元お前の懐に入るぞ!」
「どうだ!儲かるだろ!一緒に組もう!」
…こんな時だけです。日本人が中国人に持ち上げられるのは。(笑)
しかし、確かに儲かりそうな話でした。
で、じゃあ、何をすればいいの?と聞いたところ、お決まりの、
「日本に会社を作るから、その資金と当面の仕入れ資金で、100万元あればいいよ♡」
(あるか!そんな大金!ジャックマーに頼め!)
「俺の兄弟と、いとこの三人でやっていて、裏切りは無いから安心しろ!」
(いやいや、そもそも俺とあんたの関係、赤の他人どうしやろ?)
そもそも、日本は仕入れ側で、売掛金を回収するのは中国側なので、最初っから私には一銭も入りませんって言ってるようなものです。
で、ウィーチャットを交換しろとしつこかったので、交換して、この件は考えておくと言った次の日から、ウィーチャットにお誘いの連絡が山盛り入って来たので、「お金がない」と言って、削除しました。
これ突っ込んでいたら、間違いなく「依存」してしまう所でした。
この件で思い出しましたが、BtoBで、中国企業との取引(中国企業に販売する)も危険だと思います。(あくまで私の見聞きした中での話です)
客先は仕入先にきちんと支払いしないので、仕入れ先の売掛金がどんどんたまっていき、現金がどんどん減っていきます。
それでは仕入れが出来ないので、売掛金の回収に行くのですが、売掛金の回収という仕事だけでも、食事、お土産等、凄いコストがかかります。しかも、そのコストをかけた所で、売掛金全額返ってくるわけではありません。少しでももらえれば良い方だと思います。
最悪は法的手段に訴えると思いますが、もし、この客先との取引が無くなれば会社の存続が危ぶまれる場合、回収できなかった分は、また次回、沢山のお土産と、美味しい料理、美味しいお酒を用意して、ひたすらお願い。
他に方法がないとは言え、超依存ですね。とても辛いと思います。
至る所に依存される側と、依存する側の関係が生まれるきっかけがあるので、特に依存する側にはならない様、注意したい所です。
この関係は、続けば続いて行くほど、時間の長さに比例して依存する側の立場がどんどん弱くなっていく一方なので、分かった時に出来るだけ素早く断ち切ることが重要だと思います。
【お礼】
私が記事を書き続けられるのも、今こうして貴重なお時間を割かれてこの 記事を読んで下さっているあなたのお陰です。本当に有難う御座います!
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