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あんなに素晴らしかったのに、何も感じない朝「週末朝活」

この記事は以下のような方に参考になるかと思います。
・ブログを書いている方
・毎朝自己啓発を頑張っている方
・朝に早起きして自分の時間をもっている方

この記事は書籍「週末朝活」を読んだ感想とともに、その内容へ自分を当てはめ、考え、行動した記録を書いています。

今回の本

感じない朝

私は毎朝4時に起きている。
朝に自分の時間を確保する。いわゆる「朝活」というものを1年以上続けている。
朝に有意義な時間をすごすと、
その後に出会うすべてのものを素晴らしいと感じる。
すばらしフィルターがかかる。

(ネーミングセンス!)

しかし最近、
すばらしフィルターがかからない。
朝活に以前のような新鮮さ、ワクワク感、きらめきのようなものがあまりない。

なぜか。

その理由は分かっている。
このブログだ。

定期的なアウトプット習慣を身につけたい。
思っていることを言葉にできる人になりたい。
30代後半、大人ミドル世代になってもなお残る、
この明らかな国語苦手意識を克服したい。

だから毎週更新と宣言し、
読書感想文を書き続けてきた。
ブログを初めてこの夏で1年になる。

まだまだ苦手が続く私にとって、週に1回
これくらいの読書感想文を書くことは決してたやすいことではない。
無事月曜に更新できたらほっとして、
すぐにまた次の月曜に向かって「書かなければ」というプレッシャーを自分にかけ続ける。

(頑張るねぇ)

そんな毎日で
書くという行為自体に慣れはしたが、
感じる難易度はさほど変わらない。

しかしここにきて最近、
そのアウトプットの時間を削っている。

インプットだ。

読書だ。

読書が楽しくて、ブログ記事を書く時間にあてていたランチ後の残り休憩30分を本を読む時間にあてるようになった。

きっと後でどうにかなる。
だから今はこれを読みたい。

この1年間で「書けない」「更新ストップ」の危機を何度も乗り越えてきた私は書くことに対してタフになったようだ。
もしくは、少しだけ私にも言語化への自信がついた証拠なのだろうか。

いずれにしても書く時間を削りだした私に
余裕はなくなっていた。
それが朝のフリータイムに影をおとしていた。

さぁー万年筆しようかな~
プログラミングの勉強しようかな~

朝に何かしようと思うたびに
心の中から声がする。

『まだ書いていないのに?』

(ですよね…)

そして気が付けば、
スマホに逃避し、朝の時間は消えていった。

朝の余白

朝いい気分に浸ることができると、そのあとちょっとへこむようなことがあったとしても、「まあいいか」と、なんとなく許せてしまう気がしませんか?

週末朝活

このように、朝の気分が一日を左右してしまうのはどうしてでしょうか?
それは朝の気分に「余白」があるか、それともないかが、大きく影響しているからです。

週末朝活

(余白!)

朝活の本はいくつか読んできたけれど、
「余白」というキーワードをきいたのは始めてだった。

早起きして周囲を見わたす余白があれば、自然やいつもの光景が私たちにもたらしてくれている美しさに感動できるようになります。

週末朝活

本書にはこうも書かれていた。

朝の素晴らしさを、身体全体で味わう余裕

余裕。余白。

そうか、そういうことか!
朝は余白なんだ。
朝の目的は余白だったんだ。


余白をもつこと。朝に余裕を感じることだ。

「余白」の価値

余白というワードで頭がいっぱいになったとき、ある本を思い出した。

マイクロソフトで世界規模の成果を出した著者の、時間の使い方を語った本だった。

ここに意外なかたちで「余裕」というワードが登場していた。

著者は
1日の始めの2時間でその日の仕事の8割を終える『ロケット時間術』というものを実践している。

そしてなんと、
そのロケット時間術の目的が「余裕」だったのだ。

(!)

2時間スーパー頑張るのは余裕を作るため。
より多くの仕事をこなすことや精度をあげることは二の次で、一番の目的は余裕を作るため。


衝撃だった。
余裕というものは、ここまでして手に入れるべきものなのか。

私はそれから著者を真似て、
仕事が予定より早く終わっても、
すぐに提出するのはやめたりした。
意識して余裕を感じようと努めるようになった。


なのに朝ではそれができていなかった。

ブログの目的

でもどうしたらいいんだろう。

朝に余裕や余白を持ちたい。
でもブログは…

朝4時、ひとりリビングで考える
そうして何回目かのある朝、
ノートを開いて気がついた。
読書の感想をメモした自分のノートだった。


「自分の気持ちをアウトプットする楽しさ」

自分で書いていた。

そうだった。
楽しいんだった。

ぶわぁっと明るいものに包まれる。

ブログが1年間続けられたのは
それが楽しかったからだ。
書く練習だけじゃない。

(そうやん!そうやん!)

気持ちが急に軽くなった。
「書かなければ」なんて思わなくていい。
いや、思ったっていい。

私は楽しいからやっているんだ。

これからの朝

朝の気持ちよさを見失っていた私だったが、
最近また、ゆっくりとあの素晴らしい朝が戻りつつある。

考え方ひとつであっという間に気持ちは変わる。

よい方にころっと変わるときもあれば
すぐにまた悪い方にも変わる。

もしまたブログで憂鬱な朝を感じたら
読書ノートや今日のこのブログを見返そうと思う。


みなさんは自己啓発や頑張っていること、ありますか?
自分で決めたことなのに、自分でやると決めた習慣なのに
続けるのが億劫になるときがありますよね。

そんなときはもしかしたら
少しでも続けられたのはどうしてかを振り返ってみると
そこには気づかなかった「楽しさ」がいるんじゃないかと思います。


今週の記事はここまでです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
私のブログはnote以外で下記にて毎週月曜に更新しています。
https://ykakizoeblog.com/
ちらっと覗いていただけたら嬉しいです。

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ではっ


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