失敗しながら道を開け|賞応募作の裏話
ほんとうにそれでいいのか?
さきのフレーズは、わたしが書いたこちらの作品に出てくる。
この作品は、藤原華さん主催のコンテスト「なぜ、私は書くのか」に応募したものだ。
今回は、コンテストの応募作には書ききれなかったことを供養する。
わたしが勇気づけられている出版社がある。
「点滅社」という出版社で、屋良朝哉さんと小室ユウヤさんのふたりが経営している。
ふたりとも点滅社を立ち上げるまでは本の編集に携わったことはおろか、ちゃんとした就職経験もなかった。屋良さんは精神疾患