全文無料公開の冲方丁『アクティベイター』読んだら面白くて、そしてある妄想が”アクティベート”された件


こちらで読ませていただきました。↓
https://note.com/shueisha_bungei/m/mff26d5a978a4

現代東京を舞台とした、ノンストップ・アクション・サスペンス。わざわざ自分なんかが長々感想を書くまでもなく面白いので、まあ長々感想を書くことはしませんが…………一つだけ、どうしてもお伝えしたいことがあり、久々にnoteにログインした次第です。

(以下、敬称略。また小説の内容に若干触れます。)

亡命を希望し、中国から飛来した最新鋭ステルス爆撃機。その対応のため、空港警察に仮設された対策本部に各省庁から派遣された官僚が勢揃いする場面まで読み進めたとき、私はふと思いました。


この小説、もし実写映画化されたら、絶対”官僚の誰か役”で香川照之がキャスティングされそう……。


こうなるともう、脳内では存在しない実写映画版の映像が浮かんで仕方ありません。

みるみるうちにキャスティングの妄想は進み、

鶴来の部下の吉崎は高良健吾かな、とか。

防衛装備庁の香住は國村隼かな、とか。

やっぱり真丈は岡田准一っぽいな……とか。


もう小説を読んでいるのか邦画を観ているのか自分でもよくわからなくなってきます。

あと先にも挙げた重要な役回りの官僚は香川照之でしょう。(←さも当然のような口ぶり)

大和田○務ばりの熱演で、ある人物の指名手配を主人公の一人に迫る香川照之。

渋々ながら早々に自分の組織である入管庁に引き上げる香川照之。

遠回しな言い方で取引を持ちかける外務省幹部の香川照之。

なんなら官僚の何役かは全部香川照之でもいい。そう思うと、読みながら脳内では複数の香川照之が掛け合いをしている(CG合成的な)映像が浮かんでしまいます。



そういうわけで私は、冲方丁『アクティベイター』を読んで、実写映画化キャスティング妄想がアクティベートされました。

もし同様のアクティベートを受けた方がいれば、コメント欄にその妄想キャスティングを残していただけると助かります。というか私が喜びます。とても。


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