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「おかあさんといっしょ」スタジオ収録を見守ったママが感じたこと、想ったこと。

以前「おかあさんといっしょ」
スタジオ収録
へ参加してきたのですが

詳細は SNS投稿NG となっているので


今回は、

スタジオ収録を見守った母の感想、
思ったこと、感じたこと
備忘録です。



娘にいつ伝えるか問題


保育園に通っていることもあり
いつ風邪をひいてもおかしくない状況で


「せっかく楽しみにしていたのに
風邪をひいて参加できなくなった…」

なんてことになったら
あまりにも可哀想だということで、

スタジオ収録に当選したことは
直前まで知らせずにいました。


知らせたのは、直前も直前。

渋谷駅からNHKスタジオに向かう
バスの中
でした。


さぁ!娘の反応や、いかに


「じつはこれからね、
おかあさんといっしょに行くよ!」

「テレビの中に入れるんだよ!」

娘の反応は・・・・・・・

「・・・・・・・・
・・・やったぁーーー!(棒読み)」

からの、引きつった顔。


(あれれ?思ってた反応と違う〜)

「今どんな気持ち?」と聞くと

「楽しみ だけど、はじゅかしい」と。


歌と踊りがとっても大好きで
「テレビの中に入りたい!
と よく言っている娘ですが、

3歳も後半。

「恥ずかしい」という感情
いっちょ前に芽生えていました。


さらに、そのあとにひとこと

「もう戻ってこれないの?」と。



── かわいすぎる。。。

テレビの中に入る=もう出てこれない

と思っているようでした。



あ、先に結果を申しますと、

この瞬間から → 収録が終わるまで、
終始 緊張しっぱなしの娘でした。



普段からお調子者で、おてんばで
保育園でも毎日ニコニコなのですが

いつもの笑顔はいっさいなし!

「早めに伝えておけば良かったかな」
と思いつつも

3歳にして「恥ずかしい」気持ちや
緊張を覚えた娘の姿が、愛おしくて。


いざ、収録へ!


ママと離れて、他のお友達や
おにいさん・おねえさんの輪の中で
一生懸命にがんばる姿に、

ママはずーーっと胸キュンでした。


お調子者が過ぎて注意される子、
泣いてママから離れられない子、
緊張感ゼロで全力で楽しんでいる子。

いろんなお友達がいました。



まるで「小さな子ども社会」


オープニングの映像を思い出すと
すぐに分かってもらえると思いますが、

おにいさん・おねえさんを囲むように
子どもたちが座っていますよね。


スタジオで席への誘導が始まると

歌のおにいさん・おねえさんの近くに
ダダダー!!!っとかけよる子がほとんど。


きっと、
気合い・熱の入ったお母様から

「ぜったいに真ん中に行くんだよ!」
「おにいさん・おねえさんの横に行ってね!」

熱心な教育がなされているものだと、
お見受けしました。笑


いや、そりゃそうですよね。


歌のおにいさん・おねえさんの近くは
カメラがたくさん寄ってくれるので、

テレビに映れる可能性が大大大!!!


せっかくならば、わが子がテレビに
たくさん映ってほしい!
というのは
当然のことだと思います(^^)



ただ、うちではその教育は特にせず


家でテレビを見ながら、バレない程度に

「もし、娘ちゃんだったら
どのお席に座りたいって思う?」

と、何度か確認はとっていました。


「えぇ〜〜どうしようかな〜〜♪」
と楽しそうに迷いながらも、

答えは毎回おんなじ。

「体操のおねえさんの隣がいい!」
と。


とはいえ、とても心が優しくて
「私が私が!」と強く行けないタイプ。


なので 収録前に、あらためて
「好きなところに座っていいからね♪」
と、後押ししていました。



そしてはじまった
子どもたちによる "椅子とりゲーム"。


少し離れた保護者席から
「うちの子、どこに座ったかな〜?」
とキョロキョロしてみますが、

他の子たちに埋もれて、見えない娘。



他の子たちが、ダダダー!!っと
お目当ての席(ほぼ全員がセンター席)
に向かって走りだして

5秒ほど経ったころ。


・・・(ポツン……)


子どもたちが一気にはけた場所に
ひとり取り残されて

(ポツン……)

と立っている娘の姿が。



「ぅ…ぅっ……かわいすぎる。。」

はい、親バカです。


頭の上から「どうしよう…」という
吹き出し
が見えるくらいに、
呆然と立ちつくしているもんで。

すぐにでも抱きしめたくなるくらい
なんだかとても健気で、いじらしくて。


言うなれば、そこはまるで
"子どもによる、小さな子ども社会” で、


その "子ども社会" で一生懸命に闘った
けれど、負けてしまった。

そんな感じ。笑


ポツンっと立っていたけど、次第に
小刻みにキョロキョロと不安そうになり

すると、

歌のおにいさんが「あのお席にどうぞ」
(って言ってくれたのかな?)

私まで声は聞こえなかったけど、
空いているお席を指さして
娘に教えてくれていました。

あぁ、感謝。



闘いに勝てなかった娘


「どうしてポツンと立ってたの?」

あとから聞いてみると、

「体操のおねえさんの隣に行きたかったけど
他のお友達が行ったから、行けなかったの」

と。

娘なりにがんばった結果の
(ポツン)だったようです。



きっと、娘のあたまの中には
「体操のおねえさんの隣に座る」
という計画しかなかったので

そこに座れない!となった瞬間に
「どうしよう」と
あたまが真っ白になった
んだと思います。


緊張もしていたし、余計に。



保育園でも
お友達に「どうぞどうぞ」と譲ったり
お友達の気持ちを考えられる優しい子

ではあるのですが

思っていた以上に控えめな姿に、

ちょっぴり驚いた母でした。



感動。ひたすらに泣ける現場


保育園の発表会とは また違い、
「はじめまして」の人たちに囲まれて
カメラを向けられての、特殊な環境。


その中で一生懸命にがんばる姿に
わが子の成長を感じて

収録ラスト10秒ほどで、涙腺崩壊。


エンディングで降ってくる風船
子どもたちが大喜びで拾っている中

私は涙が止まらなくて、

しかも「うるうる」とかじゃなくて
ガッツリパターンのほう。


────

▫️娘の成長が見えたことへの感動。

▫️私が元々「おかいつっ子」で育ち
「歌のおねえさんになりたい」と
言っていたくらいに大好きな番組に、
娘と連れて来れたことの感慨深さ。

▫️おにいさん・おねえさん達の
あまりのプロの仕事っぷりへの尊敬。

▫️さすが国民的幼児番組とも呼ばれる
とてもあたたかくて、アットホームで
優しいスタジオ雰囲気への感謝。

そして、

▫️「テレビの中に入りたい」という
娘の夢を叶えることができた嬉しさ。

────


いろんな感情がごちゃ混ぜになって
ひとことでは言い表せない気持ちで、

とにかく涙が溢れて溢れて
とまりませんでした。



長い長い文章になってしまいましたが、
内容としては、ほんの一瞬のできごと


本当は、まだまだまだまだ
書きたいことは山のようにあります。が、

これまた日本中の子どもたちへの配慮で

今後収録に参加されるお子さまの
感動を奪わないように、SNS投稿はNG


という旨のお約束がありましたので、

(どこまでも子どもファースト。素敵)



これ以上の記載は控えますね。


ただ、
この日の気持ちは一生忘れたくないので


収録に参加した親目線で感じたことを、
走り書きですが、残してみました。



誰の何の役にも立たないnoteですが、
ここまで読んでくれた方がいたのならば、

本当にありがとうございます💐


そしたら、また🕊️


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