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【読書】ちいさな死神くん

 2024年7月15日(日・祝)、絵本の『ちいさな死神くん』を読みました。メモを残します。

■絵本『ちいさな死神くん』について

(1)絵本の概要

 講談社から出版されている絵本です。作:キティ・クローザー、訳:ときありえ、とあります。
 下に、①講談社の絵本のページと、②キティ・クローザーさんのWikipediaのページのリンクを貼ります。絵本の裏表紙にも記載があり、それによると、クローザーさんは、1970年、ベルギーのブリュッセル生まれ。現在は、オランダに在住だそうです。

(2)絵本の内容紹介

リンドグレーン記念文学賞受賞作家の絵本
きらわれ、こわがられながら、くらしてきたちいさな死神くんに、ほほえんでくれたのは、ちいさなエルスウィーズが最初でした。それが死神くんとエルスウィーズのふしぎなおしごとの始まりでした。
ちいさな死神くんは、みんなに「だいじょうぶ」と言ってあげたかったのです。――聖路加国際病院副院長、小児科部長 細谷亮太さん

講談社のホームページより

■感想など

(1)手に取ったきっかけ

 ダンサーの黒田育世さんが、この絵本をもとに「ちいさな死神くんとあの木の上のお星さま」というダンスを創作されました。2024年6月に東京都調布市で初演されています。私は、ダンスを観る機会は無かったのですが、原作の絵本を手に取ってみることにしました。

(2)感想(少しだけ)

 本作は、題名に「死神くん」とあるように、生と死を扱う物語です。大人である私は、物語自体はスラスラと読み進めることが出来ました。一方で、半分くらいは、絵を楽しんだように思います。上にリンクしたWikipediaによると、「線の達人であると同時に雰囲気の達人」と評された、とあります。

 そして、私は、親戚の子どもに絵本を贈ることがありますが、こうした「死」を扱い、「死」について考える本については、(特に親御さんから)どのように受け止められるか分からない部分があり、少し考えてしまいます。
 今回、個人的に読んでみて、「死をどのように受け止めるか」について、私は、1つの視点を貰ったような気がしましたし、予想外に明るい気持ちになりました。(詳しい内容は伏せます。)

 また、ダンスは詳しくないのですが、今後機会があれば、この絵本を題材とした黒田育世さんのコンテンポラリー・ダンスも観てみたいです。

■最後に

 絵本の紹介でしたので、もう少し手短であった方が良かったかもしれません。最後になりましたが、冒頭の画像は「死神」で、山根あきらさんの作品を使用させて頂きました。ありがとうございました。
 本日は、以上です。

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