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書店の自殺

書店は、出版の自由のために戦わないのか?

書店は死にました。


キャンセル・カルチャーの集大成
脅迫のトランスジェンダー本「安全確保できぬ」書店で販売自粛広がる アマゾンは総合1位


こんな所で書店がAmazonに席を譲ってどうするのかと…


屈する書店、 屈しないアマゾン。 それでいいのか?


え……『トランスジェンダーになりたい少女たち』、おそらく手作りと思われる帯がついていたのですが…(蛍光ペンで文字にラインがひかれている)
アライの書店員さんの苦肉の策なのか?(本は棚に一冊ささってるだけ。発売日前だからか、セルフ検索機には引っ掛からなかった)


いくら自称本好きが「書店とは本との偶然な一期一会の出会いを楽しめる場で~」だのとろくろ回したところで、書店員が赤ペン先生で購買意欲を削ろうと試みるようでは台無しだよな。これはAmazonに駆逐されるのも当然の末路だ。



30数年前、出版業界に入ったとき、研修で取次を回った。

当時は、日本のヘアヌード解禁間近で、よく写真集や雑誌がわいせつで発売禁止処分を受けていた。

取次の人は、こう「出版の心」をさとしてくれたものでした。


「取次のわれわれも、わいせつで警察の取り調べを受けるんです。嫌なものですよ。でも、われわれは、出版物をそのまま流通させるのが仕事です。それが出版の自由を守ることですから。警察に嫌味を言われようが、それが使命です」


「かっこいい!」と感激したものだけどね。

そういう「出版の心」が、もうなくなったんだねえ。

書店は潰れていいよ。消えてくれ。アマゾンがあるから。



<参考>


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