見出し画像

糖質制限ダイエット(ケトジェニックダイエット)とは


糖質制限(ケトジェニック)とはもともと「てんかん」の治療を目的として炭水化物の摂取比率や摂取量を制限する食事療法の一種です。

その名の通り糖質を多く含む食材を減らしたダイエット方法となります。

なぜ糖質を減らすと痩せるといわれるのか。
これは糖質を摂取し、血糖値が上昇したことにより

インスリンというホルモンが分泌されます。
このインスリンが太る原因といわれているためです。
インスリンは血液中の糖質を細胞に取り込むよう命令を出すホルモンで、血糖値が高いほど多く分泌されます。
このインスリンの働きによって、血液中の糖は全身の細胞に取り込まれます。(その結果、血糖値は下がります。)

取り込まれた糖は主に活動エネルギーを得るために消費されます。しかし、余ったぶどう糖は脂肪細胞に取り込まれます。
この余った糖は、インスリンの働きによって脂肪に変えられて蓄えられます。

「糖質が太る原因」といわれる理由は、糖質を摂り過ぎて余った分が脂肪に変換されて蓄えられることが原因なのです。

現代の日本人は活動量が少ない割に、エネルギー源である糖質を過剰に摂取する傾向にあるため太る原因となりやすいです。

ただやり方を間違えると、体調不良や、筋肉量を減らし代謝を下げ、その結果リバウンドしてしまうなどのリスクが高いです。
また、穀物などの栄養価の高い食品を摂取しないことで栄養不足にもなりやすい、動物性食品も多くなりやすい傾向から健康被害にも繋がりやすいでしょう。個人的な意見では長期の取り組みはオススメできません。
※インスリン抵抗性など、糖質の摂りすぎにより起こった疾患などがある場合は例外

まず糖質制限というのは曖昧なくくりで、ご飯一杯減らすだけでも糖質制限になりますし、糖質を限りなく0に近いところまで減らす事も同じ糖質制限です。オリゴ糖などの腸内に良い働きをもたらす栄養も、血糖値をほとんど上げないですが、糖質に分類されます。

今回はその中でもより糖質の摂取を抑えた食事方法をご紹介します。

ケトジェニックダイエット


ケトジェニックダイエットとは、糖質を抑えることによって、エネルギー源が

ケトン体という物質になる事で効率よく脂肪を燃焼する方法です。ケトン体とは簡単にいうと脂肪を燃やして作り出されるエネルギー源の事です。
糖質をほとんど摂取しないことにより、体のエネルギー源が糖質ではなくケトン体となるのです。

逆に中途半端に糖質を減らす、糖質制限は更にオススメできません。
なぜかというと中途半端な糖質制限は、エネルギー源が糖のままで、エネルギーを得るために糖新生という糖質以外の物質から補おうとする反応が起こり、その結果筋肉の分解が起こりやすいのです。

その点ケトジェニックであればケトン体が主なエネルギー源となるため、糖新生が起こりにくくなり、筋肉の分解も抑えられます。
また中途半端な糖質制限は、低血糖によるフラつきなど体調不良も起こりやすいです。

以上の点から、糖質制限をするのであれば
しっかりと糖質を抑えたケトジェニックダイエットの方がダイエットとしては効率的です。

次の記事では、ケトジェニックの詳しい食事方法をご紹介します!

いいなと思ったら応援しよう!