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未来の支出も記帳して、予算生活に見通しを
先々の支出は、忘れないうちに記帳を!
「◯月◯日に引き落とします」といった、支払いの通知などは、手帳にメモをしたりして、実際に引き落としがあった際に家計簿につけるようにする方が、正確な家計簿記帳です。特に、紙の家計簿では、時系列に並べて記帳しないと、なんだか気持ちが悪かったり、正確性がなくなってしまうので、どうしても先々の記帳については、その時を待って記帳する。そんな経験がある方もいるかもしれません。しかし、やはり支払日がわかった時に前もって記帳してしまった方が、忘れることもないし、いろいろな点で楽です。
kakei+では、デジタルの利点を活かして、先々(未来)の記帳ができるようになっています。水道代(隔月)、電気代、ガス代、固定資産税や大学の授業料(前期・後期)など、引き落とし日があらかじめわかっているのであれば、わかったその時に記帳することができます。
kakei+での実際の記帳方法
未来の支払いを記帳する場合、「記帳・支出」で記帳をする際に、カレンダーで支出予定の日付を選んで記帳をします。これだけでOKです。未来の日付で記帳した際には、以下の点をご確認ください。
1. 実際の支払いは、指定した日付で行われるため、口座の残高は指定日まで減りません。
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2. 支払日を迎えなくても、記帳をした時点で、該当月・年の集計表には反映されます。
学費のように大きな支出を記帳して、年集計を見ると、剰余累計を確認できます。学費納入月以外の教育費は黒字でも、一年を通してみると予算内に収まるかどうかの予測を立てることができます。
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3. 未来の日付での記帳状況の確認や編集をするには、「口座・一覧」の該当口座の名称を押すと、「履歴」が見られます。また「当座帳・一覧」から日付を指定して確認できます。
*翌年の記帳については、来年の予算を設定すると記帳できるようになります。
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*未来の記帳という点では「繰り返し設定」機能も存在しますが、繰り返し設定は「毎月〇月〇日に、当座帳・記帳(支出)で記帳する」といったルールを設定するものなので、指定した日にならないと実際の記帳がされません。記帳されるまでは集計表にも反映されませんので、ご注意ください。
まとめ:支払日や金額がわかった時に記帳しよう!
未来の記帳について、やり方を説明いたしましたが、いかがでしたでしょうか。デジタル家計簿の利点でもある柔軟さが、手書きの家計簿との大きな違いです。そのため、記帳漏れ、記帳忘れがぐっと減るはずです。また今回紹介した、未来の記帳は、該当月の集計表に反映されるので、予算の進捗もハッキリします(「繰り返し設定」での未来の記帳は、設定日に記帳されます)。なので、今支払う予定のない支払いでも、支払日(引き落とし日)や金額がわかっているのであれば、今のうちに記帳しておきましょう!