楽曲を聴いて初めて顔をクシャクシャにして泣いた話。 「HIKAKIN & SEIKIN - コール」
みなさんどうも。かけんです。
昨日、ある楽曲を聴いてめっちゃ泣いた話をします。
その楽曲は、HIKAKINさんとSEIKINさんの新曲、『コール』です。
優しくて包み込んでくれるような曲調に素敵な歌詞が合わさり、心に直接響いてくる。そんな楽曲だと思います。
伝えられるうちに、電話ででも声を届けてほしいと歌に言われているような気がしました。
公開されたのは知ってたんですが、バイト云々で見れててなくて。。。
家族が寝静まったあと、1人のゆっくりタイムでようやく昨日拝聴。
引用した歌詞の部分が来たとき、ちょっと色々思い出して泣いてしまい、ティッシュと友達になりました。←
ここからは楽曲を聴いて思い出したことについて書いていきます。完全な自分の過去の話かつ良い話ではないので、心の元気のある方、興味ある方だけ読んでくださったらと思います。
良かったら『コール』聴いてくださいませ。
はい、完全な自分の話に入りますね。
しっちゃかめっちゃかな文ですが、ご容赦ください。。。
私の父が入院してた頃の話をしたいと思います。
(私のnoteを以前から読んでくださっている方はご存知かと思いますが、私の父は2022年の8月に亡くなっています。)
病院嫌いの父、脳腫瘍での入院の際、「病院暇やから嫌やわ〜」と言ってました。いやそんなこと言ってられへんからと思いながら、送り出しました。
ですがあまりにも病院生活が嫌そうだったので、ある朝電話を入れてみました。
父は言語を司る部分に腫瘍ができていたので、うまく話せないというのもありましたし、負担にならないように1、2分と自分で決めて電話しました。
父は電話が嬉しかったようで、直接は言わなかったけど声が少しはずんでいたように思います。
そこから毎朝電話。せめてこの電話を楽しみに、病院で過ごしてくれればと思っていました。
でも本当は電話したくなかったんです。
入院中に気づいた父親の圧。
父は思った通りに行かなかったら、すぐイラつきが出てしまう人でした。父の思うように動かないと怒らせてしまうから、常に父の顔色を伺い、先回りして動いていました。
でも入院中は心に圧を感じなかったです。
ものすごく楽でした。
それに大学生になり、いろんな人に会っていく中で、人のことを考えて動く代わりに、自分の気持ちがわからないままになっていたと気づきました。
言い方は悪いけど、このまま父の言いなりになってると、多分ダメな人間になるなと思ってしまったんです。
だから極力関わりたくないと思っていました。(自分の親なのにね)
一回病院から帰ってきて(ほんまはあかんけど帰らな父が納得しなかったから帰った)、もう一回行く日、元気のない声で「電話してや」と一言。
それに私が「おう」と勢いで返事をしてしまいました。
あ、返事してしまった。。。
これで電話しなかったら約束破ることになるやないか。
と自分に喝を入れ、入院中は嫌でも毎朝決まった時間に電話を入れ続けました。
今日は元気?とか父が簡単に返事ができるような質問をしたり、前日の出来事を伝えるとかで1、2分話しました。
うん、頑張ったで自分。。。←
時間は短いけど、毎日だからめっちゃ話した感覚です。
流石に重たくなるから履歴は消しましたが、スマホの電話帳には父の番号がずっと残ってます。電話したな〜ということを思い出すためでしょうか。なんでかわかりませんけど、なんとなく消せません。笑
亡くなる前にできるだけの会話はしたはず。後悔はないです。
時間的には短いし、内容も深くはないけど、しっかり話せたから。
声を届けること、めっちゃ大事なんだなと今になって思います。
ここまで長いこと書いてきましたけど、『コール』という歌のおかげで父と毎日電話したことを思い出したという内容でした。
曲を聴いて顔クッシャクシャにして泣いたの初めてです。笑
好きな楽曲が一つ増えて嬉しいです。
これからも後悔が残らないよう、思い立った瞬間に大切な人に声を届けていたいと思います。
ということで今日はこの辺で
では〜(^^)
もしよろしければお願いします!