認知症ってどんな病気?②脳血管性認知症
②脳血管性認知症
脳の一部が壊死することによる認知症です。脳梗塞や脳出血の後に見られることが多いです。男性の発症割合が高いです。
アルツハイマー型と違って、段階的に症状が進んでいくのではなく、まだらに認知機能が低下します。脳梗塞などを発症しているので、肢体不自由や麻痺が残ることもあります。
介護職は、利用者様本人のケアが第一ですが、家族の気持ちにも寄り添っていかなくてはなりません。
脳血管性認知症は、元気な方が急に脳梗塞等で倒れてなることが多いので、本人はもとより家族は急な状況の変化にさらされることになります。
症状の中に、感情の起伏が激しくなるというものもあります。
ですが、傍から見させていただいていると、ご自身の状態の変化が理解できずに、いらだちをぶつけている方も多いかと思います。
特に高齢の男性はご自身で家族を養ってきた世代ですので、いらだちはどうしても家族に向かうことが多いです。
急性期病院→リハビリ病院→在宅復帰または施設と段階を踏むことで、落ち着いていかれるのですが、受け入れられなかった様子が見られる場合、介護職はケアに入りながら家庭の中にも問題が起きていないか目を光らせます。
これも大切な私たちの仕事です。
この認知症は、リハビリなどを経て前向きな気持ちになる方も多く、在宅に戻られた方のケアに入ると、『自立支援のお手伝いができてるな』と、嬉しい気持ちになることも多いです。やりがいにつながりますね。
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