【医療的ケア】介護福祉士ができる喀痰吸引はどこまで?
みなさんこんにちは!
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今回は、「介護福祉士ができる喀痰吸引の範囲」について分かりやすく解説します!
第32回 介護福祉士過去問 医療的ケアより
介護福祉士が医師の指示の下で行う喀痰吸引の範囲として、正しいものを1つ選びなさい。
咽頭の手前まで
咽頭まで
喉頭まで
気管の手前まで
気管分岐部まで
介護福祉士 喀痰吸引についての解説
医療用語では、喀痰(たん)を吸引することを喀痰吸引といいます。
気道(空気の通り道)に喀痰が詰まってしまうことで、最悪の場合窒息してしまう可能性もあるため、医療現場において、喀痰吸引は欠かせない技術になります。
喀痰吸引は医療行為であるため、基本的には医師または看護師しか行うことができません。
しかし、平成24年4月から、一定の研修を受けた介護職員等も、条件付きで喀痰吸引を行うことができるようになりました。
介護士が行うことができる喀痰吸引
研修を修了した一部の介護士であれば、医療的ケアとしての喀痰吸引を行うことができます。
この場合、医師の指示の下、「咽頭の手前まで」を限度に喀痰吸引が可能です。
研修を修了した介護福祉士に認められる医療的ケア
口腔内の喀痰吸引
鼻腔内の喀痰吸引
気管カニューレ内部の喀痰吸引
胃ろうまたは腸ろうによる経管栄養
経鼻経管栄養
介護職としてキャリアアップを目指していきたい方は、医療的ケアができるようになりましょう!