一緒にいると楽しい人、疲れる人 ~自分の言葉で表現できる人には魅力がある~#読書感想
この本を手に取ったきっかけは
「最近、私のトーク力下がってきてる?」って思ったことがはじまりだった。
特段、この本の題材としてる。「人間関係の悩み」や「人生を豊かに生きるには?」ということに共感を得たわけではなかった。
私が最初に「トーク力が下がってる?」と思ったのは、久々に開催された会社の飲み会だった。
その日も楽しい飲み会だった。楽しく終わった。
ただ、私自身違和感を少し感じたのは「若干の無言になる時間」がしばしばあった。
この無言は「私の中で次の問いかけが思い浮かばない」今までそんなことなかった。問いかけや膨らます会話が出てこない。
飲み会が終わった後、みんな「いい会」だと思ってくれたのだろうか?
せっかくプライベートで開催された飲み会。どうせなら「一緒にいて楽しい会」したい。
そんな経緯からであったのがこの本だった。
この本でこの悩みは解決されるかわからなかったが、自分の引き出しの一つにはなるんじゃないかと思った。
概要
感想
「楽しい人」「疲れる人」を細かく分解しされていて読みやすかった。
特に「楽しい人」に関しては楽しい人に共有する「行動論」と「精神論」に分けられていて日常のなかでかなり試しやすいようになっていたと思う。
私は精神が成熟していない状態で「これをやれば誰でも好かれる!」のような「小手先の技術」をそのまま使うのは好きじゃないので、今回は読むときは楽しい人の「精神論」の部分に注力して読んでいた。
本を読み進めながら「自分はできているだろうか?」「自分の思う魅力とはなんだろう」と内生しながら読み進めるきっかけをくれたのでとてもよかった。
好き-1
気持ちのいい人は、”正直な人”
私が特に好きなのは「あとに引きずらない嘘なら、必要なときはOK」というところ。
つまり、「あとを引きずる嘘はNG」ということ
私の中ではこんな解釈をしている。
人を傷つけずあとに引きずらない嘘
・人から聞いた大切な話を第三者に聞かれたときに知らないと答える嘘
人を傷つけずあとに引きずる嘘
・自分がやらかした事柄を大切な人にあえて伝えない嘘
あとに引きずるとは、「後ろめたさができる嘘」だと思う。
後ろめたさがひとつもなく人と接している時はめちゃくちゃ気持ちいい感覚はある。そういうか?そういうことなのか。
好き-2
自分の言葉で表現できる人には魅力がある
逆に自分の言葉で表現できていない人は魅力が薄いという解釈。
私の会社に、「それ〇〇の本で書いてあったことそのまま話してます?」って思う人がたまにいる。
まだ、本に書いてあることを実践するのはとても好感が持てる。
そして、さらに「自分の言葉に落とし込めている人」はより魅力に感じる。多分これも似たようなことなんだと思う。
この章を読んで「あ、じゃあ。ありがとうには”ほんとに”をつければいいんだ!」という言われるとそういうわけではない。
自分の言葉で。自分の感情を言語化して一言添えれるかが重要。
そう感じた。
私は自分の感情を突発的に言語化するのは苦手だと思ってる。
正しくは言語化するのに人より少し熟孝する。
次の飲み会では
「会話のテンポが少し遅れても一言添えるようにすること」だけ。この一点だけを意識して臨んでみようと思った。