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いのちの背景を想う

いま、
目の前にいる人の
いのちの背景を想う。


その人が
生きているということは、
今まで苦しみや辛いことがあっても
それを乗り越えてきたということ。


だからこうして、
いま生きている。


そしてそれは、
いま目の前に見える
その人だけではない。


その人が在るのは、
“いのち”が起こって以来
絶えず繋がってきた
無数のいのちが在ってこそ。


戦 飢え 病…
死を間近に感じざるを得ない
過酷な時代を生き抜いた
祖先たちの存在。



いのちの
背景を想像すること―。


それは
自他への色眼鏡を外してくれ
わたしに
慈しみの世界を教えてくれる。


ただただ
いのちの尊さを
讃美したくて
たまらなくなるのだ。

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柿内未央
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